年収が下がっても転職をする3つの理由
HR領域で15年働いた後、40歳(文系資格なし)で外資系に転職したZEROです。半年前に自ら転職活動を経験した自分の体験談を皆さんにお伝えできればと思います。
そうは言っても転職は今回で2回目。
1回目⇒29歳:HR領域⇒HR領域(年収430万→600万)
2回目⇒40歳:HR領域⇒フィンテック領域(年収800万→800万)
直近の転職は年収ステイです。というかむしろ下がりました。なぜ年収ダウンの意思決定をしたかも解説していきますね。
そうは言っても・・・。
今回、この記事を読んでいる皆様はこのような悩みをお持ちなのではないでしょうか。
①現状の給料が安すぎる。割に合わない・・・。将来が描けない・・・。
②評価されない・・・。評価基準が曖昧過ぎる。なんであいつが俺よりお多いんだよ・・・。
③コロナで賞与カットとかあり得ない。
とにかく現状の給与・年収に不満を持っていませんか?年収アップのための情報収集をされている方が多いのではないでしょうか。
けど・・・・。そこでこんな会社辞めてやる!転職だ!と思っても・・・・
①こんな自分を評価してくれる会社あるの?
②そもそも転職して年収って上がるの?
③転職した人のリアルな体験談を聞きたい
こんな不安が常に出てきますよね。
今回の記事は実際に転職をした私の体験談をもとに以下の3点をお伝えします。
①転職時の年収アップに関する考え方
②転職に挑む心構え
③転職後の苦労話(リアル話です、お楽しみに!)
40歳にして半年前にガチで転職活動を行ったリアル体験も含めお話していきますね!最後までお付き合いください。
①まず、転職って年収上がるの?っていう質問に対する回答です。
dodaさんの記事が出てました。20代後半で差が出ているとの記事がありますね。けど、これってアップ率にフォーカスされた記事ですね。正直あまりあてになりません。どうしてかって?転職前の給与水準がバラバラですから。
dodaさんの記事を更に抜粋です。商社と人材サービスが同率で1位となっています。しかし、商社と人材サービスのもともとの給与水準が違いすぎます。この二つを調べても何の参考にもなりません。私も1回目の転職で150万上がっています。もとが安すぎたんです。月100時間残業していても残業代込みでしたから・・・。HR領域ってそんなもんです。商社と比較すること自体おこがましい。ブラックという言葉はあえて使いません。社会勉強です。
では切り替えます。
年収アップの考え方です。
「キャリアップ=年収アップ、キャリアチェンジ=年収同水準orダウン」
これにつきます、同業に行くのであれば知識、経験が評価され年収アップの可能性は高いですね。逆に異業種に行くのであれば下がることも覚悟した方が良いと思います。
ただ、結論、今の年収が安いと感じている方は転職活動を始めたほうが良いと思います。給与に不満が出る企業は給与システムが実態の労働対価に合っていないのです。もっとあなたにぴったりの会社はいくらでもあります。給与体系って企業により十人十色です。企業規模とは関係ありません。
特に今が本当に相対的に安いと思うなら転職後は必ず上がります。年収が100万増えるだけでも未来はとても明るくなります。悩んでいるらなまず一歩を!
転職サイトはリクナビとかで良いと思います!
ちなみに余談ですが、転職後1年目は賞与が出ません!私もこれで失敗しました。出ても「寸志」です。5万とか・・・。
契約書に年収600万と書いてあってもあくまでも理論年収です。初年度は賞与対象外のため結局500万しかもらえないとか普通です。ちなみに2年目も90%とかの企業も結構多いですよ!人事サイドは世の中の常識なのであえて説明もしません。知識として持っておきましょう!
②転職に関する心構え
年収も大事ですが、転職時の心構えもお伝えします。私はむしろ年収よりこちらを重視しました。私は40歳にてキャリアチェンジという選択肢をしました。1000万<800万。正直迷った!むしろ妻は反対!そして・・・今は親友社員。詳しくは最終稿で・・・・。
HR領域で15年。今後の人生と仕事を考えたときに様々な「軸」でじっくりと考えてみました。市場の成長性、職場環境、トップの考え方、会社の成長性、10年後の自分や家族など。私はコロナ前に転職をしましたが、コロナ禍の現状においては一層この考え方は重要なのではないでしょうか。
私の転職時の軸は・・・
①市場の成長性、②10年後の自分や家族、③給与制度
私も営業畑の人間なので伸びている市場の方が成果が出しやすいとずっと痛感しておりました。少子高齢化で人材関係は今後は相当厳しい・・・。といった考えでしょうか。コロナ禍で考えるとエンドユーザーと接する仕事や旅行関係は避けるべきでしょうね。
また、前職はハードワークで家族の時間や自分の時間が十分に取れませんでした。休日はしっかり休み家族との時間の取れる職場が希望でした。
また、給与体系においては前職では年収800万は社内でもトップクラスの金額。つまり伸びしろがない会社だったんですね。新たな会社は管理職じゃなくても800万はもらえます。伸びしろも大切ですよね。
③転職後の苦労話
年収が大幅にアップして新たな会社に入ると間違いなく実力以上の成果が求められます。私も結構追い込まれました。年収150万上げるわけですから。当然会社の要求は強くなります。また、異動等断りにくくなります。
「年収が上がる=会社に執着する」ここは必ず通る道となります。覚悟しておいた方が良いでしょう。
逆に、異業種に転職した場合は、40歳でも新入社員みたいになります(笑)もはや共有の言語がありません。ビジネスとしての経験値は十分ではありますが、全て基礎から覚え直す必要があります。
笑い話ですが、昔と違って覚えられない覚えられない(笑)
年下の上司にアドバイスをもらながら奮闘する日々が続いております。ここは上司に恵まれました。親切・丁寧に教えてもらっています。
ん?何を?Microsoft TEAMSの使い方ですよ(笑)こんなもんです。
コロナ禍ですが休日は家族とのんびりやってます。
転職は人生の大きな転機になります。
「お金は大事、けどお金だけがすべてじゃない」
これが15年間HR領域で様々な人の転職活動を見てきた結論です。
ただ、年収が安いと思っているかたは、まずはお金を追求しましょう!稼ぐことで未来が開けることもたくさんあります。私も収入と役職が上がり良い経験もたくさんさせて頂きました。感謝しかありません。
資格を取るとか副業で稼ぐとか最近色々言われていますが正直なかなか稼げるものではありません。転職し新たな会社にお世話になることが最も近道です。悩まれている皆さん!是非、未来への一歩を踏み出してください。
ちなみにコロナ禍で自粛中に見た映画で本当に気持ちを上げてくれる素晴らしい映画がありましたので紹介しますね!
社会人の方には是非見て欲しい!見終わった後は何故かスッキリした気分になります。その日1日がハッピーでいられる不思議な映画です。3時間超の大作ですが、自粛中の暇つぶしに是非ご覧ください!
最後まで読んで頂き有難うございました!See you!
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