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『ビリーブ 未来への大逆転』

原題「On the Basis of Sex」

◆あらすじ◆
のちにアメリカで最高裁判事を務めることとなるルース・ギンズバーグは、貧しいユダヤ人家庭に生まれ、努力の末に名門ハーバード法科大学院に入学する。夫マーティの協力のもと彼女は大学院を首席で卒業するが、女性であることを理由にルースを雇い入れる法律事務所はどこにもなかった。やむなく大学教授となったルースは、男女平等の講義に力を入れながらも、弁護士への夢を捨てきれずにいた。やがてある訴訟記録を目にし、それが歴史を変える裁判になると信じたルースは自ら弁護を買って出るが…。


『何事にも疑問を持て』劇中に出て来る言葉だがイイ言葉だと思う。

そうした疑問から理不尽や偏見は切り開かれてきた。
権力が作り上げた通例は打破し難いものだが声を上げなければ何も起こせない。

自分もなにかと理不尽と闘ってきた人生だったがこういう史実を見せつけられると先人達が切り開いてくれた道を後進に繋げていくの大事だなって改めて思う。

闘う母の背中を見て育った娘ジェーンがいつのまにか主張出来る強い女性に成長しているシーンの見せ方が上手かったなぁ。

世の中の変化についていけない【法】の世界への警告としてこのテーマは現代にも通ずる。
法廷でのラストはスカッとした!

それと時代と共に映されるファッションの変遷もこの作品の見所の一つ。

それにしてもアーミー・ハマーの嵌りっぷりは素晴らしい!




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