シティリーグ2025 S1使用 テツノイバラex
記事を開いていただきありがとうございます。
Zephyr(ゼファー)と申します。
シティリーグ2025のシーズン1に出場してきました。
結果は4勝2敗でベスト16に終わりました。
悔しい結果にはなりましたが、noteを書くことにしました。
今回、note書くことにした理由としては、
・知り合いへの結果とデッキの報告
・もう少しテツノイバラを使ってみてほしい
と、こんな感じになります。
2つ目に関してですが、今回使用したテツノイバラexデッキですが、実際に使ってみると、最初のイメージとかなり違う感じでしたので、そのあたりはわりと多めにお伝えできればと思います。
デッキ紹介
まずは今回の使用デッキを紹介します。
細かい採用カードに関しては、後半で説明します。
イバラへのイメージとのギャップ
僕は最初はテツノイバラはあまり使いたくなかったです。というのも、最初の印象が悪かったからです。
最初の印象としては、
1.かなり害悪デッキ
2.運がかなり勝敗に影響する
3.すぐに種切れで負ける
4.マリガンがめちゃくちゃ多い
この4つが、テツノイバラexのあまり使いたくない理由として認識していました。
(個人的にカビゴンLOなど、相手を嫌な気持ちにさせるようなデッキや、サイドを取りきらないコントロール系デッキは、使うのも使われるのも嫌なので、害悪は基本的にNG、という発想になります。)
しかし、思っていた印象は、実際に使ってみると、違っていたことに気づきます。
1.かなり害悪デッキ
→害悪寄りではあるかもしれませんが、サイドを相手より早く取り進めて勝ち切る、という正統派の戦い方をする、アグロ系デッキに近いデッキであることがわかりました。テツノイバラは火力も引く、エネルギー要求も低くはないため、早いデッキではないですが、特性で相手の特性を止めることにより、結果的に相手のスピードが下がり、こちらが早く進めることができる、ということになります。
2.運がかなり勝敗に影響する
→主にクラッシュハンマーやポケモンキャッチャーなど、コインに依存しているイメージがありましたが、意外とそうでもなく、全部裏でも勝てることも普通にあります。有利な相手にひたすら有利なので、マッチングが良ければ、コインにそこまで依存する立ち回りは多くはないです。
3.すぐに種切れで負ける
→ドラパルトexに対してはそういうこともあるのは事実ですが、他は序盤にベンチに1体出せるだけで、最後まで試合が続く展開が多いです。
4.マリガンがめちゃくちゃ多い
→これは事実ではあるのですが、それでも2回以内で収まることが多いです。確率自体は高いですが、普通のデッキでもマリガン多い時は多いことに気づきました。
ということで、悪いイメージが自分の中でなくなり、使ってみたいなと思えました。
シティリーグのデッキ選択理由
そして今回、シティリーグで使用することに決めたのですが、この理由についてもご紹介いたします。
1つ目は「決して難しいデッキではない」ということです。テツノイバラは、使いこなすために必要な時間が、他のデッキよりも少ないと思っており、練度が低くても扱うことができる、初心者でも扱いやすいデッキだと思っています。
また、相手が格上プレイヤーであっても、テツノイバラは有利なデッキ相手には、非常に勝ちやすくなっており、プレイングによる逆転が少ないため、自分より強い人が集まる大会には向いています。
2つ目は、ドラパルトexとサーナイトexに関してです。
有利不利はいろいろとあると思いますが、シェア率5%以上のデッキの中で、ドラパルトが減ってきて、サーナイトが増えていないのは、環境として使いやすいと思いました。
以上から、シティリーグをテツノイバラで戦うことを決めたのですが、ここで1つご紹介したいのが、シャロンchさんの動画です。
これをCL東京後に見たことで、僕はテツノイバラの道に引き込んでくださいました。
ありがとうございます。
採用カード紹介
今回は、一般的なテツノイバラexデッキと違う点に絞ってご紹介します。
まずは一般的なテツノイバラexデッキ。
ここでは先ほどご紹介したシャロンchさんの、CL東京ベスト16のデッキを紹介します。
では今回使用したデッキがこちら↓
ポケモンキャッチャー 2枚
4〜3枚採用が多いと思いますが、ボスの指令でも良い場面も多く、コインの不安定さもあるので、2枚まで絞りました。
エネくじ 2枚
基本的には1枚採用ですが、攻撃できないターンを減らすために、エネルギーの安定性を重視し、2枚採用としました。
ロストスイーパー 1枚
タケルライコexの勇気のおまもりが減ってきた印象を受けて、減らしました。ロストスイーパーは、自分のブーストエナジーをロストしてわざマシンデヴォリューションをつけるムーブがあるので、それにも使いたいところはあるのですが、ブーストエナジーが3枚なので、さすがにそのムーブは取らないことも影響しています。
キャンセルコロン 1枚
ミミッキュ対策カード。基本的には2枚ですが、2枚目を必要とするのは、サーナイトとカビゴンLOです。
サーナイトは元々不利なので、理想的な動きをしないと勝ちづらいため、そこが大きく変わるなら2枚目を入れますが、そこまで大きく変わらず、ミミッキュは確実にロストできないなら倒さない、という選択も取れます。
カビゴンLOは、ミミッキュを2枚入れることが増えてきましたが、1枚のデッキもあり、サイド落ちもあります。また、ミミッキュは3枚入れる選択も無くはないため、2体以上は切る選択としました。
ともだちてちょう 1枚
意外にこだわりの1枚です。
テツノイバラは博士の研究を多用しますが、巻き込みでサポートをトラッシュする場面は少なくありません。
そもそも僕は博士の研究は使うのが得意ではなく、本当に使っていいのか…?と悩む&困る場面が多いのですが、ともだちてちょうでそれが軽減できます。
また、実質的にサポートの枚数を増やせることは、このデッキに合っていると思います。ペパー、博士の研究、ボスの指令、ボタン、ルチアのアピールなど、戻す選択肢が広くあることで、自分の理想的な展開に近づけると思っています。
アンフェアスタンプ(ACE SPEC)1枚
基本的にはプライムキャッチャーの枠ですが、こちらをルチアのアピールに変更し、アンフェアスタンプを採用しました。ブーストエナジーがあることで、自分側のいれかえはあまり効果的な場面は多くなく、相手を呼ぶならボスの指令でいい、という判断です。
アンフェアスタンプがあることで、例えば先攻2ターン目にドラパルトexを立てられたり、キャンセルコロンから特性を使う(主にレジドラゴ)などで、相手に先行された場面でも、バトル場さえ倒せれば、巻き返すチャンスを生み出せるのが、アンフェアスタンプの強みです。
相手に何もさせずに勝つ、という理想的な立ち回りに、中盤からも持っていける可能性がある1枚です。
わざマシンデヴォリューション 2枚
元ポケカ四天王、元ポケモン竜王のサイトウコウセイさんが、ポケカプロリーグでこちらを2枚採用されていたことから、検討しました。
2枚採用にすることで、ドラパルトexやリザードンexに対して、前半からデヴォリューションを使っていけるので、相手の要求を上げていけます。高HPポケモンは、こちらの攻撃を3回しないといけないですが、これらを2回で倒せるためのカードと認識して、使っています。
博士の研究 3枚
自分が博士の研究を使うのが苦手なため、4枚から3枚に変更、この枠をともだちてちょうに回すことで、擬似的に4枚、ということにしました。
エネルギー等を自引きするためにも、4枚採用は必須と考えており、ともだちてちょうを入れないならば、減らすことはありません。
ボタン 2枚
最近は2枚が標準な気もしますが、一応触れておきます。ミラーやドラパルト等に強く出れるカードですが、後攻1ターン目、エナジーターボを打った次のターン、バトル場のテツノイバラにエネルギーが付かない場合、ボタンで回収して攻撃する、というムーブもできて、器用で重要なカードです。
ルチアのアピール 1枚
たねポケモン限定のボスの指令に、追加効果でこんらんとなります。主にタケルライコexをバトル場に呼ぶことを想定しています。
こんらんにすることは、相手を遅らせる手段として非常に優秀なため、いい味が出せてると思います。オーリム博士の気迫を駆使してエネルギーを用意されても、ワンチャンが掴めるカードとして、非常に優秀です。
また、山札をたくさん掘っていくデッキに対する最終局面において、LOの可能性も作れます。
シティリーグ結果
シティリーグ2025 シーズン1
2024年10月13日開催
会場:立川BOOKOFF(東京)
最終順位:16位
1戦目:◯ 後 ボムテラパゴス(6−2)
2戦目:◯ 後 ボムヤドラン(6−0)
3戦目:✕ 後 オリジンディアルガVSTAR(0−6)
4戦目:✕ 後 サーナイトex(4−6)
5戦目:◯ 先 タケルライコex(0−5)(LO)
6戦目:◯ 後 リザードンex(6−0)
終わりに
正直サーナイトexに当たらなかったら結果は違ったかもしれないと思いつつ、デッキ選択に後悔はない形で終われました。
今回は、アンフェアスタンプ×ルチアのアピール×ともだちてちょうという形のテツノイバラexデッキでしたが、いかがだったでしょうか?
今回の記事で、参考にしていただいたり、テツノイバラ触ってみようかな…?という方が増えたら嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました!