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大学受験におけるE判定の捉え方
大学受験で受験生が最も気にすることのひとつは模試の判定。
E判定だらけだとほんとに落ち込みますよね。私も、高3の秋に登録した志望校全てがE判定だった時は、「自分にはどこにも行くところがないのではないか」と絶望しました。
今日はそんなE判定に対する私なりの考え方を紹介したいと思います。
E判定=頭が悪いではない
E判定を取ると、自分は馬鹿なんじゃないかと思いがちです。でも、模試の判定が示しているのは頭の良し悪しではありません。あくまで基礎学力がどの程度ついているかです。つまり、E判定を取った場合、あなたは同じ大学を志望する受験者と比べて、基礎の定着に遅れがあるということなんですね。
だから、多少は焦ったほうがいいけれど、「E判定だから自分なんかが受かるわけない」と落ち込む必要はないです。
E判定でも受かる人は受かる
大手予備校の調査によれば、E判定の受験生の合格率は18%だそうです。逆にいえば、E判定内でも上位に入れていれば、ある程度受かる可能性があります。一方で、常にA、B判定をとっている人でも、落ちる人はいます。
これがよく言われる「模試の判定に一喜一憂しないで」という言葉の真意です。
E判定でも受かる人の特徴
まずは、入試までに基礎の定着の遅れを取り戻せた人です。いくら模試の判定が良かろうと、結局は入試本番時点での到達度が問われるため、危機感を持って模試が終了してから本番までに何とか立て直せた人は合格の可能性が高まります。私が在籍する東工大を例にとると、例年大学全体の合格最低点は5割を切っています。つまり、発展的な内容まで手が回らなくても、典型題を取りこぼさなければ、高い確率で合格できるということです。
次は、「絶対に受かる!」と自分に自信を持てている人。E判定で自信を持つのは難しいのではと思うかもしれませんが、結局受かるか不安になるのは、まだやり残していることがあるから。本番までに、「自分がやれることは全部やり切れた!」と確信できるくらいまで完成度を高めれば、自ずと自信もついてきます。
最後は、正直運の要素もあります。学力が遠く及ばない場合でも、たまたま得意分野が集中して出題されたので受かったという事例も少なくないです。ただ、運を掴めるのも日頃から前向きに努力している人だけだと思うので、あまり不確定なことに頼らず、自分なら合格できると信じて、日々努力していきましょう。
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