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基礎理論

ポイントワークには4つの基礎理論があります。
この記事ではそのうち2つを紹介したいと思います。

理論というと少し堅い気もします。
が、理論とは、そぎ落とし、そぎ落とし、最後に残るものだと考えています。だからこそ、とてもシンプルで、言われてみれば「あたり前のこと」

「このあたり前のこと」を今いちど見つめなおしてみましょう。

きっと、その先には新しい感覚が待っています!

これからポイントワークを始める人は、まずは基礎理論!
こちらを大切にしていただけたら嬉しいです。


基礎理論1

ポイントワークの「ポイント」とは、ずばり「場所」のことです。

「場所」には、その場所がどこにあるかという位置の情報だけでなく、

その場所がもつ構造や特徴、歴史といったあらゆることが含まれています。

前回記事の「一番身近な自然は身体」をふまえると
「場所』=「土地」
と言いかえてみるものいいかもしれません。

土地と考えると。
歴史があり風土があり、その時代ごとの環境や文化の変化を伴うのがわかりやすいと思います。

身体のポイントを「場所」(または「土地」)として観察する。

すると、これまで生きてきた中での成長、特徴、役割。
他の場所(特に重要)との関係性が見えてきますね。

そのポイントの情報量は、そのまま「意識」の量になると考えています。

つまりは場所を知ることが意識につながるのです。

これがポイントワークの中核となる

基礎理論1「場所を知ることが意識につながる」

です。


基礎理論2

そしてポイントワークでは、基礎理論2として推奨するポイントを40箇所に定め番号つけました。

決めてしまうことは怖いことでもありましたが、そのことでポイントワークは自己意識の向上だけでなく、身体同士のコミュニケーションにも使えるようになりました。

動作指導(レッスン)や
振付、振り写し
コンタクインプロビゼーションなど

相互理解が必要なシーンでも有効活用できるようになったことは大きな成果と言えます。

基礎理論2の40箇所
場所については、是非ワークショップ等にご参加いただき、学んでいただけると嬉しいです。


数字。

番号は1~21までです。
左右や裏表、上半身下半身など、使いやすいように番号の振り方も工夫してます。

もちろん覚えただけでは、面倒くさいだけで終わってしまいます。

ある程度使いこんで、熟練してくると、素早く意識を立ち上げたり、意識を連携したり、変換するイメージが使いやすくなってきます。

継続=力


結局のところ身体の世界では当たり前のことなのですが、
闇雲にやるよりは、是非ポイントワークをお試しください。
きっと手応えを感じてもらえると思います。


以上が、大切な大切な基礎理論の1と2です。

特に1は、ポイントを知らなくても、誰でもどこでも使えるし、試せますのでやってみてください。

ただし意識もエネルギーです。使いすぎ(意識しすぎ)にはご注意ください。



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