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アレルギー体質さんへ:香港で気を付ける食事事情ー食べれないことは不幸じゃないよー

100万ドルの夜景、飲茶、レトロな街並み。香港には景色だけではなく食事でも楽しめるコンテンツがたくさんあります。

今回は食べれるもの、触れるもの、行ける場所が限られてしまうアレルギーマンが香港旅行に行くときに気を付けたいポイントをご紹介します!まずは私のプロフィールからお伝えしましょう。

こめつぶ子 // 海外在住
主なアレルギー:
ソバ
エビ、カニなどの甲殻類
リンゴ、桃、マンゴー、メロン、キウイ、柿
ピーナッツ、アーモンド、クルミ、カシューナッツ、マカダミアナッツ
ハウスダスト、花粉(杉、ヒノキ、ブタクサ)

準アレルギー:少しなら食べれる
イチゴ、パイナップル、サクランボ
茄子、ほうれん草(灰汁が強い食べ物)

主要品目はあまりないものの、東南アジアの生活では欠かせない食べ物が多く食べれないことはお分かりいただけましたでしょうか…。そう、私は多分東南アジアで生活を送るのには向いていない体質です。

今回は中華系、ということで香港で生活していた際に困った食べ物たちをご紹介します。移住や旅行を考えている人の参考になれればうれしいです。もちろんこんな感じでも楽しくおいしく生活できますのでご安心ください◎

もちろんアレルギーの重度は個人によって違いますし、体調でもかなり左右されますので自分と相談してくださいね!わたしは調子があまりよくないと、この高温多湿な空間だけで蕁麻疹は出ますし、熱いシャワーを浴びるだけで全身蕁麻疹が出ます(笑)

今回は「THE!エビ!」というようなわかりやすいものは除外します。
このようなゆでえびちゃんは色んなところであります。おいしいらしい。

ゆでえび

▶ピーナッツ系

①よだれ鶏
四川料理
前菜の鉄板ですね、なんでか理由はわかりませんがピーナッツが大体入っています。うまみなのでしょうか…

よだれ鶏

②担々麵
四川料理
だんだんみん」と呼ばれるものです。これはふんだんにピーナッツが入っていますのでマジで食べちゃいけないランキングNo.1です。香港にはおいしい担々麵のお店があるのですが、横から指をくわえて見ていました。

担々麵 (2)

③らっちーがい
四川料理
鶏肉とナッツ、大量の唐辛子の炒め物」です。日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、会食などの大人数で食事をするときにテーブルを華やかにする1品。触れてない部分はないほどナッツが使用されていますのでこちらもだめです。

らっち=がい

④麻辣炒め
???料理
好きな具材を選んで、炒めてもらう料理です。ちょっと高級なものからかなりリーズナブルなものまであるのが特徴。なぜか最後にピーナッツを乗せられます。「ピーナッツ抜きで」といっても伝わっていないこともあるので、不安なときは食べません。

まーらーの

ごめんなさい、めちゃくちゃ分かりにくい写真です…。

▶甲殻類系

①大根餅
広東料理(飲茶)
ローバッコウ」と呼ばれる飲茶の定番料理です。見た目は全く分からないのですが、干しエビや小さなエビが入っていることが多いので危険。見た目分からないけどあとからしんどいランキング上位です。

だいこんもち

②XO醤
調味料
高級中華調味料として有名なこちら。干しエビふんだんに使っていますので本当に危険~!興味本位で食べて、知らずに入っていて、あとからしんどかったランキングこちらも上位です。

③シュウマイ系
広東料理(飲茶)
飲茶の定番・点心です。ハーガオ(エビ蒸し餃子)と言うとわかりやすいので避けますが、稀に普通のシュウマイでも蟹肉が入っていたりします。不安なときは「お肉シュウマイ」と明記されているものを選びましょうね。

シュウマイ

はーがお

やむちゃ

▶デザート系

①マンゴー
どうしたものか、だいたいマンゴーのデザートです(笑)マンゴーサゴ、プリン、そのままのマンゴー…。「許留山」というマンゴーが有名なデザート屋さんがありますが、その他のところでマンゴーしかない!ということはありませんのでご安心ください。

まんごー

ココナッツ食べれる方であれば杏仁豆腐がいいですね。あとは揚げ団子、エッグワッフル、あんこのお饅頭などバリエーションは豊富です。

まんじゅう

意外にお腹にたまるので配分だけは間違えないでください(笑)

▶その他

①火鍋
香港でも大人気の火鍋、海鮮類を入れるとエキスが染み出ますのでお気を付けください。ハーフ&ハーフにしてもらう、鍋を分けてもらうなどして対応しましょう。

火鍋

②蒸し鍋
こちらも香港では人気です。蒸してあるなら…と思うのですが最後にその蒸して染み出たエキスにお米を入れます。言わずにもわかりますね…。

▶中華鍋について

中華鍋はご存知の通り、毎回きれいに洗剤を使って洗うわけではありません。使いこめば使い込むほど味が出ていくものです。そのため、敏感な方や体調に不安がある時は控えましょう。

これを言ったら元も子もない、という感じですが大衆料理屋ではなくある程度のレストランなどに行けば事前に伝えて対応してもらうことも可能です。

広東料理は比較的味もマイルドで、ナッツなどの混入も多くはありません。一方で海鮮系は多くなっています。エビやカニ、シャコなどおいしい食べ物がたくさんありますので少しだけ気を付けて楽しんでくださいね。

じゃあ一体何を食べればいいの?ということですが、もちろん香港で住んでいた私がもりもり元気に生きていましたので、次の記事ではおすすめ料理をご紹介します!

体とはうまく付き合って、楽しく過ごしていきましょう。

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