筋肉・腱・靭帯の違い

筋肉・腱・靭帯の違いについて解説!!

筋肉

筋肉は、私たちの身体を動かすために非常に重要な役割を果たします。骨に付着しており、収縮することで骨を引っ張り、関節を動かす働きをします。例えば、腕を曲げるときは、上腕二頭筋が収縮して肘を曲げます。筋肉は身体のさまざまな部分に存在しており、全身の運動だけでなく、内臓の動きや姿勢の維持など、多岐にわたる役割を担っています。

腱は、筋肉を骨に固定するための強力な繊維状の組織です。筋肉が収縮するとき、その力を骨に伝えて、骨を動かす役割を担います。腱は非常に強靭であり、筋肉の収縮力を効率的に伝達するため、損傷を受けにくい構造になっています。たとえば、アキレス腱はふくらはぎの筋肉をかかとに接続し、歩行や走行時に重要な役割を果たしています。

靭帯

靭帯は、腱とは異なり、骨と骨をつなぐ役割を果たします。靭帯は主に関節の周りに存在し、関節が不安定にならないようにサポートし、動きが過度にならないように制御します。例えば、膝関節には多くの靭帯が存在し、膝の安定性を保ちながら、前後や左右への過度な動きを防いでいます。靭帯が損傷すると、関節の安定性が低下し、動きが制限されることがあります。


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