映画感想『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
原題「THE BATMAN」
ダ~~~~クだわぁ₍₍ (̨̡ ‾᷄♡‾᷅ )̧̢ ₎₎
バットマンがじゃなくてブルース・ウェインがよ~~~。
青白いフェイスが堪らないじゃないのさ!!
まだまだ不安定さを宿す若きバットマンにニルバーナの「Something In The Way」がハマり過ぎててそれだけで満足感あるんだがノーラン版には無い"未熟さ"になんだかドキドキさせられる。
『トワイライト』で吸血鬼を演じたロバート・パティンソンが蝙蝠男だなんてマジお茶目な配役でパッツ君ファンには堪らないわぁ。
そんな青くて闇堕ちなブルース・ウェインのBATな成長譚は自分の存在理由に翻弄される切なさ総動員でおばちゃんの薄っ~~い母性をくすぐってくれた。
リドラーが描き出す世界観がゴッサムの退廃を浮き彫りにするがポール・ダノはやっぱ裏切らない。
コミック版の容姿は払拭し、よりダークでリアルなヴィランに仕上げてる。
過大な自己顕示欲から来る精神障害とその表現方法の【謎解き・なぞなぞ】と言う特徴がどこか幼稚性にも感じる部分は彼がバットマンを永遠の遊び相手として捉えてるからなのかな?
そこは『ダークナイト』のジョーカーと共通する点か?!
まだまだ彼の謎解きは続きそうなので次は何を仕出かすのか<?>楽しみだ。
てか、コリン・ファレル全然影も形もないねww。
ペンギンさんマジ時代劇の悪代官味あるわ~~~(笑)
ところで、これは一部の人にしか判らないであろう疑問が浮上した!
あのキャットウーマンと別れる(バイクでそれぞれの道を行く)シーンって・・・
『ブロークバック・マウンテン』でイニスとジャックが山を下りて別れるシーンとダブるんですけどぉぉ!
マット・リーヴス監督、まさかまさかの『お山』ファンだったりする??
もしや『ダークナイト』⇒「ヒース・レッジャー」⇒『ブロークバック・マウンテン』⇒まだ初期段階の恋愛感情より現実を見る・・・的な?まじかぁ~~~~!!やってくれるよね。
まっ、ジョークはこの辺にして・・・
でもマジで「えっ?ソックリ!」って思っちゃったからね、仕方ないよね。
そのゾーイ・クラヴィッツ演じるキャットウーマンの背景もきちんと伏線として描かれて彼女の"女性としての生き様"みたいなの感じたよね。
彼女が女を武器にしながら女を食い物にする悪を薙ぎ倒したい正義感がまた彼女の歩むべき道を示唆してる。
これも3部作なのかな?
取り敢えず、続編はありそうだからまたまたパッツ君の『蝙蝠男&富豪の振る舞い』成長譚が観られるわけね。
でも【邪魔なもの(Something In The Way)は己の復讐心だった】わけで、それは何も解決しないと言う事を学ぶ新社会人みたいな構成、嫌いじゃないわぁ。
むしろ可愛くて可愛くてウルッとしちゃう。
はぁぁ、切ないなぁ・・・。
そう言う意味でも雰囲気は引き継いでるが『ダークナイト』とは似て非なるモノ。
バットマンお初の人にもイイぞよ!!
個人的にはピーター・ザースガードを久々にしっかり拝めたのが収穫だな。
そう言えば、某レストランのトイレでパッツ君がクリスチャン・ベイルに偶然会ってバットマンへのアドバイスを訊いたら「バットスーツ着てるとトイレが超大変だぞ」って言われて直ぐ改良してもらったらしい。でもクリスチャンのこのトイレの話結構有名だよね。
それとパッツ君が裸のシーンがほんの1~2分くらい登場するんだけどその一瞬の為に一年鍛えたとかで大笑いしてたな、カワエエ❤
因みに大好きだったシーンはひっくり返った車中からペンギンが見る逆さまのBATMAN。
最後に…
タイトル、デカっ!!!!
あれ、絶対スクリーンからはみ出てるでしょっ!
2022/03/12
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