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「小さな会社☆儲けのルール」を読む(その6)~「弱者の商品戦略」

こんにちは、士業開業準備中のZeroと申します。今日から開業へと背中を押してくれた書籍の中からマーケティングを勉強した本をご紹介します。今日も、ランチェスター経営で有名な竹田洋一先生の「小さな会社☆儲けのルール(フォレスト出版)」の「弱者の商品戦略」を取り上げたいと思います。


本書では、商品・サービスを決める際に有益な様々なヒントを具体例とともに教えてくれます。前回に引き続き、私がこれはと思うものをいくつかご紹介したいと思います。

細分化で新発見する

商品を「サイズ」「価格」「用途」「客層」などで細分化すると、新たな商品のアイデアが見つかることがあります。
本書では「男の夜間診療所」、つまり「男性」の「夜のお悩み」に特化した診療所を例に説明します。決してエリート医師には思いもつかないようなサービスです。

専門特化する

「なんでもやります」は、何にもできないことの裏返しだといわれます。対象を絞り込むことで競合も少なくなり、お客の顔が見えてきます。
本書では「単発専門理髪店」を例に挙げて説明します。

売る側と買う側のずれがチャンスを生む

売る側から見た良い商品と、買う側から見た良い商品は必ずしも一致しない者です。売る側が消費者のことを思って機能をやたら盛り込んだ商品を作っても、実は消費者はシンプルで使い洒水物を求めていたなんてことはよくあることです。
著者は、このチャンスをつかむためには消費者目線が重要だと説明します。

前回、今回と商品を商品・サービスを決める際に有益な様々なヒントを抜粋してご紹介しました。

・大企業とは同じ土俵には乗らない
・手を広げすぎず、専門化・細分化で勝負する
のが重要だと気づかされました。

本日はここまでに致します。次回は「エリア戦略」について書きたいと思います。

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