抽象 五篇
民家に 近づく 羆の ジェームス
窓から 子供の 留守番 みながら
まもるか たべるか みもだえ している
禁じた 遊びの ルールを 忘れて
誰もが 今では おもいだ せなくて
それでも 守って 禁じて いるから
屋根から 屋根へと 曜日が 移って
ピンクフ ロイドの CD かけてる
我が家の 屋根には 月がと どまった
お金が あっても さけるこ とできな
い羞恥 はしかし 金でご まかせる
ごまかせ なくても かくせた 気になる
ちからの かぎりに 殴った 相手は
抽象 化された 若造 だからと
反撃 に耐えて 頭を 守った
4音4節3行の
定型短文(詩?)を提唱します
#方法詩 (文)?