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映画感想『やっぱり契約破棄していいですか!?』
原題「Dead in a Week: Or Your Money Back」
◆あらすじ◆
死にたい小説家とクビ寸前の殺し屋が繰り広げる追走劇を描いたイギリス製コメディ。小説家を目指すも全く芽の出ない青年ウィリアムは、人生に絶望して7回も自殺を試みたが、いずれも失敗していた。一方、ベテラン殺し屋のレスリーは、英国暗殺者組合の暗殺件数のノルマを達成できず引退寸前に追い込まれていた。ある日、ひょんなことからレスリーと知り合ったウィリアムは、1週間以内に自分を暗殺するよう依頼する。そんな矢先、出版社で働くエミリーから、ウィリアムの小説を出版したいという電話が掛かってくる。出版へ向けて話し合ううちに急速にひかれ合うウィリアムとエミリー。ようやく生きる希望を見いだしたウィリアムは、レスリーとの契約破棄を希望するが……。
英国風味たっぷりのおとぼけシニカルコメディ。
死にたくても死ねない青年と老齢な殺し屋とのいたちごっこ的な展開だが小気味よいテンポで進むので思ったよりずっと楽しめた。
スモールバジェットの作品だがイギリス映画を支えて来た名優達が屋台骨を引き受けてる感じでその演技観てるだけでも気持ちイイ!
とはいっても実は久しぶりにクリストファー・エクルストン出演作を観たのだが殺し屋のボス役でわっるいフンイキ醸し出してるから、初め「この俳優知ってるけど誰だったかなぁ???」的な感じでね・・・『シャロウ・グレイブ』から始まって90年代~2000年代前半物凄く彼の作品観てたのになんて薄情な女!って思わず自分にツッコミ入れたわ!!
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トム・ウィルキンソンとのテーブル越しの緊迫シーンは良かった。
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でもね、実は全体通してマリオン・ベイリー演じる殺し屋の妻がイイ感じの役割を果たしてるんだよね。
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彼女の【全てお見通しのホンワカさん】な言動がホント沁みる。
殺し屋の妻なんてこれくらいのスタンスで生きてる方がいいってね。
アタシみたいなのは自分が殺し屋やった方がむしろ安心・・・一体何が安心なんだか?(笑)
主演のアナイリン・バーナード君は初めて見たのは『ダンケルク』だと思うけど結構印象に残る風貌。
今作でも気弱で全く小説が認められないって設定だけど、まぁ確かにこんなヤツが書いた小説は絶対に面白味がある筈がない!!読まなくても解るって感じだよね。
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で、死にたいと・・・・
でも、ちょっと恋愛モードになって漆黒だった人生の色に赤みが差して来たら色々好転して「死ぬのちょっと待った」ってか?ご都合主義かよ!!(笑)
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人生なんてそんなもんなんだよ!
【死んで花実が咲くものか】ってね。
人間死に向かってんだから嫌でも死ぬのさ!
敢えて死のうなんて何様なんだって事!!
だからほら、そう言う事になるでしょ?!
監督はこれが長編デヴューと言う事でこれからが楽しみですな。