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ファミマが単独でフェスを開催


あらすじ

ファミリーマートが11月30日、国立代々木競技場第二体育館にて「FamilyMart FEST.」を開催したらしい。
コンビニ業界としては初の試み。

ファミリーマートの代表は以下のようにコメント。

コロナを克服する全て人々の努力が実り、漸くポストコロナを迎えました。普通の生活を取り戻した喜びを分かち合う機運が日本中で湧き上がっていると感じます。そこで、ファミリーマートでは、コンビニ業界では前代未聞の「ファミフェス」で様々な挑戦をご披露して新しい時代の扉が開いたお祝いをする事にしました。これはファミリーマートの挑戦の歴史の新たな1ページであります。
ファミリーマートは挑戦するコンビニです。
このファミフェスを通して、新しい時代にも更にパワーアップした「あなたと、コンビに」を目指す覚悟をお伝えしたいと思います

https://www.family.co.jp/campaign/spot/2310_famifes_2nqpSmDaNU.html


独り言

小売業であるファミマがフェスをやった、ということが興味深い。

メーカーが作った商品にファンが付くのがこれまで。PBブランドが推進されていったり、コンビニ限定商品が増えていく中で、コンビニの力が再認識されたのでは。
名の通り"便利(コンビニエンス)"なストアとしての機能を発揮した結果だと思う。

無印良品やダイソーとのコラボも近年で立て続き、「コンビニに行けばなんとかなる」が「コンビニに行った方が早くて楽」に変わっている気がする。
コンビニ限定商品に至っては「コンビニにしかない」になっている。

コロナ禍であっても「コンビニで済ませよう」というユーザーがいた事によって生き延びることとなり、力をつけ続けた。

若干余談だが、流通菓子のプロモーションに携わっている。食料品メーカーとしてはコンビニの影響力は計り知れない。"導入費"と言われるものを払ってでも、ユーザーへの商品認知のために配荷させることもある。
何故なら「コンビニさんが入れてるなら」といって、他スーパーマーケットやディスカウントストアなどの流通のバイヤーが仕入れてくれるからだ。
下手したら地上波CMを打つよりも影響力は大きいかもしれない。
それくらいの影響力を持っているコンビニ業が、ファンをつけ始めたら手をつけられなくなるかも…。

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