清浄ビショップスペシャルガイド
名古屋OJAベビースター所属の和真です。今回はよく使われるデッキの一つでもある清浄ビショップについて解説していきたいと思います。
全文無料で読めるので最後まで気軽に読んでください!
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1.構築について
このような形の構築がオーソドックスかなと思います。変更点としては「平等なる裁き」が「清き転変」に変わっている構築や、「ラー」「大天使」の枚数に変更があるくらいかなとは思います。(後述)
良くも悪くも確定枠が多く、必要エーテルもそこまで高くないので環境デッキの中だと組みやすいです。
2.レート戦績
レート181戦時点での戦績となります。安定して6割出ていたのですが、進化ドラゴン(OTKドラゴン)やAFネメシスが途中で増えてきてしまいやや勝率が落ちてしまいました。
とはいえ、多くのデッキに対して戦いやすいとは感じるので、まだまだ一線で戦えるデッキかなとは思います。
3.採用カードについて
個人的に3枚採用だと考えているカードは以上です。デッキの核であったり、動きを安定化させてくれるカードが多めとなっています。こうしてみるとほぼデッキの中身が固定化されているようですが、あくまで自分の考えなので人によって細部は異なってくると思います。
前環境では「宝石の輝き」や「一角獣の祭壇」の枚数が減らされていることもありましたが、今環境では序盤に必ず置きたい、動きたいことが多いので3枚採用としています。
「招来の大天使」についてですが、今期から追加された「グリームニル」によって体力が20だと1ターンキルされてしまうのでどうしても体力上限を上げておかなければならない場面が多く存在しています。進化権をこのフォロワーに残しておかなければいけないことはネックですが、それを差し引いても3枚採用しておきたいフォロワーだと言えます。(ファンファーレ効果もたまに役に立ちます)
採用候補のカードについて
上記の33枚を除いた7枚の枠にこの中から入れるといった感じです。それぞれについて軽い説明とともに記載していきます。
1.清き転変
フォロワーまたはアミュレットを変身させるスペルです。平等なる裁きと異なり、アミュレットを消すことが出来るので、「AFネメシス」などのアミュレットを軸とするデッキに対して役立ちます。ただし、2/1疾走のホーリーファルコンを相手の場に出してしまうので、相手の打点を増やしてしまう点には注意が必要です。3枚はやや過剰な気がするので採用する際には平等なる裁きと合わせて入れるのが良いかなと思います。
2.平等なる裁き
相手のフォロワーを消滅させるスペルです。序盤のダメージカットや相手が強力なラストワードを持っている場合にはかなり使い勝手の良いカードです。相手の体力を回復させるデメリットはあるものの、長期戦で勝利を狙うデッキなのであまり気にしなくて大丈夫です。無難に2〜3枚採用しておいて問題ないです。
3.ピラータートル
清浄を確定サーチできるすごいやつです。序盤にやることが少ないデッキなのでサーチ+面にフォロワーを並べられるのは優秀だと言えるでしょう。ただし、3/1/4というステータスはお世辞にも強いとは言えず、引きまくっても邪魔になってしまうので1枚採用にとどめておくのが良いと思います。
4.絶望の聖女・ジャンヌ
イオの4点でギリギリ勝てなかった試合を拾ってくれる優秀なカードです。もちろん3コストでも使えるので除去カードとして使うこともありますが、基本的には最後の押し込みに使うカードなので7コスト5点のカードとして考えると良いです。ラストワードの回復も役立つことは多いですが、自身とリーダーにもダメージが入る上、進化後でないと回復に絡まないので1枚は必須で枠に余裕があれば2枚の採用がベストだと考えています。
5.光輝の顕現・ラー
このデッキのフィニッシュ要因です。基本的にはラーのダメージで勝利するデッキなので、2枚は必須で3枚入れてしまっても問題ないとは思います。ただラーを入れるに当たって低コスト(3コスト以下)のカードを抜いてしまうと序盤全く動けずに負ける...なんてことも多いので個人的には2枚推奨です。ラーを3枚入れる場合は恐らく招来の大天使を2枚にすると思います。
4.ミラーマッチについての小ネタ
1.清浄を消すよりもラーを急げ!
清き転変を採用することによってミラーが有利になる……と一見思われがちですが、ミラーマッチでの勝敗を分けるのはラーの有無です。極端に言ってしまうと清浄の領域0枚vs2枚でも問題なく勝ててしまうので清き転変で勝率が変わるとは考えない方が良いです。
後述しますが、ラーを全力で着地させることを考えましょう。ただし、引けてさえいれば後から着地させても問題はないので先にプレイするのは「招来の大天使」などにするべきです。
2.ゼルガネイアは先に殴ると不利になる!
10ターン目に直接召喚されるゼルガネイアですが、お互いの体力が同等かつラーがかかっている場合には先に殴ってはいけません。自身の体力が減っている状態でターンを渡すことになるので、逆リーサルを食らいかねないです。
自身が明らかにライフレースで勝っている場合や、ラーが自分のみにかかっていて余裕がありそうな時のみ攻撃しましょう。
3.5コスト3銃士の優先度について
ミラーマッチにおいてはラー>大天使>ルナールです。ルナールプリーストに関しては置かなくても勝敗に影響しないので、むしろ0コスト2点を終盤に使う意識にした方がいいです。
ミラーマッチ以外ではルナール>大天使>ラーが基本の優先度だと認識してください。とはいえルナールは起きにくい時もあるので無理には設置せず無難に大天使から行っても問題はないかなと思います。
5.各デッキとの相性と戦い方について
このデッキがない!という方は言っていただけると幸いです。とりあえずは良くマッチングするデッキとの相性を掲載しております。
1.ロキサスエルフ
相性 微有利
マリガン(共通) 祭壇、宝石の輝き、スローイング、ピラータートル、清浄
マリガン(後攻) 平等なる裁き
一言 ヴァーロキからシャムシャマ3枚くると死ぬ
相手の展開が完璧でないことも結構あるので、清浄2枚貼りまで行けると少なからず安定して勝てると思いますが、現環境トップクラスのデッキなので油断は禁物です。(一角獣の祭壇を持てているとなおよし)
負けのパターンとしては相手の乗り物溜め込みの後の7〜8ターン目のヴァーミンハンター+ロキサス+aのotk狙いの展開が多いですが、ごくたまに先攻を取られた場合のアグロムーブ(ウェルダー、パスチャーパスチャー、リザード等)にやられてしまうこともあるので注意です。
2.アリアエルフ(セッカエルフ)
相性 微不利
一言 必殺つけるおっさんが強すぎる
大天使の進化と清浄の効果で守護をつけることを意識して立ち回りましょう。アリアに進化を切られつつ、フェアリーに必殺付与されてしまうとかなり厳しいです。ゼルガネイアでのダメージはあまり期待できないのでいつラーを設置するか、相手のセッカで何点出されるのかを意識しつつ強い面を作りましょう。
清浄の領域1枚だと貫通されてしまうので、2枚貼ること、守護を毎ターン要求されるので「ルナールプリースト」を着地させることを意識してください。
3.OTKロイヤル
相性 不利
一言 ジェノジェノジェノアルベ対ありです
必敗といってもいいくらいの相性差です。ロングゲームを目指す関係上、どうしてもOTKを狙う相手は厳しくなってしまいます。低い可能性を拾いにいくのであれば、早期清浄2枚設置目指すのが一番でしょう。
幸いにもそこまで全体面有利……というデッキではないので流行していないのが助かっています。
4.スペルウィッチ
相性 有利
一言 急に出てくるアンを忘れるなかれ
毎ターンの打点が計算しやすい点と、早期で面がそこまで強くなりにくいので処理もさほど苦ではありません。清浄+大天使を設置してゲームを進めれば基本的には勝てるとは思いますが、「フューチャービジョン」+「アン」のダメージには気をつける必要があるので、しっかり体力ラインは考えておきましょう。
5.ライドドラゴン
相性 有利
一言 魚はやばい…と思った時のライドラで笑顔
この対面は絶対に落としたくないです。託宣から動かれる分には問題ないですが、先攻の冒険者+レジーはかなり重いのでこの対面にも対ロキサスと同じく「平等なる裁き」を持つなどして対応しておきたいです。
ガンダゴウザの12点など、基本計算しやすいので相手が何点出るかを把握しつつ、盤面と体力を維持しましょう。粘りに粘っていけば大丈夫です。
6.進化ドラゴン
相性 不利
一言 託宣でライドドラゴンか?と思ったらこれ
OTKロイヤルに続く無理マッチです。ディズレスタンが反則級に強く、「深海の接近」から確定サーチする形の進化ドラゴンには必敗と言ってしまっても過言ではないです。
最近流行っている形の進化ドラゴンは「レジー」「ロイ」まで入っている「グリームニル2発20点」のPPブースト型が多いので一応大天使に進化を切り25にすることで耐える可能性はあります。とはいえ、接近でディズレスタンをサーチされる可能性もありますし、単純に本体が強く不利マッチには変わりないです。
7.アグロネクロ
相性 有利
マリガン 共通のカード+イオ、裁き、ロレーナ
一言 インパルス避けろと心から叫ぶ
基本的には清浄の設置ターンが弱くならなければ勝てます。面を作られている状態で清浄を置いて終了などすると容赦なく削りきられるので、序盤からイオやロレーナを置いて安着を狙いましょう。
8.進化ヴァンパイア
相性 五分
一言 思ったより勝てる
進化〜には大体不利ですが、進化ヴァンパイアは20点OTKがメインなので大天使に進化を切れていれば意外と勝てます。
大天使も重要ですが、清浄とアミュレットに打つでお馴染み「堕落の決意」の枚数勝負になるのでそこの有無の方が大きいとは思います。突然出てくる「シス」3体で負けることが割とあるのでケアはしっかりしましょう。
9.背徳バアル
相性 有利
一言 6バアル3連打は無理
アグロネクロと同じく序盤をしっかり作れれば勝てるマッチです。一言にも書いてある通り6バアル3連打されると負けますが、まぁ仕方ないかなって感じで割り切りましょう。
負けパターンとして気を付けておきたいのが、「ハレゼナ」を取れないパターン、「鏖殺の大悪魔」を取れないまたは5点で削りきられるパターンです。ラーのダメージと「イオ」「ジャンヌ」のダメージをよく計算しておきましょう。
10.AFネメシス
相性 不利
一言 相手の方が大変だから割とミスる
このマッチもかなり厳しいですが、前述した「OTKロイヤル」「進化ドラゴン」よりは勝てる可能性があります。単純にギガスファクトリーやバハムートを引けていない場合もそうですが、こちらの体力がかなり高めである場合に相手がミスる可能性が高くなるためです。
ワンチャンスを狙うために「将来の大天使」に進化を切りまくって勝利を掴みましょう。また、このマッチに対しては「清き転変」が刺さるのでよくマッチするようなら採用しても良いと思います。
6.最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます!清浄ビショップを使おうと思っている方、使っている方の参考になれば幸いです。
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