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映画感想『シン・ウルトラマン』

◆あらすじ◆
謎の巨大生物"禍威獣(カイジュウ)"の出現が日常となった日本を舞台に、新たに設立されたカイジュウ対策専門組織"禍威獣特設対策室専従班"に所属する隊員たちの奮闘を描くとともに、宇宙から突如飛来した正体不明の銀色の巨人"ウルトラマン"の目的と、カイジュウとの壮絶な戦いの行方を、実力派キャスト陣の豪華共演で描き出す。出演は斎藤工、長澤まさみ、有岡大貴、早見あかり、田中哲司、西島秀俊。


人間を愛した異星人の物語❤︎

オリジナルを知っていればより楽しめる様になっては居るが意外にその比重は軽くウルトラマン初見でも大丈夫。
その上『シン・ゴジラ』よりライト感あるから結構観易いかな。

ただ庵野脚本らしさが充満してるので説明的台詞量が多くて早口だから台詞に意識持ってかれると結構置き去りになっちゃうかもな。特に科学的な専門知識分野の話は話し3割くらいでスルーしても良い(笑) 分らない事前提で会話に加えてるから問題無し!!wwww

まぁ、かと言ってオリジナルが好きな人がガッカリするか?と言えばそうじゃないんだよね。
ちゃんとオリジナルを踏襲してるから色んな部分で「それそれ!」ってなるよん。

"威を振るうもの"としての意味の重みとか災害の多い日本だけにこのテーマが長年作られて来た事も踏まえて、且つ災害がこの十数年で大きな脅威となった現代にステージチェンジされた中、異星人と地球人との関わり方とか「怪獣」が【禍威獣】それに倣って「科特隊」が【禍特対】などオリジナルとは違う部分も多く見受けられ、現代版【シン】として現代っぽくアレンジされてる。
それ故ウルトラマンがさり気なく今風ww。これは具体的にどうと言う事より映像的な技術の部分でちょっと"変"に感じる・・・なんかノッペリ&ヒョロン感?
そう、感覚的な事も含めね。
明らかに違う部分も勿論あるからそこもなるほどね~って楽しむと良いかと・・・。


他補足は・・・"長澤まさみのスカートの中"とか"長澤まさみをローアングルで!"なんて言うキーワードが出てきそうなシーンはある(笑)
それはオリジナルに対するオマージュで挿入したエピなのかな?

今作で禍特対のメンバーは特別なユニフォームは着てない、みんなダークスーツに身を包んでいるので庵野ちゃんの男ゴコロが浮き足立っちゃったのかもね~~(笑)
あのローアングルは勇気且つ敢えてのセクハラだからね(笑)(笑)(笑)ジョーダンっすよ、監督!


それと特筆すべきはメフィラスを演じた山本耕史がめちゃくちゃ嵌ってた件!!

これホント『きのう何食べた』や『カッペイ』の時もそうだったけど山本耕史は何にでも染まるね。
鎌倉殿の人とは思えない・・・けど三浦義村も結構惚けた男だと言えばそうだからこの人が演じるとマジでどれもコメディ味出ちゃうのホント素敵(๑˙❥˙๑)

あと、てっきり"異星人ウルトラマン"の声も斎藤工かと思ってたんだけどエンドロールで「えっ?」ってなったわ。それ知ったらもう一度見直したくなったけど時間有ったらって感じかな?でも逆に知って観るとイイのかもとも思うので此処だけネタバレするとエンドロールに【声:高橋一生】って出て来るんだけど多分殆どの人が誰の声なのかに気付いてないだろうって事。
でも全部じゃなくて後半の或る一部のシーンでの事。
これやっぱ知って観た方がいいわ、絶対にね。
まじ何処での声か知った時「え~~~~っ!!見返したい~~~~!!!」ってなったもん。

エンドロールで言えば【庵野秀明】の文字が2、3行毎に現れる件ww
モーションアクションアクターにまで名を連ねてた。それも古谷敏氏と一緒に。
中の人甚だしいぞ!(笑)


余談だが本編前に『シン・仮面ライダー』の予告編が観られる٩( ᐛ )و
コチラは庵野秀明氏が監督だね。



・・・等々色々あるけど何より居酒屋の大将が白石和彌監督だったよね?って事!∑(゚Д゚)

そして名シーンとなったこの台詞ww


現代に落とし込んでも結局の所わりと楽しかった。

あっ、最後に「ゼットンそう来るか?!」と記しておこう。

2022/05/21

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