【東京のベランダdeコンポスト】やってみたトラブル
都市でコンポストをする際は、
1)少ない容量の土で
2)毎日出る野菜くずや肉魚くずを
無理なく分解できるかが重要になってくる。
例えば、わが家は横長の家庭菜園用プランター2つしかないところから始めたので、家族4人が毎日出すごみをこの2つのプランターで無理なく分解できるサイクルを作れれば、長く続く。
コンポストでおこった分解トラブルは以下の通り。
1)野菜くずやたまごの殻が分解されずに延々残る。ただし悪臭はない。
2)肉や魚のくずが分解されるまでの間、悪臭や虫(主にハエ、アリ)が発生する。
3)分解時のカビの胞子が気になる。見た目や、かき混ぜ時の吸い込みなど。
あまり食生活を変えずにできることを検証してみた。
1)野菜くずやたまごの殻が分解されずに延々残る。ただし悪臭はない。
野菜くずは数日間から数週間残ることがあり、大体は「切った野菜の細胞がまだ生きている」からカビと戦っているようだ。混ぜ込む前に
・一日乾燥させる(ベランダに置いておくだけ)
・こまかくきざむ
で分解を早くさせることができた。
たまごの殻はまだ解決していない。カルシウムなので土壌改良としてたまに入れる程度にする。
2)肉や魚のくずが分解されるまでの間、悪臭や虫(主にハエ、アリ)が発生する。
初心者には肉・魚くずの分解は難しいようなので、なるべく処分が出ないように食べ残しをしない、魚のさばきはおみせにやっていただく、で様子を見る。
3)分解時のカビの胞子が気になる。見た目や、かき混ぜ時の吸い込みなど。
青カビの発生しやすい柑橘類の皮はまとめて入れると、かき混ぜ時に胞子が飛んですいこみやすいので、ばらけて入れる。深めに掘って入れる。柑橘類に限らず、果物の皮はハエも呼びやすく、分解が終わるまでいじらないで済ませたい。