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【選手ブログ】 白石瑛也 / 1年目

「人生で1番濃い4ヶ月」

カンザス州の Barton Community College 1年の白石瑛也です。


「負け」

僕のこの4ヶ月を振り返ると、悔しいと感謝の両方を凄く感じる人生のきっかけになる濃い期間でした。シーズン始めから殆どの試合でスタメンとして使ってもらいプレー時間も多くありました。結果、何にも選ばれる事もなくチームもカンファレンス決勝で敗れ終了。終わってみればサッカーに対して何か物足りなさ、悔しさが人生で1番残りました。

高校時代はプレミアリーグでプレーをし毎日きつい練習をやってきたからこそ何処か心の中で「日本よりは余裕だろ」そう思ってしまっていたのだと思います。しかし、僕はまだ幸いな事に1年生です。来年が人生を決めると言っても過言では無いと思っています。

全力で取り組みスカラーシップを獲得しNCAAに行く。それが今の僕の最大の目標です。


「感謝」

高一の冬に僕は一度サッカーをやめました。理由は、甘かった。ただそれだけです。何度も大人とぶつかりました。それでも諦めずに当時の僕を説得したくれた家族や、いつでも待ってると言ってくれたユース監督、スタッフ。全ての人のお陰でまた高校2年からサッカーを再開することが出来ました。

今では心の底から本当に「感謝」この言葉しか有りません。復帰してから試合には出る事ができましたが、辞める前みたいにプレーする事は出来ず正直自分はもう終わりだ。そう思っていました。それでも家族は僕を応援してくれました。進路に迷っている時に「留学したい」そう伝えた時も一切否定せず送り出してくれました。

4ヶ月前飛行機で飛び立つ時、母から「アメリカで花を咲かせて来なさい。」とLINEが来ていて大泣きしまた(笑)15時間の時差があるにも関わらず毎日LINEで連絡をくれ、試合の日には「お疲れ様」とLINEをくれる父。眠いはずなのに夜中まで起きて毎試合ライブ配信で試合を見てくれる母。こんなにも応援してくれる人を僕は一度裏切ってしまったのかと。同時に1番側で応援してくれる人。強くそう感じました。

そしてZero-Zeroのサポートがなかったらアメリカ留学に行く事も、人への感謝をこんなに強く感じる事も出来ませんでした。人生がどうなるかはまだ何も分かりませんが、間違いなく僕の人生にきっかけをくれました。感謝しかありません。本当にありがとうございます。

日本食の写真を送ってくる奴。温泉行く度に電話かけてくる奴。空港で自作の特大横断幕広げる奴。いろんな奴がいますが最後には「頑張れよ」「応援してる」必ずそう言ってくれます。こんな俺にもこんなに良い友達が居たのかと改めて思いました。

自分は本当にこれまで周りの人に助けられたと思います。本当にありがとうございます。「感謝」を今まで以上に頭に入れ、英語、サッカー、全てにおいて日本人らしく謙虚に頑張ります!

そして、特大の「花」を咲かせて来ます!

白石 瑛也


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