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映画感想『HAPPYEND』
◆あらすじ◆
XX年後の日本。幼なじみで親友のユウタとコウは、仲間たちと音楽を聴いたり悪ふざけをしたりしながら毎日を過ごしていた。高校3年生のある夜、こっそり忍び込んだ学校で、ユウタはとんでもないイタズラを思いつく。翌日、そのイタズラを発見した校長は激怒し、生徒を監視するAIシステムを学校に導入する騒ぎにまで発展。この出来事をきっかけに、大学進学を控えるコウは自身の将来やアイデンティティーについて深く考えるようになり、今まで通り楽しいことだけをしたいユウタとの間に溝が生じ始める。
印象に残ったのは各シーンを明確に表現する音のセンスだ。
ココロの切なさも想いの高揚も…そして空気の粒子が止まったかのような【無音】までもが彼等の感情を的確に映し出している。
少なからず持つ父(坂本龍一)の影響を感じつつも空音央監督自身が培ったこれまでの経験や学びが如実に現れた結果だろう。
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物語は【近未来】
多様性や監視システム、空飛ぶ電光掲示板など風景にもそれは表されているが描かれるのは何処か80年代の青春映画の様で主人公達の言動や風情、大人や社会への反発、仲間同士の立ち位置や親友との間に生じる歪みなど彼等よりも遥かに遠く10代だった自分にも当時を思い起こさせる【共感】と言う強いチカラがあった。
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生徒を信用出来ないなら校長なんてやめちまえ!ってか?
お好みじゃない生徒を排除するツールだな。
瑞々しい生命力
アジア映画を見た時の様なエネルギー・・・
今、この作品が世に出される意味として色んな想いを感じる。
自らのアイデンティティを模索する時間は短ければイイわけでは無い。
自分が何者かなんてきっと死ぬ時でも分からないからその時思った事に従えばいい。
大人の経験値発言は時として大事だが若さ故の無謀も決して無駄では無い・・・
責任は伴うがね。(๑•̀ㅁ•́๑)✧
大人は否定ばかりするんじゃなくてもっとおおらかに余裕を持つべきでは?
大人の言いなりにばかりなるような若者はそのうち闇に落ちる可能性大じゃないかね?!
自分の主張くらい出来なきゃ楽しくないしその主張をガンガン地下に埋め込まず聞き入れる懐を持とうよ・・・大人たち!
だいたい接待だか何だか知らんけど校長が黄色い高級スポーツカーを学校に放置してる方がおかしいっしょ?!
明らかに見せびらかしたそうだし、あの悪戯はその為の効果は抜群だった。
思わず「ナ~イス!」って笑っちゃったもんね!
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闘いながらあの子たち寿司喰いたそうだったなぁ・・・。
面白かったよあのシーン。
でもキンパの方が絶対美味いに決まってる。
(まぁ寿司も美味いだろうけれどもだよww)
闘う事は人生の糧になる。
理不尽を野放しにするな!
相手が社会でも己でも闘う奴は好きだ。
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この2人いいわぁ(๑˙❥˙๑)
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