【ガルシア杯 TOP16】ロストザマゼンタ解説
こんにちは、ぜろです。
今回はガルシア杯で使用したロストザマゼンタの解説をしようと思います。
ガルシア杯に参加してトナメに上がったのでnoteを書いています。
ちょっとした解説、感想などを書いていこうと思います。興味のある方は読んでいただけると嬉しいです。
・自己紹介
去年の夏頃にポケモンカードを始めました。最近はよくジムバトルに出て勉強しています。実績としては以下の通りです。
CL京都とJCSの優先権があるので頑張ろうと思います。CSPもたくさん集められたらいいな。
・環境考察
第一印象は、ルギアが多いなーということです。
ルギアは単体の性能が高く、かがやくリザードンやアメイジングイベルタルなどの強い小さいポケモンを入れることができるパワーの高いデッキだなと考えます。
今回のシティリーグからデッキリストが即日公開されるようになり、それに伴い環境の変化が著しく、毎日しっかりやっていないとついて行くのが大変ですね。
・当日のマッチング
オポネントが高く運良く決勝トーナメントに進んだものの勝率的にはいまいちですね。負けた試合は何もできなかったので改善が必要かもです。
配信の様子は以下からチェックできます。自分以外の配信卓は非常に見応えのあるゲームばかりですので皆さんぜひ視聴して楽しんでください。
【自分の配信卓】
予選 5回戦(3:13:00頃)vs のぶくん
トナメ 1回戦(4:58:00頃)vs コウセイさん
・デッキ選択の理由
現環境でもっとも強いとされているルギアを握るのが1番無難な選択だと思いますが、今回はルギアに勝てるデッキってなんだろうと思って作り上げたものを持っていく側になりました。
また、環境にはルギアだけではなくミュウやロストもいるので、それらに勝てるようにしなくてもなりません。
そこで目を付けたのが、シティリーグで結果を残してたロストライコウです。しかし、このライコウも四天王決定戦後のマナフィの採用率の上昇、ウォッシュ水エネルギーの流行により少し評価が落ちてしまいました。
そして次に目を付けたのが、ロストライコウのおまけで付いていたザマゼンタです。よく見ると今ならこのザマゼンタの方が強いのではとなって考察を始めました。
大会ではルギアに勝てなかったもののジムバトルや練習では勝てたので良かったのかなと思います。
・デッキリスト
Ruiくんと一緒に調整しました。
・採用カード編
《ポケモン》
・ヤミラミ
ウォッシュ水によりマナフィは取れないもののそれ以外の使い方の方が多いのでなくてはならないカードです。試合中に絶対使うので2枚の採用。
・ウッウ
後攻1ターン目からダメージを与えられるというのは、非エクデッキにおいてとても貴重な存在なのでなくてはならないカードです。試合中に絶対使うので2枚の採用。
・アメイジングライコウ
今回は脇役です。マナフィさえいなければとても強く、試合中に1度使えたらいいなということで1枚の採用。2枚だと大変だけど1枚ならみんな組めるかも。
・ザマゼンタ
今回の主役です。Vポケモンを1回の攻撃で倒すことができる優秀な非エクポケモンです。特性によりHPも高く非エク対面においても強く出ることができます。小さいロストが苦手とする流行りのムーランドに強いです。
・ガラルジグザグマ
特性によりロストマインやアメイジングシュートを強く使うことができます。非エク対面の中でも少し重めのレジギガス戦で活躍してくれるカードです。
・かがやくゲッコウガ
このデッキは手札の枚数がかなり大事なのでかがやく枠はドローできるゲッコウガを採用。エネルギーを戻すカードは豊富に入っているので遠慮せず使いましょう。
・ドラピオンV
ミュウ戦で使います。このカードがあるだけで楽ができるのでおすすめです。逆にないとかなりリソースがかつかつの試合になるので負けることもしばしば。体感ドラピオンの有無による勝率は30%くらい変わります。
《グッズ》
・バトルVIPパス
ロストのデッキは最初のターンにポケモンがどれだけ並ぶかによってその試合の出力がおおよそ決まってしまうので4枚の採用です。使えた試合はかなり楽ですね。
・ヒスイのヘビーボール
カードをロストしていく関係でサイドに落ちているポケモンも最大限活用しなければならない点、効果持ちのポケモンが多い点から採用しています。ロストにおいて大事なサイド確認もすぐにできるので良いですね。
・あなぬけのヒモ
ザマゼンタと相性が良いカードの1つです。ルギアやミュウはアクアリターンやサイコジャンプを使用してバトル場に倒すメリットの少ないポケモンを出してきます。他のロストバレットではこのような動きをされた場合の明確な動きがなかったものの、ザマゼンタの場合は220ダメージをどのポケモンに対しても出すことができるのであなぬけのヒモはとても強力なカードになります。ミュウの場合はサイドを2枚取れますね。
・やまびこホーン
ロストライコウと検索して出てきたリストのどれにも採用されていなかったカードです。正直に言うとなんで入れないのかなと思いました。ヤミラミとの相性も良ければザマゼンタとの相性も良いので入れた方が良いです。勝ちルートがたった1枚で増えます。
《サポート》
・とりつかい
アクロマの5枚目みたいなカードです。今回のリストはロストの中でもいれかえが少なめなのでいれかえ兼ドローになるとりつかいは評価が高かったです。アクロマが引けないなんて事がたまに起こるのですが、5枚目のサポートがあると少し安心ですね。
・ツツジ
ロストが増えてきていたのでミラーを意識して採用しました。ツツジを入れるならシンオウ神殿を入れるのもありかも知れないですね。
《スタジアム》
・トレーニングコート
ルギア戦においてルギアが盤面からいなくなると同時にスタジアムを出すと場残りが良いので強く使うことができます。ミュウ戦においては、ミュウ側がドラピオンケアで雪道を貼ってくる可能性があるので雑に使うのは避けた方が良いです。ロストシティを貼られてもアタッカーの数と取れるサイド的に問題は無いので無視して大丈夫です。ミュウに関してはこのような議論があるので、ドラピオンはもったいぶって温存せずに使える時に使うのがいいですね。
《エネルギー》
ザマゼンタに構築を寄せているため鋼エネルギーの枚数が他のロストライコウのリストより多くなっています。逆に雷エネルギーと草エネルギーは少なめ。基本的に手張りしたいエネルギーは多く採用した方が良いです。ヤミラミは超エネルギーを1枚しか必要としないので少なくても良いのではと考えるかもしないですが、手張りで起動できることの方が強いので3枚の採用です。
・プレイング編
《山の確認》
ロストのデッキを使う上で1番大切なことはサイド落ち確認です。今回のリストを使う際に最低限確認した方が良いのは以下のカード達です。
《アタッカーの準備》
ロストの弱点はマリィです。ヤレユータンが採用されていなければそれはなおのこと効果的です。マリィで流されてしまって攻撃できなかった、マリィきつくないといった感想をよく耳にすることがあります。これらのことを踏まえるとしっかり次のアタッカーの準備をした方が良いことに気づくことができると思います。
具体的には、ウッウが前にいる時はベンチにザマゼンタを出して手張りしておく、ザマゼンタが前にいる時はベンチにヤミラミを出してミラージュゲートなどで予めエネルギーを付けておく、又はウッウを出すなどマリィを打たれても次の行動が最低限担保されている盤面を作ることが大切です。
・おわりに
ここまで記事を読んでいただきありがとうございます!
主催のガルシアさん、運営、ジャッジの皆様、そして対戦をしていただいた方々ありがとうございました。
とても楽しい大会でした。また参加できる機会がありましたらよろしくお願いします。
この記事に関して気になることがありましたらぜろのDMの方にお願いします。