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合格発表の思い出

今日,2022/03/09は東京工業大学の前期試験合格発表でした(もちろんその他の国立大学の多くも合格発表でした).ということで無理矢理ではありますが,自分の合格発表の思い出について書こうと思います.

とは言ったものの,実は私自身一般試験で合格してないんですよね... そう,AO入試です!

はい,正確には東京工業大学工学院の総合選抜型入試ですね.だいたい2月の初めくらいにあり,2月の中旬には結果が出るので一般組より春休みをより長く謳歌できる,とてもとても素晴らしい試験ですよ()

さて,この試験いったい何をするんでしょうか?まあ,これは普通です.筆記試験と面接です.どうやら世の中には面接だけのAOもあるみたいですけど,さすがに筆記はあります.筆記は数学と物理の融合問題で時間は120分でした.そして面接はおそらく20分くらいだったと思います.よく考えれば東工大の前期試験って合計試験時間は8時間半ですよね.それと比べると楽そうですね(フラグ).

はい,フラグ回収始めます.第一の罠いいですか?

この選抜試験,実は大学入学共通テスト(私の時はセンター試験でしたが)で第一選抜を行います.どういうことかといいますと,なんと志願倍率が2〜3倍程度以上になると共通テストの点を用いて倍率が2倍程度になるように足切りするのです.さらにそのボーダーは私が受験期の頃は85%ないと厳しいと言われていました.「いやいや東工大志望なんだからそのくらい簡単に取れるでしょ,別に不思議ではない」とお思いになるかもしれません.しかし,そもそも東工大志望は共通テストの勉強を他の国立大学志望の方よりもしません.理由は単純です.点にならないからです.前期試験でも足切りには使われますがそれを突破してしまえば0点扱いです.これはこの選抜試験でも同じです.やる気になりませんね(個人的見解).最低限の点が取れればいいと思うはずです(勝手な推論).

まあ,仮にうまく突破できたとしましょう.すると次に第二の罠があります.

言うまでもなく筆記試験ですね.普通に難しかったです.私の時は大問の一つがニュートン法の問題(どちらかというと数学分野),もう一つが力学熱力学電磁気の融合問題(どちらかというと物理分野)でした.開始30分くらいでザーっとやってみて,タヒんだなと確信しました().これはマジです.「肩身狭いな,分からなくてすみません」くらいの気持ちにはなりました.

ですが,とりあえず答えに完全に辿り着くのは諦めて,序盤の式計算と解法の道筋くらいは書けるところは書こうと思い,残り時間はそれに全て費やしました.「ここまでは完全に分かってますよ(ドヤ),ここまでの点はくれや」くらいの気持ちになりました.

試験終了後,とはいえ落ちたかもなと思ったので面接は全く緊張しませんでした笑.完全に記念面接だと思ってやりましたね.ちなみに面接は志望理由と物理の問題を一つ解いて説明させられました.なんか難しそうですが,こっちは基本問題っぽいので大したことはないと思います(これから受験する方には保証できません).

たしか合格発表の日は慶応大学理工学部の受験日で,受験からの帰り道で結果は見ました.冗談抜きで30回は確認しましたね.まさか番号あると思わなかったので笑.何回も同じページをスマホで開閉していた私はあの瞬間,電車内で1番の変人だったでしょう.


最後になりますが,この記事では過剰に「難しいぞー」みたいなアピールをしてますが,これはただの私の誇張?自慢?の1つみたいなものなので気にしないで受験してみてください.東工大志望の方であれば東工大に2回受験でき,チャンスが増えることに他なりません.他にも東工大AOについて書いている方はいらっしゃるのでぜひチェックしてみてください.1つのソースで判断するのは危険ですよ!

では,また今度.ノシ

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