プロジェクトチーム チームアップTips #1|活動の意図を伝え合う
今日は、プロジェクトチームが最初に立ち上がった時に、まずやるべき基本中の基本…「活動の意図を伝え合う」を扱います。
使うタイミング
チームが組成され、初めて会った時に、自己紹介がてらに使う。
チームが立ち上がった後も、時々やってみる(時の流れと共に、個々が持ち込んでいる意図は、自然に変わるものです)特に、3ヶ月以上経過するような長期間に渡るチームであれば、3ヶ月に一度程度の頻度で、話し合うと良い。
やり方
以下に問いついて、一人一人が話す機会を設ける。
回答の例
効果
効果1: 脳科学上、意図を達成しやすくなる
この問いに答えることで、脳科学のメカニズムを活用して、あなたの脳に意図をインプットすることになります。そして、脳にインプットすることで、あなたは半自動的に、その意図に向かって前進できるようになります。
普段、目標設定や意図を設定する時に、多くの方は、問い1で終わらせることが多いのではないでしょうか?(例: 0から1を創る経験を得たい、新しいキャリアの選択を知りたい等)
しかし、脳のメカニズム上、より重要なのは問い2と3です。問い1を踏まえて、問い2と3に答えようとする過程で、あなたが願っているより核心にある願いが立ち現れやすくなります。その核心にある願いを言葉にする過程で、その得たい何かが脳に深く染み込ませることができます。(問い1だけだと、染み込まない)
脳に深く染み込ませると、あとは脳がそれを強く意識してくれるようになるので、意図の達成がしやすくなります。
効果2: チームの心理的安全性の向上に繋がる
「何の目的で、その場にいる人なのか?」がわからないままだったりすると、ちょっと怖いと感じませんか?これは人間の原始脳が持っている習性です。つまり、わからないものには、警戒心を示すのです。
例えば、夜、自宅のマンションの前に、ずっと立っている知らない人がいる。ちょっと不気味に感じる。しかし、その人が、単にポケモンGOでポケモンを捕まえようとしているだけであることを知ったら、警戒心は解けませんでしょうか?(人によっては、代わりに怒りや呆れが出るかもしれませんが)
プロボノで共にする仲間が、どのような境遇にいて、どんな想いから、何を得たいと思っているのか?を知り、もしそれに共感できたとしたら、その人に安心感を覚えるだけでなく、つながりを感じやすくなると思いませんか?問い2と問い3は、実は共感を得やすい問いだったりします。
効果3: 目標達成を支援し合う仲間になれる
周囲の活動の意図を理解すると、周囲に対して気遣えるようになります。それは、お互いの目標達成のための支援者になれるということでもあります。
そこにただ単に、周囲のメンバーの目標を知っただけではなく、(問い2と問い3によって)お互い共感することができればできるほど、お互いの意図の達成を支援できるような創造的な関係性を築くことができます。
騙されたと思って、ぜひチャレンジしてみてください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?