Cp.1動画の圧縮と分割
~基本編~02
【動画の圧縮と分割】
・動画の圧縮とコーデック
動画のフレーム〔静止画〕は一般的な写真データと
同じように多くのピクセルで構成され
ピクセル数によりファイルサイズが決まります
そのフレーム〔静止画〕のサイズが大きくなる程
それを集めた動画データの
ファイルサイズも大きくなり
ファイルサイズの大きい動画データの記録は
「圧縮」する作業を行い
ファイルサイズを小さくします
また"圧縮"した記録を再生時に元に戻し表示する事を
「伸張」という処理が行われます
これまでの"圧縮"伸張"作業のプログラムを
「コーデック」と呼びます
☆代表的なコーデックは
「MEPG-2」「MPEG-4」「WMV」等があります
・動画の分割
動画編集作業では映像を途中で分割
〔カット〕する作業を頻繁に行いこの"分割"は
フレームとフレームの"間で"分割する事を意味します
※1枚のフレームを半分にするような分割はできません
ただ場合によりフレーム映像構成の時間的都合で
指定フレームの間で映像を分割しなければならない
場合があります
このような時、指定した位置の前後で分割可能な位置で
分割されてしまう事になります
☆こうしたことを頭に入れておくと
編集作業中に戸惑う事がなくなります
・画素のサイズ調整
ファイルサイズを小さくするため
コーデックに加え画素のサイズ調整をする方法も
併用されます
1枚のフレームを構成する「画素」は
一般的に1:1の正方形になり
それに対し1:1.333の比率の長方形の画素を利用する
ことでファイルサイズを小さくする方法があります
この場合動画データの記録時、長方形の画素を利用し
映像表示の際に正方形の画素を利用します
この長方形の画素を「アナモルフィック」といい
それに対する正方形の画素を「非アナモルフィック」
と表記する場合があります
他にも1:0.91等、様々な比率とありますが
アナモルフィックと呼ばれるのは1.333の画素を用いる
ハイビジョンのAVCHD形式のみです
▽学習参考書▽
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