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ふみだま

ようやく風邪が抜けてきた 一週間はしっかり
症状があり 今十日ほど のどの微かな違和感
軽い鼻づまり 肩の重さ 肩が重いのは寝すぎ
かもしれない 先週一週間は寝暮らしたから今週
は少し動きたい 妻は私より先にひいて私より
治りが遅い 持病の薬と風邪薬の飲み合わせが
よくないらしく 自然治癒に持っていきたいよう
だけれど 咳とのどが長引いている 一度風邪を
ひくとひと月ぐらいぐずついている 数年ぶりの
風邪なのでより治りにくいのかもしれない 夏風邪
とても流行しているようだ

エアコンの温度調整が難しかった ただ設定した
温度に冷えてくれればいいだけなのに羽が勝手
に動いたり強まったり弱まったり 室外から室内
へ入ったときの冷っとする感覚に薄い 十年単位
の買い替えなのに失敗したかとも思った 大切に
使って二十年持たせたいと思っていたのに と
半ば投げやりになっていた所 妻が何かのボタン
を押して 突然冷房がそれらしく効くようになった
現在の設定温度が27.5度になっているがそれ
で現在位置での気温がおよそ25度程度に保た
れている このたびかったエアコンは0.5度単位
で温度調整ができるのが一つの売りになってい
て これが意外と重宝している

何をいじったかというと人感センサーを切った
という 前のエアコンもそうだったがあの こちら
の感覚を勝手に慮ったり 外気との温度差で
運転がとまったりよわまったりするあれ 本当に
要らない 今回エアコンを買うにあたりその機能
がない または無効にできる というのを条件
の一つにしたが店員に今はそういうの どのエ
アコンにも付いてしまっている と言われたので
そういうものかと諦めたけれど しっかり機能
停止できるではないか ムーブアイ 要らない
おせっかい そういえばおせっかいという言葉
身の回りで聞かない 人付き合いをしていれば
よく耳にする言葉なのだろうか または私の方
から人に言ったりするのだろうか 人付き合い
が強制される環境から離れてしばらく経つので
集団の中でどのような言葉が話され または
流行っているのかわからない 目から入って
くる言葉 文字 書き言葉 読む言葉と言えば
いいのか それらの中のはやり言葉は何となく
わかる そこから どのような風潮が世間に流
れているのか 偏っているだろうがなんとなく
理解できる

言葉言葉いうけれど実はそれほど言葉に対して
思い入れがない 例えば 現代詩を読むときに
いかにも詩語 が出てくるとそれで大分読む気
がなくなる 自分でも使うけれど繁茂とか あと
昔から何故か郵便配達夫 というのが好まれ
よく使われていたがさすがに近頃は見ない 言霊
というのはその言語を使っている人にしか通じない
分からないものなのか ファック! と言われて
中指を突き付けられても母国語的な立腹の反動
は感じられない それに言霊は難解な詩語に
は宿りづらいのではないかとも思う 多分宿らせ
ようとして宿らせるものとは違うのだと

単純でありふれたような言葉 それは具体的
はどのような言葉か 言葉 という言葉自体か
それらが絡みついて言霊というよりも文霊とい
うようなものが出来上がる気がする ふみだま
とでも読めばいいのか それは文学的なものと
少し異なるのかもしれない それを読みたい
書きたい

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