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「小さな会社☆儲けのルール」を読む(その13)~「弱者の顧客戦略」

こんにちは、士業開業準備中のZeroと申します。今日から開業へと背中を押してくれた書籍の中からマーケティングを勉強した本をご紹介します。今日から、ランチェスター経営で有名な竹田洋一先生の「小さな会社☆儲けのルール(フォレスト出版)」の「弱者の顧客戦略」を取り上げたいと思います。


本書では、弱者の戦略=儲けのルールとして、大きく7つに分けて説明します。
①弱者の基本戦略
②弱者の商品戦略
③弱者のエリア戦略
④弱者の客層戦略
⑤弱者の営業戦略
⑥弱者の顧客戦略
⑦弱者の時間戦略

本日から「⑥弱者の顧客戦略」について書きたいと思います。

顧客戦略とは

顧客との接し方を間違えると、いくら良い商品やサービスでも売れません。仮に一度売れたとしてもリピート注文はありません。
顧客との接し方、つまりコミュニケーションがうまくいく仕組みを作ることが「顧客戦略」です。

リピーターをつかむ

リピーター獲得は新規顧客開拓に比べて時間もコストも格段に安く済ませることができ、リピーターの割合が増えると経営は安定します。
本書では、リピーターを捕まえるための仕組み、つまり新規顧客をリピーター、そしてファンへと顧客を育てる流れを3つのステップで説明します。

ステップ1:初めての人に好かれて「お客」になってもらう

本書では、まずは、自分視点ではなく、顧客の目線に立ち顧客との直接の接点を総点検し、次に顧客に不便や二度手間をかけているところを改善することを提案します。
つまり、すぐに儲かる一発逆転ホームランのような手っ取り早いノウハウではなく、日々のコツコツとした創意工夫が必要なのですね。

具体的な手段としては、
①名刺・封筒づくり
②電話・FAX対応のコツ
について、本書では細かい様々なポイントを紹介しています。これはメールやSNSにも応用できそうで、私も取り入れたいと思います。
ご興味のある方は本書をぜひご一読ください。

本日はここまでに致します。ここまでお読みいただきありがとうございました。次回も弱者の顧客戦略について書きたいと思います。


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