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相続アドバイザー3級勉強記録(41回目 貸金庫契約者の死亡編の続き)
こんにちは、士業開業準備中のZoroと申します。相続アドバイザー3級検定の日々の勉強記録、本日は「貸金庫契約者の死亡」の続きです。
貸金庫に関する遺言の記載
貸金庫に関する遺言(例えば貸金庫に関する権限は相続人(または遺言執行者)に与えるとの記載があれば、それに従えばよいのですが、そのような記載がない場合は、相続人全員の立会いの下で貸金庫の開扉に応じるべきです。
尚、遺言執行者がいる場合であっても、遺言の中に遺言執行者に貸金庫に関する権限を与える胸の記載がない場合は、直ちに権限が認められるわけでないので貸金庫の開扉に安易に応じてはならない。
一部の相続人が貸金庫の開扉に協力しない場合
この場合、金融機関は他の相続人に事実実験公正証書の利用を提案することができます。
貸金庫の開扉についての事実実験公正証書とは、公証人が相続人から相続財産の把握のために貸金庫の中身を点検確認する旨の嘱託を受けて貸金庫を開扉等して格納物を確認しその内容について記載した公正証書のことです。
この公正証書を作るには、できるだけ多くの相続人の立会いの下で貸金庫を開扉し、公正証書を作成する必要があります。
本日はここまでといたします。ここまでお読みいただきありがとうございました。次回は融資の相続について書きたいと思います。