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映画感想『BAD LANDS バッド・ランズ』

◆あらすじ◆
大阪で特殊詐欺集団の一員として受け子の差配をするネリ。ある日、出所したばかりの弟ジョーがヤクザ相手にトラブルを起こし、彼女も巻き込まれてしまう。そんな2人が思いがけず大金を手にしたことで、警察ばかりか巨悪にも狙われていくのだったが…。

※直木賞作家・黒川博行のベストセラー小説『勁草』が原作。


観終わった後の残念さが否めない。
面白く無いわけじゃないけど、かと言って凄くイイわけでもない。
笑っちゃうのが台詞の聞きづらさが『ヘルドッグス』以上。

そしてやっぱり安藤サクラとは相性が合わない。
いつもあとひとメモリな域に感じる。(あくまでも個人的にだがどの作品も同様)
ラストの台詞に「アンタ、男前やな」とかあったけどネリって女そんなに男前かなぁ?
彼女にあまりカッコ良さは感じなかった。

題材は面白いけど全体的にやや平坦さと回りくどさを感じて途中少し萎えたかな。
描きたい事あり過ぎて散漫さ出た感あり。
だからどの背景にも全く心が動かされなかったんだよね。
「へぇ、そうなんだ・・・」位な?ww

本当はネリの可愛そうな境遇にちょっと同情票欲しかったんだろうけど一票も入れられんで。

コイツの奴隷だったって⁈・・・なにそれ?


「本物の詐欺師にはなりたくない」とか言ったって犯罪者は犯罪者、詐欺師は詐欺師じゃね?本物も偽物も無いっしょ!
そんな生業で生きてんじゃねぇよ!って思うわけですわ。

もっと何かがズシッと来れば印象も変わったかもだけどなにせ何も感じるものが無かったから・・・ただただ偽善詐欺師の生活見せられてるだけだった。


そんな中!!!!

吉原光夫率いる府警連中が楽しませてくれたからなんとか集中力は保てたよ。

ふれあい荘&西成の混沌も抜群に引き込まれる。
それと大阪弁が引っ張ってくれたかな⁈な印象。
宇崎竜童そのまま終わらずで安心したわ。

そうそうサリngROCK良かったんじゃない?
『ヘルドッグス』のリーゼント姉さん同様、佇まいと存在感は気に入った!

サリngROCK

てか、友情出演の岡田准一・・・役名【アロハシャツの男】あのワンシーンしっかり持って行ったね。ヘルドッグスの慣れの果てじゃないよね?ww

全体より小ネタが楽しかったので良しとするが安藤サクラじゃなかったら個人的には絶対楽しめた気するわ。

苦手だわぁ・・・あの人。


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