サッカー俯瞰撮影ファイル加工(1)早送り動画作成
ここでは、撮影した動画ファイルを、加工することについて、主に、FFMPEGとImageMagickの話をします。
FFMPEGのインストールなどは、いろんな場所で説明されているし、バージョンが変わると方法も変わるかもしれないので、省略します。
ただ、現時点での説明としては、こちらが良いのではないでしょうか。
ImageMagickについては、こちらを参照するのが良いと思います。
そもそも、サッカー未経験者なので、細かいサッカーテクニックの話や、そもそもオフサイドなどのルールに関しては、それほど興味がないわけです。それよりは、試合全体を眺めて、息子も、チームメイトも、みんな頑張ってるんだな、ということだけが知りたいわけです。
なので、俯瞰撮影しているわけで、さらに、その動画を早送りで見ているのです。
早送り動画の作成は、FFMPEGを使うと簡単です。
ffmpeg -i 元の動画ファイル.mp4 -vf setpts=PTS/64.0 -af atempo=64.0 out_movie.mp4
FFMPEGをダウンロードしてきて、インストールして、コマンドラインに、上のように打ち込むと、以下のようなファイルが作られます。
先ほどのコマンドで、「64.0」という部分が2か所ありますが、あれが「何倍」というのを設定しています。普通に状況を確認したい目的であれば、「1.5倍~2.0倍」が良いかと思いますので、「64.0」のところを「1.5」とか「2.0」に置き換えると良いです。
今回、「64.0」にしているのは、「60」に設定しておくと、15分は15秒、20分は20秒となるので、分かりやすいけど、なんとなく、「2の累乗数にしておいたほうが、コンピュータっぽい」という理由です。
というわけで、もう一度言っておきますが、私も普段から64倍速では見ていないです。このNoteに載せて公開するにあたって、各選手のプライバシーなどが守られるように、できるだけ「見えなくさせる」という目的で、64倍を選んでいます。なので、普段は、「1.5倍~2.0倍」を選んでいます。
俯瞰撮影に関することは、こちらをご覧ください。
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