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『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』
原題「The Founder」
◆あらすじ◆
1954年、ドライブインレストラン「マクドナルド」を訪問した52歳の男。その革新的ビジネスモデルに感心し、店を経営する兄弟と手を組む。方向性の違いから次第に溝が生じるも、彼は信念を曲げずに突き進む。
人道的視点で観れば胸糞悪いゲス野郎の乗っ取りストーリー。
一方、野心家の視点で観れば当たり前ののし上がり作戦遂行話。
観終わった後、正直気分悪かった。
ラストの瞬間「マジかッ!そこまで!!」ってなった。
なるほど【日本マクドナルド】が協賛しないわけだわ。
人の良心を踏みつけにしてまで成功したい神経がどうしても理解出来ないのでこの如何にもアメリカ的サクセスストーリーには賛同出来ないが映画としては引き込まれる要素は多分にある。
まぁ、マクドナルドには真の創業者と会社(店)をデカくした創業者が居るっていうのを知れたのは勉強になった。
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最初にオリジナルマクドナルドの店に主人公が出向くあたりの描写は凄くワクワクしてあの30秒でバーガー&ポテト&コークを出すシステムを考案した兄弟の話しには胸が躍った。
あぁ、そうやって苦労して苦心して脳も身体もフルに使ってあみ出したのねってね。
それを、それを…
なんかさ、ミルクシェイクの製造機のセールスで知り合ったレイとマクドナルド兄弟が決定的に決別するきっかけがミルクを使わず粉で作るミルクシェイクだったって言う皮肉な展開・・・
信念て何だろうかね。
人間ドラマとしても見応えあった。
それにしても他人の気持ちを顧みずお構い無しのこのおっさんには1ミリも共感する部分は無いな。
マジ、胸糞悪いわ。