アレルギー体質さんへ:香港旅行で食べたい料理たちの紹介ー移住予定の方も必見!ー
さて、以前アレルギー体質で香港時代に会食に困り果てていたという記事を書かせていただきました。そんな私でも会社でのご飯もちゃんと食べれていたし、薬の使用頻度もそんなに高くないまま生活していたので今回は明るく!
中華圏香港でアレルギー体質でも食べれる料理のご紹介です。いろいろなことに悩む人が少しでも明るく食事を楽しいなって思えるように厳選しました。
▶四川料理系
四川系はピーナッツの使用頻度が高いことで有名。辛さにはナッツの甘さなのでしょうか。しかも四川料理は1品1品がインパクト料理、前菜といえどもどれもメイン料理みたいなものなのです。だいじょうぶ、食べれるものはあるよ。
①きくらげの冷製
ピリ辛がアクセントのこちら。味は想像している通りです、あっさりと食べれるしそんなにお腹にたまらないし、中華っぽいしいい感じです。きゅうりときくらげの冷製などもありますが、そっちのほうがさっぱりです。
②四季豆
前菜よりは重めですが、コース料理の野菜の立ち位置です。味付け自体はピリ辛、、、辛め、、、?なのですがお豆の食感と味でいい感じにマイルドになっています。ほかの四川料理が辛すぎて、いわゆるチェイサーとして大活躍!
③麻婆豆腐
四川料理の鉄板ですね!香港の麻婆豆腐はふぁーじゃお(花椒)や山椒がばっちりきいています。調子に乗ると次の日お腹痛くなるのでお気を付けください。もはや私は、マイルドな麻婆豆腐では物足りなくなっています。
ちなみに白飯+麻婆豆腐もいいですが、チャーハン+麻婆豆腐が最高。
④水煮
牛肉の水煮がオススメです。しかしこちら激辛です、、、ホントに火を噴くレベルですのでお腹に自信のない人は絶対だめ。私のアレルゲンは入っていません。
この料理を発明した人にどんな気持ちだったかインタビューしたい…。どんんだけ唐辛子入れるの…。
▶飲茶系
①腸粉(ちょんふぁん)
こちらはエビなどの海鮮腸粉もあるのでお気を付けください。おすすめはBBQ PORKの腸粉です。XO醤のものなどではなく、純粋なやつを食べてみてくださいね!
②チャーシュー包(チャーシューバオ)
日本で言う肉まんです。甘いチャーシュー肉まんですが、1つのせいろに3つ~4つ入っているコンパクトサイズが多いです。これはもう鉄板。
③小籠包
本場の飲茶では鉄板とは言えませんが、日本の方は味も知っていてなじみ深いのではないでしょうか。汁が熱いので冷ましながら食べましょうね。
▶メイン料理系
カテゴリが変な感じになっていますが、ここからはどーーん!と見栄えもする料理たちです。
①北京ダック
言わずと知れた中華料理の代表品。クレープのようなもちもちの皮に、キュウリ・ネギ・甘いソースをくるんでいただきます。
北京ダックは大きく切れなかったお肉の部分は刻んで炒めてもらいます。それをレタスで包むと「さんちょいばお(生菜包)」に大変身!余すところなくいただきます。
②揚げ豆腐
香港に行くまで知らなかったのですが、これがメニューにあったら絶対頼む1品です。かりっかりにあげられた衣と、中のふわとろ豆腐がマッチしています。優しい味なのでお試しください。
③COD FISH
日本語で言うと「タラ」でしょうか。お肉が重いというときに重宝するのが魚料理です。味付けは様々ですが甘辛いものがオススメ。身もしっかりしているのでお腹にたまります。
④激辛湖南料理
湖南料理って聞いたことありますか?信じられないほど辛い料理なのですが、、、写真のように赤唐辛子、青唐辛子が大量に乗っていますがスープは透明。なので魚の身をほぐしても真っ赤ではありません、油断しますが死ぬほど辛いので辛い物好きの人 OR 超興味本位、で食べてください。自己責任よ!
⑤チャーシュー系
「チャーシューシュウヨ」とセットになっていることが多いですね。英語で言うと「BBQ PORK and CRISPY PORK」です。チャーシューはご存知の甘い味付けのお肉、シュウヨはカリカリの衣と柔らかいお肉、それをマスター度につけていただくのがおいしいです。
北京ダックでチキンだから、前菜のお肉は豚にしようかな、というときにオススメ。
▶炭水化物系
①ボージャイファン
土鍋ご飯です!ちなみに注文してから20分はかかるので早めに頼みましょう。中華ソーセージが乗っているものが多いですが、アルコール感が苦手な方はチャーシューなどにしましょう。
テーブルに届いたら、醤油(店によっては特製ソース)をかけていただきます!
②ホーファン
平たい米粉麺です。もやしや牛肉と一緒に炒めてあります。こちらも締めでおすすめ。
③炒飯
色々な種類があるのですが、わたしのおすすめは「卵白と貝柱の炒飯」です。あっさりしてそうですが、塩味が効いていて物足りなさもなくおいしいです。
④ザーリョン
またまた聞きなれない名前…。これは腸粉(=米粉ライスクレープ)で揚げパンを巻いているという爆弾料理。炭水化物ON炭水化物!私大好きです。
▶普段のランチ編
今まで紹介してきたものは比較的人数が必要な(少なくても2人以上)料理です。1人旅やサクッとランチの時に大好きでエンドレスリピートしてた品々も少しご紹介します。
①アオランファン
漢字で書くと「牛腩飯」、英語で言うと「Beef Brisket Rice」、日本語で言うと「牛バラ肉飯」です。ホロホロ牛肉のご飯をイメージしてください。
スープバージョンもあるけど、普通のほうがおいしい。笑
麺バージョン(牛腩麺 / アオナンミン)も有名です。その場合の麺はほっそーい黄色麺です。絶対ご飯のほうがおいしい。香港で食べすぎて変な目で見られました。
②まいしん
まいしんは、ビーフンと言われることもしばしば。しかし日本のビーフンのように細いわけではなく、かなり太めです。太めでちょっと弾力のあるそうめんをイメージしてください。
あっさりした味付けが多いので、二日酔いの日にピッタリ。旅行でお腹が弱ったときにもいいですね。
③チャーシューご飯
チャーシューに卵、鉄板においしいです。茶餐廳(ちゃーちゃんてん)と呼ばれる大衆食堂には必ずある料理です。
④ダックご飯
鴨ですね、牛腩飯に次いで鴨が大好きな私。こちらも色々食べましたが、骨があるのでご注意ください。ちなみに骨なしの部分を選ぶとちょっと値段が上がることが多いです…。
むぅ。
エンドレスで同じものを食べる癖がありますので、1年間住んでてランチのおすすめがこの4つって本当にどういうこと?って感じです。
いかがでしたでしょうか、見て分かる通り当たり前にお肉料理が多くなります。お魚はアジア特有のにおいがあったりしますので、濃いめの味付けしているもの以外はちょっと苦手…。エビなどのうまみを私は感じることはできませんが、お肉のおいしい部分など狭い範囲でいろいろ調査しました。
実はこういう風に食べれるものを追求した結果、コース料理を組むことも得意になりました。自分が食べれるものと、人が普通に食べれるもの、そして気を遣われない配分、予算…。これはこの仕事をしていて身につけられたいいところ!
あと、思ったより海外生活してるけどエセ日本食とかウェスタン料理行くから毎日中華じゃないよ!
気が向いたら中華料理のコースの組み方を紹介しようかと思いますが、需要あるかな?
早く旅行ができる日が来ますように…。
- Fin -
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