どんぐりとほっと一息は山の風

画像1 待っていた秋の風がそよと吹いた。猛々し太陽から身を潜めるようにすごした日々から解放されるような風だった。まだ青いどんぐりが目にはいったが、もうしっかりと大きくなって、旅立つときが近いのだろう。母なる樹からの栄養は吸いおさめのときがきた。どんぐりという命の継承は、リスなど小動物と共存していくための戦略と聞いた。生命史の長きを命を繋いでいる。縄文の時代には、どんぐりは食料になった。今でも子どものおもちゃである。私は、どんぐりは不思議な木の実だと思う。

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