【選手ブログ】 2021-2022 シーズン
平井 一徹 - Virginia Commonwealth University
2021/06/19
皆さんはじめまして。僕の名前は平井一徹といいます。
三菱養和scで中学・高校の6年間を過ごし、今年度からバージニア州リッチモンドにある NCAA D1 Virginia Commonwealth Universityへの進学が決まりました。(以下VCU)
夏季授業を受けるため5月に渡米してから1ヶ月が経ちました。今まで実家暮らしだった僕にとって最初の1ヶ月は慣れないことばかりの日々でとても大変でした。今は9:00から12:00の授業、13:00から16:00の授業を受けています。現在は大学の練習が日中にあり参加できないのでVCUの選手なら登録外でも練習参加ができるRichmond Unitedに受け入れてもらい練習をしています。授業終了から練習までの間にその日の課題と練習の準備をしてから20:15-21:45の練習に参加します。22:30に帰宅後、夕飯を済まし、洗濯に洗い物、課題が終わっていなければ夜中までやって終わらせ、翌朝の授業に向けて準備します。
こう見るとハードな日常を過ごしているように見えますが、自分では疲労を感じながらも毎日充実した日々を送れていると思っています。授業・サッカー共に慣れない英語、課題も英語。今までに経験したことのない日々を経験できているからこそ、その日々が間違いなく自分の成長に繋がっていると思います。
もちろん辛いこともたくさんあります。自分の意思が相手に100%伝えられない。相手の意思の本質が100%自分に伝わっていない。だからこそこれらがモチベーションとなり日々頑張れます。
アメリカ1年目はチャレンジの年にしたいと思っています。何もかもが初めての経験。やれるだけのチャレンジをしてたくさん失敗をしたいと思います。アメリカに来たからには毎日素晴らしい日々にしたい。試行錯誤を繰り返し、生き抜く力をつけたいと思います。
1年目からスタメンを勝ち取り全米出場・全米制覇に貢献したいです。VCUのGKに素晴らしいライバルがいます。そのライバルに負けずに大和魂を持って食らい付いていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
平井一徹
松久 栞南 - Virginia Commonwealth University
2021/07/04
今年の9月からVirginia Commonwealth University に入学する松久栞南です。
渡米してから一ヶ月が経ち、まだまだ慣れないことも多いですが、同時に新しい場所でスタートを切れたことを嬉しく思います。
一年目の目標としては、まずは負けない体づくりをし、スタメンで試合に出てチームの勝利に貢献することです。常に前向きに、何事にもトライしていこうと思います。
遠藤 双師 - Louisburg College
2021/11/29
こんにちは!2020年8月からノースカロライナ州にあるルイスバーグカレッジに留学している遠藤双師です。
私は今大学2年生でアメリカに留学してから約1年半が経ちました。これから私がアメリカに留学して感じたことを書いていきたいと思います。
まずは学業の方について話していきます。
ルイスバーグカレッジは全校生徒合わせて500〜600人程度の小規模の学校です。そのため日本人である私は周りの人から名前や顔を覚えてもらいやすく、私に話しかけてくる人が沢山いました。留学して1ヶ月間は相手が何を言っているのか全く理解出来なくコミュニケーションを取る事がとても大変でした。授業も見慣れない単語や聴き慣れ無い言葉がほとんどで何を言っているのかわからなく(今でも少しそうですが)ただ授業に行って帰ってくるという日々を過ごしていました。そのため授業で理解出来なかった事を寮に帰り、理解できるまで復習しての繰り返しを送る日々でした。コミニケーションをとることすら難しく、授業も全く理解出来なくて最初の1ヶ月間は本当に苦労しました。サッカーのシーズン期間は大体水曜日と土曜日にリーグ戦があり、その中で勉強とサッカーを両立させることは精神的にも体力的にもとてもキツかったことを覚えています。1年半経った今では日常生活に困らないぐらい英語を話せるようになりました。勉強面ではまだ苦労していますが最初のセメスターに比べて成績が少しずつ良くなり成長しているのを実感できます。引き続き勉強を頑張り成績向上できるよう頑張ります。
次にサッカー面について話していきます。アメリカに来て1番驚いたのは相手チームの身長が2メートル越えの選手が当たり前のようにいる事に驚きました。自分は180センチあり日本では身長は高い方ですがアメリカでは普通ぐらいの身長でよく自分より身長の高い相手とマッチアップする時上からボールを叩き落とされたのを覚えています。でもこのおかげで自分より身長の高い相手とマッチアップする時に駆け引きしたりする事でまだまだ発展途上ですが自分より高い身長の相手でも戦えるようになりました。
そして私の一年目のシーズンは全米大会に出場する事が出来てチームは全米大会グループステージ2戦目で負けてしまい全米大会で勝つ事の難しさを体感する事が出来ました。レベルの高いチーム、選手達と戦えて自分のレベルアップにつながる良い経験でした。個人としてはCBとして全試合スタメンで出場して4ゴールを決める事が出来ました。そのうち3ゴールはヘディングで決め、身長の高い相手との対戦のおかげでいろいろ学ぶ事が出来てセットプレーで点を決める回数が増えたと思います。
そして私の2年目のシーズンはとても悔しいシーズンとなりました。チームはリーグ戦優勝、ノースカロライナ州のトーナメントで2年連続でチャンピオンになりましたが全米大会の一つ前の隣の州とのチャンピオンシップでPKで負けてしまい全米大会まであともう一歩だったのでとても悔しいシーズンとなりました。個人としてはカンファレンスのFirst チームに選んでいただきました。今シーズンでは全米大会に出場する事の難しさを痛感し、1年目に全米大会に出れた事がどれだけすごい事だったのかを改めて感じる事が出来ました。
これで私のルイスバーグカレッジでの公式戦は終了してしまいましたがSpring シーズンではD1の4年制大学と試合ができるのでそれに向けて準備していきます。
そして、次の目標としてD1の4年制大学にトランスファーを希望しているのでサッカーと勉強を高いレベルで両立出来るよう日々努力していきます!
遠藤双師
小川 琉星 - Hesston College
2021/12/06
こんにちは。 現在、カンザス州にあるヘストンカレッジに留学中の小川琉星です。私は2021年の1月からアメリカに渡り、現在が2学期目となります。多くの人のサポートのおかげで私の現在の留学生活があります。ありがとうございます。
私が所属しているヘストンカレッジは生徒数が少ない小規模短期大学で、カンザス州の中心に位置します。留学生の割合も高いのも特徴です。
1学期目はとても大変でした。日本国外に出たことがなかった私は気候、文化、言語、全てのことが新鮮でした。初めはチームメイト、コーチ、先生とのコミュニケーションもうまく取れませんでした。授業では未だについて行くのに苦労する場面があるので、これからも頑張りたいと思います。
ヘストンカレッジのサッカーのレベルは正直言って高くありません。今シーズンはプレーオフの一回戦で負けてしまいました。コロナウイルスの影響で2020シーズンが今年の春に延期した為、留学初年度で2シーズン経験することが出来ました。今シーズンは全試合に出場し、Conferenceの1st teamにも選ばれる事ができました。文化やレベルの違いで苦労することも多いですが、来シーズンから新しい監督が来るので、個人としてもチームとしてももっと良い結果を出せるよう頑張りたいと思います。
最後に、、、
私は他の Zero-Zero の方々と比べて目立った選抜歴や戦歴がありません。神奈川県の公立高校でプレーをし、引退後すぐに社会人チームに渡米直前まで所属していました。そんな私でも全試合出場、ベストイレブンに選ばれることが出来ました。なので、これから留学する方、留学を検討している方に私の活躍が良い刺激になれば嬉しいです。未だに他の Zero-Zero の方々とは大きな差を感じますが、追いつけ追い越せの気持ちで2年目も頑張ります!
小川 琉星
市川 颯馬 - University of Central Arkansas
2021/12/13
こんにちは、帝京高校出身の市川颯馬です。今年の8月からアーカンソー州にあるNCAA D1のセントラルアーカンソー大学に通っています。
私が渡米してきてからの約4ヶ月は初めて経験することばかりで、目まぐるしく、やっといま落ち着いて振り返れるという感じです。自分の人生の中でも一番新鮮で刺激的な日々だったと感じています。
そんな日々を象徴する出来事がまず渡米前に起こりました。渡米直前のコロナPCR検査で陽性が出てしまったことです。これが原因で授業開始、そしてチームの始動日に間に合うことができず、少し不安を抱えての渡米でした。
それでも多くの方々のサポートを借り、チームメートは温かく自分を迎えてくれて、無事アメリカでの生活をスタートすることができました。本当に感謝したいです。
今セメスターで一番感じたことは、タイムマネジメントの重要性です。ただでさえ課題が多く、かなり大変な学業面にスポーツという大きな要素がプラスされる Student Athlete は、特に意識しなければいけないなと思いました。
でもこれほどの大変さは日本語を使える環境では味わえないと思うので、自分の成長をひしひしと実感できるのはすごく楽しく、確実に自分にとってプラスになっていると感じています。
サッカー面では、チームは惜しくもカンファレンス準優勝で全米大会を目前に敗退してしまいました。自分としては、思っていたよりも通用する部分が多く、渡米直後よりは周りからの評価を上げられたんじゃないかと感じたシーズンでした。しかし、自分よりも結果を出しているフレッシュマン(一年生)もいるので、さらに結果にこだわらなきゃいけないとも感じています。
まだ自分は大学生活をかじったくらいしかアメリカで過ごしていませんが、日本では味わえない刺激的な日々を無駄にせずに、これからも頑張っていきたいと思います。
市川颯馬
君島 克佳 - University of Central Arkansas
2021/12/20
こんにちは。桐蔭学園高校出身の君島克佳です。つい先日、University of Central Arkansas を卒業しました。この場を借りて、関わってきた人達に感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございました。
勉強面では、CUM LAUDE (GPA3.5以上) の生徒に認定され、Business, Marketing のメジャーを終了することができました。
この一年、サッカー面では、色んな面で精神的にタフでいなければならなかったためか、在籍した四年間で一番長く感じました。夏の期間には三つのプロチームに参加していずれも良い評価を得ることができましたが、人生初の肉離れを二度もしてしまいました。それにより、大学ラストシーズンも半分しか関われませんでしたが、復帰戦のオーバータイムで決勝点をアシストできて、チームメイトと勝利の喜びを分かち合えた時は、やっぱりサッカーって最高だなと心の底から思いました。
四年前、僕はもともと日本の大学に行く予定がありましたが、それを変えてアメリカに行くことを決意しました。その際、未来の自分がこの決断をして良かったなって思えるようにすることを目標にしました。今現在、大学は卒業しましたが、まだその途中なのでこれからも四年前に掲げた目標を達成できるように頑張ります。
君島克佳
山本 由也 - Hawaii Pacific University
2021/12/27
2年間ワシントン州のPeninsula Collegeに在学し、現在はハワイ州のHawaii Pacific Universityに在学中の山本由也です。日本の高校では、大阪桐蔭高等学校サッカー部に所属していました。
まず初めに、新型コロナウイルス感染拡大に対し、ご尽力いただいている日本やアメリカの医療従事者の方々、またアメリカ留学にご尽力していただいているすべての方々に感謝申し上げます。
2021年のハワイ生活について振り返りたいと思います。Hawaii Pacific Universityは全校生徒約8,000人ほどで、ほとんどの学生がヨーロッパや違う国から来ている大学です。なので、留学生だから英語が話せないということは教授には通用せず、ハワイの他の大学より厳しい環境下にある大学だと思います。しかし、シアトルのPeninsula College 在学時代に苦労した甲斐もあって、現在は困難にチャレンジしながらも楽しんで学校生活を送っています。
サッカー面では編入して初めてのNCAA D2のリーグでのシーズンで唯一チームの中で全ての試合フル出場し、Pac WestのConferenceで4位の成績に貢献しました。来年はSeniorとしてもっとチームに貢献できるように頑張りたいと思います。
私自身、ハワイに来て良かったと思えることがほとんどで自分が編入の時に下した決断は間違っていなかったと思えました。残り一年間の大学サッカー生活を悔い無く終われるようにこれから切磋琢磨して日々を過ごしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
山本由也
阿部 虎之助 - Virginia Commonwealth University
2022/01/03
こんにちは。Virginia Commonwealth University に通っていた阿部虎之助です。長いようで短いようで長かったアメリカの大学生活。ついに卒業しました。
ここまで僕を支えて、そして応援してくださった皆さん。本当に感謝してもしきれません。ありがとうございました。そんな皆さんに時には朗報を届けることができた時もあり、時にはそうでない時も多々ありました。しかしその自分が常に上へ目指す姿を皆さんに見せられたことは僕の中での誇りであり、皆さんへの少しの恩返しになっていたらなと思います。
高校2年生の修学旅行を休んでアメリカへトライアウトに行き、そこでアメリカの環境や規模の大きさに衝撃を受けてアメリカの大学に進学することを決意。
それから高校卒業後、まずはBarton Community College という短期大学に進学。今だから言えるけど、この時はほんとに不安しかなかった。英語力も全くなかったし、何より海外に1人で行って全てが日本と違う環境で暮らすことへの不安は正直とてつもなかった。今となってはアメリカサッカー留学というものがメジャーになってきて、様々な会社がアメリカの大学への留学サポートを行なっているが、当時はまだその選択はとてもマイナーなものだった。だからこそ様々なプレッシャーがあった。
そして短期大学の中で全米準優勝し、大学3年時にVirginia Commonwealth University という4年生の大学に編入。NCAAのDivision 1の大学はやはり短期大学とは全てが桁違いだった。施設も支給品もホテルも移動手段も何もかもが日本の大学とは比べ物にならない。短期大学から編入したからなおさらそれを感じた。そのような素晴らしい環境でサッカー出来たことは本当に自分にとってかけがえのない経験になった。心残りとしては自分がアメリカに来る前からずっと目標にしていた“全米制覇“を達成できなかったこと。ただこれは自分にとってはある意味よかったのかなとも今になって思う。この大学生活の中で自分のシナリオ通りになっていたら、多少なりとも満足したり慢心したりしていた気がする。この目標達成できなかった歯痒い思いがまた自分を強く、そして奮い立たせるきっかけになった。
そうして先日、アメリカの大学生活に終止符を打ちました。
“アメリカサッカー留学“と聞くと、普通に考えれば“サッカー“もしくは“英語“を成長させるためのものだと思う。ただ自分がこのアメリカ大学生活の中で最も成長したなと感じたのは“人間性“だと思う。
アメリカの大学は世界各国から学生が集まっていて、国によって文化や性格、当たり前の価値観は全く違う。もちろん分かり合えない時もあるし、ストレスも溜まる。サッカーや日常生活含め、この4年半でどれだけのストレスを溜め込んだかはかり知れない。笑 ただ自分が知らない文化や性格を知ることは自分の固定概念をぶち壊してさらに人間としての深みを出す材料となった。日本にいたら絶対に経験しない、あるいはできないであろうことをたくさん経験して、色々な国の人と繋がりお互いの国を尊重し合い、一緒に暮らし同じ目標に向かって突き進んだこの4年半は何にも変えられないものとなったに違いない。
他にも書きたいことが山ほどあるけどこれ以上書くと長くなりすぎるし、読んでくれる人も減ってしまうのでここらへんにしておきます。続きは将来テレビのインタビューなどで話したいと思います。笑
とりあえず阿部虎之助の第一章はこの大学生活で幕を閉じます。そしてこれから今までよりもさらに壮大な物語である第二章が始まります。
自分の道は自分で切り開いていきます。どんなに裏切られても、壁が高くても、道が険しくても自分自身で乗り越えてこじ開けていきます。その生き様が少しでも周りに勇気を与えられればなと思います。そしていつも何回も何回も言っている通り、自分のために、そして応援・期待してくれてる人のために僕は進み続けます。これからもっと皆さんにすごい景色を見せます。
阿部 虎之助
高村 健人 - Chemeketa Community College
2022/01/11
はじめまして、高村健人です。
私は2020年9月よりオレゴン州のチェメケタコミュニティカレッジに留学しています。私が今このようにサッカーができているのは私を支えてくれている方々のお陰だと思っています。本当にありがとうございます。
私は今年一年のアメリカでのシーズンを振り返りたいと思います。
まず、私がチェメケタコミュニティカレッジへの入学を決めた理由は英語力の向上と、サッカー面での成績でした。チェメケタコミュニティカレッジはアメリカの中では比較的低価格で授業を受けれます。そして私がここに来た前の年にコンファレンスのリーグ戦を優勝していて、監督がスペインのベティスなどのユースチームの指導歴のあるスペイン人監督だったのでここのチームなら成長できると思い入学を決めました。
次にサッカー面についてです。私のファーストシーズンはカレッジではなくUSL2リーグという実質アメリカ4部のレーンユナイテッドFCというセミプロのチームでした。そのチームは比較的若いチームで主にD1大学やD2大学の選手ばかりが集まりました。私はその中でレギュラーメンバーとして試合に使ってもらえてその後の自信に繋がりました。成績は9試合で1ゴール1アシストと満足できる結果ではなかったですが、自分を測る上ではこの上ないシーズンでした。
その約1ヶ月後初のカレッジシーズンが始まりました。オレゴン州はNWACというワシントン州とアイダホ州のカレッジで構成されているリーグです。シーズン序盤はアシストは出来ましたが、満足いく結果は出せませんでしたがチームメイトや、コーチとコミュニュケーションをそれまで以上に取りだんだんチームの中で上手くいくようになり最終的には個人成績9試合で8ゴール6アシストという成績で、チームもコンファレンスを優勝することができました。その後のチャンピオンシップでは初戦で延長戦の末負けてしまいました。ですが、私はコンファレンスの優秀選手に選ばれワシントン州で行われたNWACオールスターゲームに出場しました。これが今年一年のサッカーでした。
勉強面では最初伝えたいことを伝えられなかったり英語が話せないから話してもらえなかったりと悔しい思いもたくさんしましたがとてもいい経験になりました。
来年の目標は四年生大学へのトランスファーです。
留学はまだまだ始まったばかりなので来年からはもっと成長できるように1日1日大切に過ごしたいと思います。
高村健人
加藤 優志 - Humboldt State University
2022/01/17
こんにちは、加藤優志です!! 少し前にはなりますが、無事にHumboldt State University を卒業しました。そして、Humboldt State University でのサッカー活動を終え、22年間続けてきたサッカーとも一旦離れようと思います。
まずは、ここまで支えてくれた家族、友達には本当に感謝しています。ありがとうございました。
高校卒業後に日本をでて、約6年が経ち、今僕が思う事は、日本にいたら絶対に今のような価値観や考え方を持つことはできなかったということ。サッカーしかなかった僕に、より広大な景色を見させてくれた。孤独になることを知って、支えてくれる人への有り難みをより感じた。自分を信じ続けることは忘れてはいけないという事。
話せばキリはないが、アメリカで過ごした6年間は自分にとってかけがえのない時間であり、多くの事を教えてくれた。日本を出て、世界を見たからこうやって言えると僕は思う。
これからどんな人生を送るかはわからないけど、自分の可能性を信じ、挑戦し続けたいと思う。
-優志/Yushi
https://www.youtube.com/watch?v=HymVM_kV2y8
荒川 くるみ - Eastern Florida State College
2022/01/23
初めまして。2021年の1月 (Spring Semester) よりフロリダ州のEastern Florida State College に留学している荒川くるみです。高校では岡山作陽高校でプレーをしてました。
最初にこの場をお借りして、私のアメリカ留学に関わって下さった全ての方々へ御礼を申し上げます。決して私ひとりの力ではアメリカという地に足を踏み入れる事すら出来なかったと思います。本当にありがとうございます。
私のEFSCでの生活を簡単に振り返りたいと思います。
EFSCはワールドディズニーリゾートとユニバーサルなどある都市(オーランド)まで1時間、マイアミまでは3時間、ビーチまで20分、ほぼ毎日が晴れ、1年中雪が降らないといったとても環境に恵まれた場所にあります。学校での授業はオンライン授業と対面授業の両方を合わせて5クラス取っています。授業の内容も難しすぎず簡単すぎずなんとかついていけています。休日にはビーチへ行って日焼けしたり海に入ったり、オーランドやマイアミへ行ったりして楽しく過ごしています。
サッカー面ではついこの間行われた全米大会で優勝する事が出来ました。個人としても全試合出場しregion8のplayer of the yearにも選んでいただき、とても良い成績を残せたシーズンになりました。とても喜ばしい成績ですがこの結果に囚われすぎずに、あくまでも通過点として今後も努力し続けようと思います。特に来シーズンからはトランスファーをして今とは違うチームでプレーする事になるのでそこでもチームとしても個人としても良い結果を残せれるように頑張ります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
荒川くるみ
山上 ひとみ - Creighton University
2022/01/31
2021年5月にテキサス州にあるタイラー短期大学を卒業し、8月よりネブラスカ州にあるクレイトン大学に留学しています、山上ひとみです。
この場をお借りして、私の留学をサポートして頂いている皆様へ御礼を申し上げます。ありがとうございます。
2021年、アメリカでの3年目は良い景色も悪い景色の両方を見た1年でした。
タイラー短期大学では、2年連続全米優勝、DFのMVPを頂く事が出来ました。チームとしても個人としても最高の結果が出たと思います。
クレイトン大学の方では、カンファレンスで今シーズンは敗退。チームとしては本当に残念な結果でした。ですが、個人としては、充実した学期になりました。新しいチームで最初の1ヶ月は出場機会も少なく悩み、リーグの開幕戦からフルで使って頂きシーズンを通してフル出場が続けて出来た事はとても良かったと思います。
学業の方は変わらず大変でした。勉強面での苦労は変わらないので、そこはこれからも上手くやっていきたいと思います。
来年の目標は、NCAAの全米大会に出場。個人としては、毎試合先発、フル出場とDFですが3得点です。
長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。
これからも応援ほどよろしくお願いします。
山上ひとみ。
大平 健悟 - University of Denver
2022/02/14
デンバー大学の大平健悟です。2021年の秋シーズンを全米32位で終了し、冬休みで日本に帰国しました。このブログでは主に、今シーズンで学んだ一つのことについて書きます。
それは、選手の心の状態がサッカーのパフォーマンスにどれ程影響するかです。私はシーズン序盤の数試合で、自分のパフォーマンスが低いことを自覚していました。 そして、何が原因でそれは起きているのかを考えてみたところ、心、または頭の中に問 題があるとわかりました。睡眠は最低 8 時間取り、食事もとても気を使っていたの で、消去法でその結論に辿り着きました。私たちのチームはスポーツサイコロジストを 雇っているので、彼女と話す機会を持ち、まずは何が私の頭の中で(日本的にいうと“メンタル面で”)、起きているのかを教えてもらいました。詳しいことをここでは省略 し簡潔にまとめます。私の中で起きていたのは、試合でミスをした後、それを高校時代 の嫌な経験に結びつけ、それに執着してしまうことで次のプレーにうまく切り替えられ ないことにつながる、ということでした。少し具体的に話をすると、過去の消極的な経 験を思い出す時、人体は反射的にストレス下にいると錯覚し、体が強張り、視野が狭く なり、呼吸は浅くなります。どれも、サッカーにおいては喜ばしくない現象です。そし てそれが起きた時は、頭が過去や他の場所(ミスや失敗など)に囚われている状態なの で、現実に戻ってくる必要があります。それをトリガーする方法として、深呼吸が有名 です。日本でも今流行り出しているメディテーション(瞑想)も、ピッチの上ではない だけで、基本的にこれと同じ理論です。私の場合は彼女と相談して、ピッチの上で素早 くプレーが切れた時にできる、空を 3 秒間見上げることと決めました。
その他に、ピッチ外で行う治療として、頭の中で暗い記憶と経験を辿ってそれを 思い出した時の感度を鈍くするという治療、またはエクササイズをしています。これの 面白いところは、ただ経験を辿るわけではなく、そこに現在の自分を連れて行き、過去 の自分にどう話しかけるかを考えるということです。このエクササイズは、一回きりで 終わりではないので、今でもたまに、現在の自分を小平に連れて行きます。
サッカー選手として、食べるものや睡眠、筋肉や関節の状態に気を使うのは当た り前ですが、スポーツ心理学のアプローチをとって、頭の中の健康に目を向ける習慣が ある人は少ないのではないのでしょうか。スポーツをする以上、根性論は大切ですが、 全てをそれで片付けてしまうのは少し勿体無いですね。
大平健悟
畑 亨治 - Campbell University
2022/02/20
こんにちは。ノースカロライナ州にある Campbell University に所属している畑 亨治です。NCAA D1での初シーズンを終えての感想と今後の目標について書かせていただきます。
学業面では、コロナが落ち着き、クラスも in-personになりました。最初は学校に行くことに違和感を感じていましたが、友達もできやすくオンラインよりも楽しく学校生活を送っています。
さて、サッカー面ですが、新チームということもあり収穫の多いシーズンでした。チームメイトは計10ヶ国から来ていて、さまざまな文化に触れながらサッカーをしています。当然、日本、前チームではなかった衝突なども起こりますが、自分の視野、世界観が広がり、アメリカの中でもこのチームに来れたことにとても感謝しています。
チームとしては、カンファレンス優勝、カンファレンストーナメント優勝、そして、ナショナルトーナメントに出場することができました。個人としては、カンファレンス最終節まで途中出場ばかりで、苦しい日々を過ごしていましたが、シーズン終盤にはスターティングメンバーとして定着することができました。カンファレンストーナメント決勝戦で怪我をしてしまい、ナショナルトーナメントでプレーすることはできませんでしたが、非常に自信となりました。
来シーズンは私にとって、大学最後の年となります。サッカーをやめるなければいけないのか、ステップアップできるのか、私のサッカー人生で最も大切な年と言っても過言ではないと思います。今年は、個人のタイトルは1つも得ることはできませんでした。つたり、プロのチームにマークしてもらうには、私自身の成長は必要不可欠です。ここから半年間はオフシーズンとなり、モチベーションなど難しい時期を迎えますが、自分のゴールを見失わず、苦しい時期に両親、Zero-Zeroスタッフの方々、チーム、友達に支えてもらった分、自分が何かを与えれる立場になるべく、これからも精進していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
畑 亨治
平田 竜士 - Chaminade University of Honolulu
2022/02/27
ハワイ州の Chaminade University of Honolulu に通っている平田竜士です。今年のシーズンは個人としては新たなポジションをやったりと色々と挑戦したシーズンになったと思います。チームとしては苦しいシーズンになりましたが、チーム一丸となってシーズンを、戦えたことをとても誇りに思います。自分の留学生活も残すところ残り少なくなってきました。この残り少ない貴重な留学生活を充実できるようにより精進していきたいと思います
平田竜士
松久 栞南 - Virginia Commonwealth University
2022/03/15
2021年の5月からヴァージニア州にあるVirginia Commonwealth Universityに留学をしている松久栞南です。高校時代は十文字高校でプレーをしていました。
初めに私の留学に尽力してくださった多くの方々にこの場で御礼を申し上げます。これからも、応援して頂いた分活躍できるよう日々頑張ります。
2021年、私の留学生活一年目を振り返りたいと思います。
Virginia common wealth Universityは大規模な学校で、ハリーポッターの世界のような建物が並んでいるキャンパスがとても魅力的です。私はこのセメスターは数学、社会学、生物、アート、エッセーの授業をとっていましたが、授業中は先生が何を言ってるのかはわからないことも多く、毎日授業の復習をしたりチームメートにノートも見せてもらったりして毎日勉強に明け暮れていました。特にエッセーの課題では3、4枚のライティングを書くのにとても苦戦をしました。
しかし、渡米直後に比べると簡単なコミュニケーションを取れるくらいには英語は上達したと思います。勉強面でも、授業の復習に加えてテスト前にはそれに向けての勉強も行っていたのでGPAを高く保つことができました。来シーズンも引き続き頑張ります。
サッカーでは、個人的には悔しさが残る一年目でした。フォワードとしてプレーしましたが、自分のプレーをセメスター全体を通して評価すると、決して満足のいくパフォーマンスではありませんでした。
結果としてはプレシーズンの1ゴールとシーズン中の2アシスト、と前線のプレーヤーとしてはもっと得点に絡んでいくプレーをしていくことが課題として残りました。足の速さや体格などフィジカル面においての差をいかに自分のプレーの特徴を出しながら攻略していくか、自分のスタイルを来シーズンに探求していこうと思います。
毎週木曜日と日曜日に試合がある、という環境に慣れるのにも時間がかかりました。遠征が多い中でコンディションを維持し、勉強と両立することはなかなかハードなことでした。チームはレギュラーシーズンは優勝することができたものの、全米大会につながるトーナメントでは一回戦で敗退してしまい、勝ち続けることの難しさを改めて実感しました。来シーズンではまず全米大会に出場することを目標に頑張ります。
アメリカで留学している仲間に負けないよう、全米大会で会えるように日々レベルアップしていきます。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
松久 栞南
塚田 悠太郎 - Daytona State College
2022/03/23
こんにちは。フロリダ州にあるデイトナ州立大学の塚田悠太郎です。高校卒業後コロナの影響で渡米が遅れましたが、2021年の1月にアメリカに来てから一年が経ちます。この一年を振り返るとコロナの影響で2シーズン行われたこともありますが、とても充実した一年だったと感じます。
一年を振り返ると、今シーズンは15試合20得点7アシスト、チームとしても2年連続全米大会出場することができました。学生としてもGPA 4.0をキープしています。私生活でもチームメイトに恵まれ、楽しく過ごすことができています。これらは自分の力だけではできなかったことであり、支えてくれた全ての人に感謝します。そして、1年間共に戦ってくれたチームメイトを誇りに思います。
塚田 悠太郎
山本 蒼也
2022/03/30
2021年の秋からコロンビア、サウスカロライナ州にあるコロンビア国際大学に通っている山本蒼也です。高校では桐光学園、高校3年次は学業に励む為にも、当時社会人関東二部早稲田ユナイテッドに入り、文武両道できる環境に身を置きました。
家族やエージェントの支えもあり、今の大学生活が送れていることを感謝しています。コロナの影響で一年ほど日本で生活していたせいで、英語の方が少し衰えてしまい、最初の一週間だけリスニングが慣れるまで時間がかかりましたが、いまは楽しく生活出来ています。
今年は、ナショナルのオープニングラウンド二回戦で負けてしまい、結果的にはNAIA D1 カンファレンス優勝のみという形で幕を閉じましたが19勝4敗という成績はCIUのメンズサッカーの歴史を塗り替える事となりました。今年はコーチもリクルートに力を入れていて、来年またナショナルで優勝できるように精進していきます。
アカデミック面では、キリスト教の大学と言うのもあり、バイブルスタディのクラスが必須で、簡単ですが新しい視点を得られました。教授や、友達は皆優しく明るい良い人ばかりです。自分はBusiness majorでビジネスのクラスを受けています。日本人は今は自分だけです。
NAIAに所属している皆さん、全米大会で会いましょう。
山本蒼也
平井 一徹 - Virginia Commonwealth University
2022/04/05
VCU1年生の平井一徹です。 5月に渡米し半年が経った今、自身初のアメリカでのシーズンが終わりましたのでこのブログで振り返ろうと思います。
自身初のアメリカでのシーズンは本当に屈辱と言って良いほど、自分の求めていた物からかけ離れたものでした。チームは全米46位。シーズン後半に大失速し全米大会出場を逃しました。個人としてはプレシーズンマッチから1試合1分も出場する事なくシーズンが終わりました。
正直今までのサッカー人生でこのような経験は無く、シーズン序盤は不満しかなかったです。今までになかった、言語の壁。チームメイトやコーチとのコミュニケーションは上手く取れず他のGKとは、明らかな差があったのはもちろん感じました。それでもプレー面ではコミュニケーション程、差があったとは思えませんでした。そんな中、シーズン途中に1番手のGKが怪我をしました。正直自分は彼が怪我した後を今シーズンずっと狙っていました。1年から試合に出続けている彼の次に続くことによって来年やそれ以降のシーズンに繋がると思っていたからです。しかし自分が出る事はありませんでした。
コミュニケーションが十分に取れないGKを監督が出したいと思う訳がありません。ベンチから2番手3番手のGKが試合に出ているのをただ見ることしかできませんでした。自分が試合に出ていたらと思う場面などたくさんありました。それでも自分は試合に出ていません。悔しさからモチベーションが無くなりそうな時もたくさんありました。しかし幸運にも、単発的な感情でシーズンを棒に振るうのは勿体無いと冷静になることができました。そこで投げ出さずにチームのために働いて、自分のためにトレーニングできたのが今シーズンの収穫だったと言えると思います。
そして何よりもチームメイトで同じく Zero-Zero所属の4年生 阿部虎之助選手の存在が僕にとってとても大きかったです。うまくいかなくて悩んでいる自分を何度もモチベートしてくれました。
ある日、試合前のルーティーンで彼がカレーを作った夜に僕を部屋に呼んでくれた日がありました。あの日の夜が忘れられないです。心が折れかけていた僕を奮い立たせてくれたのを覚えています。彼の言葉のおかげで自分は何をすれば成長に、そして結果に繋がるのかを具現化できたと思います。
そのためにも来年はオフシーズンではありますが、自分が試合に出て今シーズン苦しんで良かったと思えるシーズンにしたいです。今年出来なかったことをチャレンジし人間として選手としてより一層成長できるシーズンにしたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
平井一徹
井上 太一 - Daytona State College
2022/04/17
私は2021年1月からフロリダ州のDaytona State Collegeに所属しており、高校では三菱養和SCユースでプレーしていました。井上太一と申します。
初めにコロナウイルスが流行している中、私の留学をサポートしてくださった假屋さんをはじめとするZero-Zeroスタッフの皆様や、友人、家族、ご尽力いただいた全ての方々に感謝申し上げます。ありがとうございます。
今年私たちのチームは、2度全米大会に出場しましたが、どちらも予選敗退に終わってしまいました。秋だけシーズンがある例年とは違い、春と秋両方にシーズンがあるイレギュラーな年だったため、目標にしていた全米大会優勝のチャンスが2度もあったにも関わらず、このような結果になってしまい悔しいです。そして今年の悔しさを次のステップに進むための糧にしていきます。
秋のシーズン中盤には膝を怪我したこともあり、個人としても満足にプレーすることができませんでしたが、試行錯誤する中で得られた成長の実感も確かにありました。シーズンを終えた今、リハビリと同時に見つけた課題と真摯に向き合って貴重なオフシーズンの時間を大切に過ごしたいと思います。
私生活では、目の当たりにすること全てが初めてに溢れた刺激的な毎日を過ごし、瞬く間に過ぎていった2021年でした。理解しようと必死だった英語も徐々に慣れて、チームメイトと楽しく会話できるようになったり、秋学期の最後にはスピーチのクラスで質疑応答を含めて約20分間クラスメイトの前でプレゼンテーションをしました。相手が言っていることが初めは分からなくても、話を聞いて、自分の意思をできるだけ伝えようと積極的に会話をしようとしていた意識が、自然と自分の助けになっていた気がします。
また、人種のサラダボウルと表現される通り、アメリカは多人種、そして多文化が共存している場所です。様々な個性の中で、他者や異文化への理解、そして何より自分自身への理解をさらに深めることができました。意見をはっきり言うイメージがあるアメリカ人ですが、自らへの理解と考え方の確立が彼らをそうさせているように思います。
今後さらに自分を取り囲む全てに感覚を研ぎ澄ませて、よりたくさんのことを学び、吸収していきたいです。
今ある環境と身の周りのすべての人に感謝しながら、日本人らしい謙虚な姿勢を忘れずに残りの大学生活も充実した時間にしていきます。
井上太一
平井 悠太郎 - University of Central Arkansas
2022/05/01
2021年1月からアーカンソー州に University of Central Arkansas (NCAA D1)に留学しています、平井悠太郎です。1年目ということで全てが新しく刺激的な毎日をサッカー面、勉強面、共に過ごせました。
サッカー面においては、なかなか自分の思ったようにはいきませんでしたが日本にいた時には対戦できなかったような大柄でパワフルな選手たちとプレーをすることができて、成長することができたと感じています。
勉強面はUCAにいる先輩の力を借りながらですが、なんとか多くの授業でAを取ることが出来ました。
最初は英語が聞き取れない、話せないで多くのところにストレスを感じることがありましたが、1年を終えると英語という面にストレスを感じることはほぼなくなりました。日本ではできない経験を1年目ながら多く経験することができてとても良かったです。来年以降も引き続きサッカー、勉強の両方で高いレベルの努力を続けていきます。
平井悠太郎
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?