ポケモンエメラルド Emタワー トリックバトンパ(300連勝)
Emタワー クチート入り300連勝達成!
好きなポケモンに対して酷い言い方になりますが、正直クチートが300連勝パーティーに入る程のパワーがあるとは思わなかった😅
まず前回の記事で、書き切れていなかったこのパーティーの基本作戦プランから改めて書き直します。
基本チャート
バリヤードでトリック、相手にこだわりはちまきを押し付ける。ここまでは基本なので変わりません。
🌟プランA
クチートでてっぺきを積つつ、ラティの苦手なタイプの技ポイントを枯らし、B+6になったラティ兄妹でめいそうを積む。
※プランAは、このパーティーの最大のコンセプトなので、わからない人はいないと思います。
🌟プランB
クチートのいかくで相手をA -1にし、いちゃもんを入れて、クチートが不慮の事故(タイプ一致こだわりはちまきすてみタックルなど)で倒された時の保険を掛けつつ、技ポイント枯らし。
みがわりを盾にして、めいそう+6のラティを作る。
このプランBが、他の鋼タイプやにはできない、クチートのみの個性だと思っています。
リュガの実を持たせB+1で粘るラティの型がありますが、クチートはいかくでクリアボディ持ち以外はこれを再現できる為、ラティに持たせるアイテムの幅が増えています。
(1番対策したいメタグロスに、いかくが効かない為、もしかしたら結局リュガの実のほうが良いのかは、まだ悩んでいます)
前回の構築からの改善点
①弱点を突く2ウェポン持ちのポケモン、ヘルガー、ヘラクロスなどに素早さで負ける点。
※特に最速ビルドアップヘラクロスが、ブーピッグでは厳しかった。
②初手でだいばくはつされた後、2匹目の対処が、たべのこしラティ兄妹では厳しかった点。
2匹目のれいとうパンチ持ちや、両刀ピントレンズフライゴンなど。
③はちまきすてみタックルでバリヤードがそのまま倒された後、クチートがいちゃもんを使う事が出来ず、こだわりはちまきすてみタックルをラティ兄妹がまともに受けないといけないせいで押し切られてしまう事
上記の点が、主だった課題であった。
今回から抜擢したバリヤード。①番の課題であったヘラクロスとヘルガーより早くトリックをすることができ、特殊防御も高い点で改めて採用。
幸い、ヘラクロスにはせんせいのつめ持ちがいない、ひかりのこな型はクチートとの2匹で威嚇で攻撃を下げれば対処可能。
②番の課題は、ラティをじこさいせい型に変更。クチートの足りない特殊防御は、ラティに対処してもらう事にした。
※今回はハガネール初手だいばくはつからのバリヤード(サイコキネシス・10まんボルト・れいとうパンチ・ほのおのパンチ)という個体を引きましたが、じこさいせい型だったので、なんとか粘り勝ちました。急所の入るタイミングによっては、負けていたので怖かったです。
物理防御は、クチートのいかくが一回でも入れば、ラティオスでも強引に受け、勝ち筋を引き込める場合がある。攻撃205のわるあがきまで、ラティのみがわりが耐える調整をしているのが幸いしている試合が多々ある。
※過去、対ヘラクロスにおいて、
トリック→バリヤードがメガホーンで倒される→クチートで防御+6を渡そうとする→メガホーンが急所に2回入り、クチートが倒される→ラティオスでメガホーンの技ポイントをギリギリで枯らす→めいそう+4のラティオスで、ヘラクロス+2匹を倒す。
という試合がありました。
③番の課題は、クチートの素早さを76にして、厄介なリングマの素早さを抜ける調整にしている。仮想敵としてるすてみタックル持ちリングマとグランブルは、せんせいのつめを所持しているが、こちらがこだわりはちまきを押し付ける都合上、素早さは上でないといけないと判断した。
こだわりはちまきすてみタックルが急所に入った場合、約43.8%の確率で倒されるが、いちゃもんが代わりに入るので、わるあがきとすてみタックルを交互に出された場合はラティが耐え切れるので、1匹目のポケモンで苦労する展開は減ったと思われる。
各ポケモン詳細
バリヤード@こだわりはちまき
トリック、いちゃもん、よこどり、スキルスワップ
おくびょう、H252、B4、S252
細かい調整ができてないが、S151以上(最速ヘラクロス抜き)は欲しいと思う。
でんじはを解雇し、代わりに採用したのがよこどり。
主な役割は相手のかげぶんしんを奪う事。
1ウェポン型のデメリットとして、かげぶんしん型の対処に技ポイントを一気に消費する点が挙げられる。
それ故に人によっては必中技を候補にいれたり、3000連勝パーティーはふきとばしでそもそも起点の候補から外すという対処をされている。
自分は「よこどりでかげぶんしんを奪えばいいのでは?」と思いました。
かげぶんしん+6だと、100%の技は33%まで落ちている。
トリック→よこどりだと、かげぶんしん+1までなので75%。
プレッシャー持ちだと、トリック→スキルスワップ→よこどりで、かげぶんしん+2は60%。
上記の確率ならば、2匹目以降に出てきたレジスチルやハピナスに対して11発以上のドラゴンクローを残して置けると判断しました。
※ちなみによこどりは命中判定がないため、確実にかげぶんしんを奪えます。
ただしゴーストタイプ以外が使うのろいを奪う事はできません。気をつけましょう
また、スキルスワップを置いてますが、これは先発メタグロス対策です。
ブーピッグからバリヤードに変更した為に、せんせいのつめメタグロスに対しての耐性が弱くなってます。
初手スキルスワップ→クチート交換威嚇→まもるでじしんの有無チェック→ラティオスと交換しながらメタグロスの攻撃を下げる
という対処法を想定していますが、せんせいのつめコメットパンチ→バリヤード何も出来ず瀕死→クチートのまもるでじしんチェック→交換でじしんの技ポイントを減らす過程でメタグロスだいばくはつ→2匹目メガニウムという流れで命を繋いだ試合もありました。
スキルスワップには他にも①接触状態異常特性②プレッシャー③かげふみ、これら3つの特性解除、④蓄電・貰い火・貯水の特性を奪って技ポイント枯らしという仕事がありますが、やはりメタグロスのクリアボディを奪うのがメインの仕事でしょう。
今回はよこどり・スキルスワップを採用しましたが、他にも候補技として、バリアー、バトンタッチ、さいみんじゅつ、かげぶんしん、フラッシュなどがあると思う。
Wバトンタッチでラティ兄妹をBD回避+6の最強状態するのもありだとは思いますが、私の構想力では、メタグロスやリングマなどの強力な物理攻撃ポケモンへの対処をしつつ最強ラティ兄妹を作る具体案は思いつきませんでした。
バリヤードはラティとセットで、まだまだ改良の余地はあると思う。
クチート@たべのこし
まもる、てっぺき、いちゃもん、バトンタッチ
ずぶとい、H188、B252、D20、S44@あまり4
すてみタックル持ちでやばいグランブルとリングマを上からいちゃもんする構成
リングマもグランブルもすてみタックルを持っている個体はせんせいのつめだが、トリックで押し付ける都合上、このような構成にした。
はちまきすてみタックルが急所に入り、43.8%でクチートが倒された場合。
この時、相手の控えのポケモンが苦手な鋼タイプが2体なら、負けてもしょうがないと思っている。
防御がやや過剰だと思うが、どこを仮想敵にすれば良いかまだ決まってない為、この状態。
この型にするまでに、いちゃもんの枠をかげぶんしんにして、BD回避+6の最強ラティオスで楽しんでいたが、強力な物理攻撃を持つポケモンへの対処が厳しかったので、いちゃもんに変更した。
ねむる、くすぐる、いちゃもん、まもる型でも良いと思うが、私の中でやはりメタグロスへの対処方法が思いつかなった。やっぱりあのメタグロスとか言うポケモン強すぎる。
また、今回のクチートは防御に比重を置いたが、フーディンのほのおのパンチを一発は耐えて、いちゃもんを入れる型も良さそうに感じた。
(前回の構築は、フーディンのほのおのパンチとれいとうパンチに砕かれているし)
調整候補は
ずぶとい、H188、B132、D142、S44@あまり4
この調整の注意点はリングマ・グランブルのすてみタックル急所を耐えないところ。
ラティオス@ラムの実
みがわり、じこさいせい、めいそう、ドラゴンクロー
調整は3000連勝のラティオスをコピー。
防御が高く攻撃205のわるあがきも、みがわりが耐える為、非常に硬い。
ただ丸コピ故の弱点もあり、この構築には若干ミスマッチ感がある。
具体的な所を述べると、オリジナルはメタグロスをエアームドのふきとばしで対処してるのに対し、こちらはスキルスワップで、メタグロスに対して真っ向勝負を挑んでいる。
真っ向勝負する場合、リュガの実を持たせたリンデさんのラティオスの調整の方が理に適っている。
※クリアボディを奪い損ねた場合、クチートで技ポイント枯らしをしないといけないが、コメットパンチで攻撃上昇したら、クチートも急所込みで倒される危険がある。その場合、ラムの実型のラティオスだとメタグロスとの殴り合いで負ける可能性が高い。
また教育学部のレッドさんが考案した、めざパ竜型・リュガの実ラティも非常に計算検討の価値があると思う。
威力が低いというデメリットも、ラティがB+6になっていればみがわりが壊れないし粘り勝てるので、気にする問題ではなさそう。
スキルスワップで奪い損ねた場合もリュガの実型なら対応できるし、めざパ竜で触らないのも嬉しいし。
まあ、どのような構築にするにしても、メタグロスという破壊兵器なんとかするのは永遠の課題かもしれない。
以下 危険なポケモン対処法など(前回との重複あり)
①メタグロス
初手スキルスワップ。
クリアボディさえ奪えたら、非常に楽。
せんせいのつめでバリヤードが仕事を達成できず吹き飛んだ場合、じしんの有無を確認しつつ、てっぺきを積みつつラティにバトンタッチ。
れいとうパンチ・かみなりパンチ持ちにはB+6は諦めた方が良さそう。
②ベトベトン
特性ねんちゃくのせいで、こだわりはちまきを押し付けられない。
スキルスワップでねんちゃくを剥がしつつ、型を特定。
のろい持ちとだいばくはつ持ちが厄介だが、クチートへの有効な技が一個しかないので、いちゃもんが入れば対処可能。素早さも70しかない。
③ドードリオ・オニドリル
トリックせずにクチートへ直接交代。
さっさとてっぺきを積んで、BD+6ラティを作るのが正解。
④ムウマorルージュラorハガネール等(くろいまなざしorとおせんぼ持ち)
基本的にバリヤードが相手のわるあがきで倒される事を祈りつ、よこどりを連打します。
ムウマorルージュラはほろびのうたを持っていますが、バリヤードは特性ぼうおんなので大丈夫です。
⑤2匹目以降のハピナス(めいそう型)
めいそうを積まれると倒せません。相手の技ポイントを数えつつ、たまごうみが無くなったタイミングから攻めましょう。
⑥2匹目以降のレジスチル(どわすれ・のろい型)
めいそう+6ラティオスのドラゴンクローですら砕けません。
のろいを持っている為、反撃のA+6のメタルクローが痛すぎます。
またメタルクローは技ポイント35回もあるので、かげぶんしん+6ラティでもない限り、技ポイントを枯らせません。
レジスチルのどわすれを確認しだい、クチートへ交換していちゃもんを入れましょう。
幸いメタルクローしか攻撃技が無いため、ねむるの技ポイントがなくなったら、ラティに交代して攻めに転じたら良いと思います。
⑥サーナイト(みちづれ持ち)
2匹いるカムラの実型、せんせいのつめ型が厄介。
型を特定してから攻撃するのが無難。
⑦サマヨール(のろい持ち)
トリック3回。
⑧ヘラクロス(メガホーン)
こだわりはちまきメガホーンが、クチートの急所に入ると約31.3%で倒される。
その場合、メガホーンが外れる事を祈りつつ、みがわりで耐えよう!
⑨だいばくはつを持った皆様(14種、個体合計24体)😡
オニゴーリ、ゴローニャ、ダーテング、ナッシー、ネンドール、ハガネール、フォレトス、ベトベトン、マタドガス、マルマイン、メタグロス、レジアイス、レジスチル、レジロック
上記ポケモン達の初手だいばくはつ率は低いが、私はこいつらが爆発した所を半分は確認している、本当にやめてほしい。
以上 私が確認できている危険リスト
🌟今後について
ひとまず、この構築で連勝を重ねられる所までは頑張っていきたいと思います。
連勝数が止まったら追記します。
その後はめざ炎ラティを生かした構築を試行していきたいですかねー。
(一週間かけて手に入れた個体だから、ちゃんと使ってあげたい😭)
また、この構築もそうですが、そもそものテーマとして
「エースポケモンが一撃で倒せないポケモンへの、対処をどうするか?」
これに尽きると思います。
3000連勝のエアームド/ハピナス/ラティオスの構築と違い、はちまきトリック型含めその他の積み技構築もそうですが、2匹目のポケモンで止まってしまうのが、そのまま負け筋へと直結しまいます。
この構築は防御+6とみがわり&じこさいせいで、ドラゴンクロー1回では突破できないポケモンへの一つの解答としています。
そして私の構想力では、自分が1ウェポンで上記の答えに入るエースポケモンはラティオスとラティアスの2匹だけかな?と、結論しました。
「めいそう+6ラティオスのドラゴンクローで、全てのポケモンを一撃で倒せないなら、もう候補思いつかないよ」という投げやりの思考なのでご留意を。
※あくまで私の構想力(実力不足)での話なので、1ウェポンで暴れられるラティ以外のエースポケモンがいる場合、ぜひ見たいです。
最後に
この構築に至るまでに、過去にあった負け試合のメモを書いておきます。
①ベトベトン→フライゴン@ピントレンズ
バリヤードのスキルスワップ→ベトベトンのヘドロばくだん→クチートへ交代→ベトベトンのヘドロばくだん→クチートのまもる→ベトベトンのかわらわり→A -6になるまでクチートとバリヤードを交換して攻撃を下げる→クチートの防御+4に反応して、ベトベトンだいばくはつ→ピントレンズフライゴン登場→フライゴンのじしん→クチートのバトンタッチ→ラティオスのめいそう→フライゴンのドラゴンクロー&かみくだくが急所→ラティオスダウン→攻撃手段がないため敗北
※反省点 こだわりはちまきをバリヤードがまだ持っていて、たしかバリヤードが素早さが勝っていたから、バトンタッチ先がバリヤードでトリックを押しつけていたら活路はあったと思う
②ダーテング→ラフレシア
ダーテングのだいばくはつからのACラフレシア、威嚇こみでもラティオスのみがわりがヘドロばくだんを耐えない事が判明、クチートの特防が低すぎてソーラービームが乱数2発、
いちゃもんが明確な解答だったが、当時はねむるしかもってなく、また攻撃技がソーラービームとヘドロばくだんしかなかったため、落ち着いて技ポイントを減らしたら、いちゃもんがなくても突破できていたと思う。
※ここからいちゃもん搭載
③リングマ→サンダース
バリヤードのトリックで、はちまきすてみタックルリングマが完成。
クチートがすてみタックル2発急所で沈み、ラティオスはみがわりでリングマの体力をドラゴンクローの圏内に入れて倒したが、サンダースに上からシャドーボールを入れられラティオスがやられ敗北。
※反省点クチートの素早さを、致命傷があり得るグランブルの素早さまで勝つラインまでと判断。