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映画感想『パーソナル・ショッパー』

原題「PERSONAL SHOPPER」

◆あらすじ◆
パリで働くモウリーンは、世界中を飛びまわる女優キーラをクライアントに持つパーソナル・ショッパー。キーラのわがままに振り回されながらも仕事を完璧にこなす彼女だったが、3ヵ月前に双子の兄が急死したばかりで、いまだその悲しみから立ち直れずにいた。兄と同様霊媒師としての能力を持つモウリーンは生前の約束通り、兄からのサインがあると信じてそれを待ち続けていた。そんな中、モウリーンの携帯に謎めいたメッセージが届き始める。まるで彼女を監視しているような内容に不安を募らせるモウリーンだったが…。


※Amazon prime鑑賞


クリステン・スチュワートファンは必見!
この作品の彼女の日常の姿に魅入っちゃう❢

彼女のジェンダーレスな雰囲気がマジ堪らん!
ホント好き。
大好き過ぎて観終わってからずっとクリステンの姿が脳裏に残ってる。

実は『お買い物代行』なんてタイトルからは連想できないサスペンスホラー。

霊と謎めいたSNS差出人と言う"目に見えないモノ"への不安定な感情や恐怖を描いているが、現代では霊なんかよりSNSの方がよっぽど恐ろしい。

日常に起こり得る自分を不安に陥れる何か、それに取り憑かれてしまう感情の描き方の自然さがイイ。

クリステン演じるモウリーンが見えない相手とメールの遣り取りするシーンは彼女の文字を打つ手の表情とか相手が打ち返すまでの間に「・・・」がゆらゆらする時の外に出さない感情とか結構演出に緻密さが見えて凄い!

英語でのチャットの打ち方とか勉強になる


アサイヤス監督作品は初かな?
多分好き嫌いがハッキリ出ると思うけどアタシは好みだわ。

冒頭から霊との交信なんて設定で始まるからホラー苦手な身としてはビックリだったけど、でもそれがラストには「あぁ、これは感情が何かに憑りつかれる事への警告と言うか取り憑かれてると思い込んでる事への答えなんだな」って思える。

彼女の日常の暗雲に光が射す瞬間がスッゴク美しい。

劇場で観たかったなぁ・・・。

クリステンが潔く脱いでるのがまた素晴らしい!
彼女のスレンダーなパンイチ姿に目が眩むわ。
アタシは巨乳嫌いなので・・・ww

シャネルが衣装協力だけあって登場する服も見応えある。
パリの高級店巡りも楽しい。

でも何よりクリステンの行動や仕草のひとつひとつが自然でホントに其処に彼女が生活してるみたいでクラクラしたわ。

これはDVD買っても良いかも。
そしたらPCなんてクソ小さい画面で観なくてもいいしな。

クリステン出ずっぱりってのが良いもんな。
( ✧Д✧) キラーン


2021/11/17