映画感想『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』
いやぁ、詰め込んで且つ畳みかけたねぇ!
で、その結果あまりにも予定調和過ぎて「もう少し描き方無かったかな?」と思わざるを得ない感・・・。
2、3歩譲って、子供も読むコミックだし予定調和は良いとしても詰め込んでる分各エピソードに掛けられる時間が限られるから「ハイ次、ハイ次」って進んで全てが"ただ解決していく"だけに見えてしまったって感じかな。
ホムンクルスも結構【勝てない相手感】薄らいでねぇ~・・・・最終的に割と普通に抹殺される辺り今まで何だったんだ?と思ってしまう。
終わらせなきゃ的な気持ちが見えちゃったかなぁ・・・うん、終わりなんだけどね(笑)
決して楽しめなかったわけじゃないんだけどあまりに普通の終わり方してってもうラストに至っては「お前らの事はどうでもいいわっ!」ってなった(笑)
それは個人的にロマンス要らない派だからってのもあるしウィンリィ(本田翼)の中途半端な女感がどうにも受け入れ難いので(ホントあくまでも個人的見解と好み)ラストで場面変った瞬間に「うわっ、出たっ!!」ってなっちまって意気消沈、帰宅準備時間か?と音を立てずに最後の飲み物飲み干したわ!!
でもその分栗山千明と山本耕史のアームストロング姉弟が非常に魅せてくれたのでその部分は姿勢正したwwやっぱ栗山・GOGO夕張・千秋(古ッ!)と山本・メフィラス・耕史は存在感の格が違ったww(これも個人的見解)
それと新田真剣佑のスカーが救われて良かったね~って思った。
アルは元の姿に戻ったけど完全にブリキちゃんの方が好みなのは美女と野獣で野獣が人間に戻った時と同じ現象と解釈してよろしいかな?
アーマーに白褌姿は最高にカッコいいじゃない?!・・・・えっ?アタシだけ???
そんなこた~~無いでしょ~~よ、ねぇ~・・・誰に同意を求めてんだ???アホ過ぎる。
あと前半の感想の時、舘さんが『あぶ刑事』以外大根説述べちゃったんだけど(~_~) 後編では大分良かった事は述べておこう。で『あぶ刑事』でも大根だったの思い出したので得意不得意演技があるんではないか説浮上中。
『さらば あぶない刑事』で恋人(確か菜々緒だったかと)が死ぬ時に哀哭するんだけどそれが余りにも下手でビックリしたの記憶してた。
「あぁ、こういう演技苦手なのね」って思ったんだよな。(上から目線かよっ!!ww)
でも今回声出すシーンも思った以上に良かったんで嬉しかったよ。
ただ、総じて後編はヴァン・ホーエンハイムとお父様の二役を演じた内野聖陽のひとり舞台的要素も強くて善悪を演じ分けたさすがの力量と言うのがある。
うん、でも私はアームストロング姉弟派なんでヨロシク!
因みにロイ・マスタングがディーン・フジオカの声でエドの事「鋼(はがね)の」って言うの好き
( ✧Д✧) キラーン
原作読んでたらもうちょっと感想も違うのかもしれないけど前編が割とイイ感じだっただけにスコスコ進む感じがちょっと勿体なかったな。
まっ『めでたしめでたし』と言う締めがピッタリっす。
メデタシメデタシ( ◠‿◠ )
2022/07/05