サッカーの試合を、上から撮影するときに、計算すること(3)ーちょっとした補足
かなり、マニアックな補足をします。
私はサッカー未経験者なので、息子のサッカーの試合を見る時、上からの映像がないと、何が起こっているのか、チンプンカンプンである。だから、俯瞰撮影をするのだが、そのとき、タッチラインからどのくらいの距離から撮影し、カメラの角度は何度に設定すべきか、ということを、どのように計算しているのか、ということを説明しました。(前々回、前回)
今回は、「計算すること」から派生する重要なこととして、カメラのピッチ角度を計算で出してきたら、どのようにその通りにカメラを設定するのか、という話をしたいと思います。
いたって、ツールのお話です。
iphoneに、「計測」というアプリがついています。
このアプリを開いて、「水準器」というものを選択して、カメラの上部にぴったりと合わせます。すると、
この写真の場合、下向きに22度になっていることが分かります。
というわけで、ここまでの流れを整理しますと、
(1)Googleマップで、現地視察をして、「距離を測定」機能を使う
(2)タッチラインからの距離と、カメラの角度を計算する
(3)iPhoneの「計測」アプリの「水準器」機能を使って、カメラ角度を設定する
これで撮影準備ができたので、次回は、撮影データに関する計算を書いていきます。