「勉強が出来る子供の共通点」By EQWELチャイルドアカデミー編
HR領域で15年働いた後、40歳(文系資格なし)で外資系に転職したZEROです。さて、今回のテーマはこちら、「勉強が出来る子供の共通点」です。
子供が生まれたらやっぱり期待しちゃいますよね。
「勉強で苦労して欲しくない」
「将来の可能性を広げてあげたい」
「世界に通用する人間になって欲しい」
幼児期は子供への期待がどんどん膨らんでいく時期かと思います。楽しい時間ですよね。そんな中で、今回は「勉強が出来る子供には共通点がある」という話です。この共通点について幼児教育の名門、EQWELチャイルドアカデミーはどのような答えを持っているのでしょうか。
ということで、「勉強が出来る子供の100人の共通項」です。
1. 幼児期言葉で否定されていない、良く話しかけていた、親から「ダメ」を言われていない。
2. 0歳から両親が毎日よく本を読んでいた
3. 動き出したら好きなことを出来るだけたくさんさせてきた
4. 子供がしゃべりだしたら親が子供の話を真剣に聞く
5. 結果ではなく「努力」を褒めてきた
6. 暗示の言葉:大丈夫!君は出来る!
この6つが「勉強出来る子供100人の共通項」のです。
EQWELチャイルドアカデミーの教育方針。この辺りは徹底されています。私の娘も2歳から2年ほど通っていますので、このあたりの教育方針は結構細かくヒアリング&実践しました。体験談をもとに解説をしていきます。
まず、最初の「否定しない」、「ダメ」って言われていないです。
「うちは大丈夫」と思われているお母さん、ちょっと心配です。幼児期(0歳~2歳)くらいまでは子供を否定したりしないんですね。そもそも子供は何もできませんから。注意しなければいけないのは3歳~6歳くらいだと思います。イヤイヤ期が始まり自分の欲求がコントロールできないと本当にイライラする行動ばかりしてしまいます。お母さんがやってほしくない3つの行動を徹底的に繰り返します。
①怪我につながる危ない行動を繰り返す
②部屋を汚す、片づけない
③注意を引くためにワザとお母さんの嫌なことをする、言うことを聞かない
こんなことを3歳になると毎日当たり前のように起こります。今まで大声で注意したことのなかったお母さんの子供に対する態度が結構変わる時期となります。お母さんは理性が保てなくなります。この時期にお母さんがどれだけ平常心で見守るスタンスでいられるかどうかがポイントなんですよね。否定をしない、ダメと言わない。3歳を過ぎても継続することが大事です。
次に絵本を読むということです。
これはよく言いますよね。「イメージ力が育ち発想力・創造力が伸びる」とか。「読解力が身に付き教科書が理解が容易になる」とか。
これも実はさっきの3歳以降も継続することがポイントなんです。何故か3歳以降になると今まで一生懸命絵本を読んであげていたお母さんが絵本を読む機会が少なくなるんですね。ここには様々な理由があると思います。「3歳になると子供が自立し始めるので、少し目を離しても自分で遊んでいる」とか、「子供の保育園に預けて働きに行くお母さんも増える」など。色んな家庭の環境の変化により、お母さんが子供に絵本を読む機会が一気に少なくなります。これだと駄目なんですね。むしろ、3歳からが勝負です。少し字が読めるようになったり、絵や言葉の認識力が一気に向上するタイミングです。ここを頑張り毎日絵本を読んであげると小学生に入るころには大きな差が出てくると思います。0歳から3歳までより3歳から6歳ぐらいが絵本は重要だと思います。
3つ目は動き出したら好きなことをとことんやらせるですね
これも相当難しいです。世の中、子供が一人で生きているわけではありませんし、時間と一緒に生きていかなければなりません。しかし、EQWELでは「子供が集中してやり始めたら見守り続ける」こういった教育方針です。同じことを3時間継続していてもやめさせません。子供が納得いくまでやり続けさせる集中力と好奇心を妨げない。このスタンスが大事なようです。一緒に付き合っている両親は大変ですよね・・・。ちなみに「うちの子はテレビが大好きなんです。これも何時間も見せていて良いのでしょうか」という質問はあると思います。これは私も質問をしました。この質問に対する回答は「NO」です。細かな理由は分かりませんが、テレビは集中して長時間見ても子供の成長にはつながらないようです。受動的だからですかね。時間を決めてみるのが良いとおっしゃっていました。長くて1時間くらい。それから両親がずーっとテレビをつけている家は良くないともおっしゃっていました。テレビって絵本と真逆の「害」しかないとか(笑)
4つ目は「子供が話を始めたら真剣に聞く」です
これは意識の問題で意外とサクッと解決する議論だろ思います。「子供をどれだけ一人の大人としてとらえているか」、認識の問題に限るのではないでしょうか。私の個人的な話になりますが、「今でも意思決定が苦手です」。将来のこと、家族のこと、子育てのこと、やりたいこと。やりたいことが見いだせない、やりたいことがあっても他人の評価をきにしてします、そもそもやりたいことがない。昔から結構両親に否定ばかりされてきた結果だと思います。
こんな人物像って今のビジネスパーソン結構多いんです。現役世代だけではなくリタイヤ世代も。会社を辞めると友達ゼロ。何をして生きていけばよいか分からない。人生100年時代。よくやく仕事から解放されてもこういう人生ってきついですよね。先の話をするつもりはありませんが、子供の将来を考えると、子供の意思決定に対してあまり批判をしない方がよいと思います。是非、一人の人間として向き合ってあげてください。生まれて数年しか経っていなくてもあなたとは全然価値観の違う子ですから。
5つ目は「結果より努力を褒めろ」ですね!
子育てはとにかくプロセスが大事。結果はどうでも良いのです。結果ばかり重要視していると「正解をみつける」ことに意識がいってしまいます。正解探しの人生なんてつまらないですよね。むしろ、正解ではないのかもしれないけど、継続する姿勢、頑張る姿勢、この辺にフォーカスしてあげてください。
そして最後は大丈夫!君は出来る!です。
親が信じてあげなきゃだめだって結論ですよね。ここが一番難しい。けど、ここが一番大事なんでしょうね。EQWELチャイルドアカデミーの教育方針の一つに、「親がどれだけ楽に子育てを出来るか」という考え方があります。楽をするには見守る、過度な監視はしない、自分の理想を押しつけないなどの意味があります。けど、子供のことが気になってしまう。だから見守れる口うるさくなり、子供が反発し親は悩む。子育てがきつく感じてしまうんです。キツイ子育ては親にも子にも不幸です。是非、見守って楽に子育てをするスタンスを身に付けたいですね。そのためには親も子供のことを信じましょう!大丈夫!君は出来る、お母さんは信じているから!このスタンスが大切です。
以上、6つの共通項を話してきましたがいかがでしたか?
子育てが上手くいかなくなる親の傾向として、「成長した子供に自我が出始め、その行動や発言、態度が自分の理想と違うことから発生するイライラ」によって自滅してしまうケースがほとんどです。イライラして絵本を読んであげられなくなる、イライラしてついつい子供の話に真剣に耳を傾けなくなる。こういった態度がどんどん子供を委縮させやる気や個性を消してしまっているようですね。
逆にEQWELチャイルドアカデミーの6つの共通点を実行しているお母さんの特徴はとにかく「おおらか」なお母さんが多いです。少しのんびりしていて、決して他人の悪口を言わず、子供も否定しない。そして子供を1人の人間として向き合っている。こういうお母さんが特徴だと思います。日々の生活の中でなかなか難しいことは多いと思いますが、この6つの特徴が出来るよう日々がんばっていきましょう!
ポイントは3歳からです。0歳~3歳くらいまでのお母さんの教育方針、スタンスは実はどの家もあまり変わらないと思います。
是非、がんばりましょう!最後まで読んで頂き有難うございました!