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心のバタフライエフェクトに気を付けて、縁起を大切に生きれば大丈夫

今日、崇敬神社に行った際に、鎮守の森の中でふと思ったことですが、“縁起”への注意がこれからはとても重要になると感じました。

縁起とは、仏教用語で「他との関係は縁により起き、生きる事ができる」ということになります。

最も身近な縁起は家族ですが、世界中の人すべてが大なり小なり縁によって関係し、支え合うことで共に生きているわけですね。

例えば、普段使用している多くの製品は中国製ですが、僕たちは安月給で朝から晩まで重労働をしている、多くの中国の方々のお蔭で便利な生活が出来ています。

国産にこだわるのも良いですが、どうあがいても多くの中国の方々や、その他途上国の方々との重要な縁があるわけです。

製品を例に挙げましたが、地球の反対側のブラジル人のネット上での発言を観て、人生観が変わることもあるかも知れません。

あるいは、アフリカの未開の地や、アマゾンの奥地の原住民の生き方に、感銘を受けることもあるでしょう。

これも縁起ですね。

なので、地球上で生きる限り、僕たちはあらゆる縁起の上、関係性の上で生きることができていることになります。

これには、動植物との縁も含まれます。

自分の人生に、良い縁起を生み続けるためには、「心のバタフライエフェクトに気をつけなければならない」と、鎮守の森で思ったのです。

バタフライエフェクトとは、些細なきっかけが、様々な現象を引き起こすことを言います。

一匹の蝶の羽ばたきによる風が、数々の連鎖の果てに、地球の裏側で大嵐を引き起こすというところから来ています。

些細な心の魔、出来心を野放しにしたことで、その心の魔が大きくなりやすい時代にすでに入っていると感じます。

なぜなら、ここ10年あまり社会を観て来て、「他人を蹴落とすことで、スカッとする」という風潮が急速に強くなってきたように思うからですね。

分かりやすい象徴的な例は、ドラマ『半沢直樹』でしょうか。

2013年のドラマですが、この頃から復讐劇を描く作品がひときわ人気を集めてきたように感じます。

ネット漫画サイトは多数ありますが、広告に出て来る漫画も復讐劇が非常に多いです。

「悪人がスカッとする形でやっつけられる話が観たい」という欲求が社会に暗に流れているからだと思います。

勧善懲悪モノの話はいつの時代も人気ですし、『水戸黄門』などは分かりやすい例ですね(昭和世代にはな笑)。

これらの作品と今の作品の決定的な違いは、「悪人をどれだけ絶望させ、苦しめるか」というところに焦点を絞っている点です。

悪人の人権を無視した作品が非常に多くなりました。

何が言いたいのかというと、こうした社会の風潮に疑問を抱かずに生きていると、心が魔につけ入られやすくなると感じます。

なので、社会に遍満しているあらゆる“人の醜さ”に対しては、鈍感を決め込んでノーコメントで静観した方が良いでしょう。

悪に対して、意見を持つことが、本当に命取りになる時代がきています。

もちろん、目の前に実害を与える悪が迫っているなら、全力で回避する努力が必要ですが、ネット上を眺めていて散見される”腹の立つ話”に対しては、関与せずに静観した方が良いと感じます。

なぜなら、これからさらに“人の醜さ”が際立つ時代が到来します。

この人の醜さが、社会に様々な悪縁を起こしていくと感じます。

その魔の波に流されないように、自分の心は影響を受けない浮島のつもりで、静観していきましょう。

そうすれば、悪い縁が起こらず、良い縁だけが起こりやすくなると感じます。

家族のためにも、自分のためにも。。。

何か、参考になれば嬉しいです😌

あなたの心に、常に太陽が在る事を祈りつつ。。。
明日も善い一日となりますように😊

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