論文の書き方をまとめてみたよ!
(1)タイトル
まずはタイトルを記入します。
論文の1ページ目を見れば、すぐに埋めることができますね。
タイトルだけでなく、筆頭著者、雑誌名、出版年も書いておくと見返す際に便利です。
(2)研究内容
研究内容をまとめます。
Abstract、Conclusionの内容をまとめることが多くなると思います。
1~2文程度の簡単な文章でまとめましょう。
「研究内容」をまとめた例です。
「研究内容」の例
無保護グルコースの立体・位置選択的グリコシル化を可能とする安価な触媒を開発した。
~という新た機能を有するタンパク質を発見した。
5G技術の改善に有効な~という機能を持つ新規分子を創出した。
(3)新規性・進歩性
先行研究と比較したときの新規性や、科学的な価値について書きます。
論文・特許のキモの部分ですので、このフォーマットにおいて最も重要な項目です。
文献をまとめる手法は多く知られていますが、新規性・進歩性に着目している点が、私が使用しているフォーマットの特徴的な点です。
特に企業においては、技術の新規性・進歩性が文献検索において重要な情報となるためです。
研究分野でのインパクトなども書いておくと便利ですね。
私は2~3文程度でまとめています。
新規性・進歩性の記入例をまとめました。
新規性・進歩性の例
無保護グルコースの位置・立体選択的グリコシル化を達成する触媒は今まで非常に高価であった。また、その適応範囲は限られていた。本触媒は安価で適用範囲が広いことが特徴。
~という機能を有するタンパク質は、存在を予想されていたが発見はされていなかった。本研究では新たな分析手法により、このタンパク質を発見した。
5G技術では、~においてコストが高いという課題がある。今回創出された分子はこの課題を大きく改善する可能性がある。
ソース
補足させていただく。
新規性・進歩性については特許では必須項目である。
(過去に特許申請したので少しだけ詳しいぞ!w)
またタイトルの次はアブストラクトとイントロダクションが必須である。
これは英語論文を読めばアブとインの違いがわかるだろう。
【役割の違い】
アブストラクトの役割は、研究の概要を明確にし、研究成果を簡潔に示すことですが、イントロダクションの役割は、読者が研究の背景をより深く理解するために必要な情報や、研究の重要性や新規性について示すことです。言い換えれば、アブストラクトを読めば、(オープンアクセスでないジャーナルの場合ですが)そのジャーナルを定期購読していない読者にも論文の内容を伝えることができます。一方、イントロダクションは、そこから先を読むための導入部分です。
【構成の違い】
論文の種類やジャーナルの投稿規程にもよりますが、アブストラクトには見出しがついたもの(構造化抄録)と、そうでないものとがあります。一方イントロダクションは、研究分野やジャーナルに関わらず、研究の背景→リサーチクエスチョン→解決方法という流れに沿って展開されます。
ソース
英語論文を何故勧めるのか?
そして何故quoraは英語の方が便利なのか?
グーグル検索では -.jpとするのはなぜか?
効率なんですよ。全て。
英語論文の方が量は100倍以上。
quoraもjpに比べて情報量が違う。
英語論文を読めるようになれば
次は英語論文を書きたくなるはず。
そしてその論文をどこかで公表することになるだろう。
論文の書き方は最初はみな素人なので焦らずにじっくりとやってもらいたい。論文は慣れです。慣れ。1日3-4つの論文を書いてた私。
どうやればタイトルから導入部分をひっぱるか?
どうやって序章へとつながるのか?
これはパズルと同じです!www
「英語論文を書きなよ!」ってエルが言うんだから間違いないぞ!w