［書評］『「量子モナド理論」は完全調和への道』最終回
🐱応援のお願い🙇
「創作大賞2024」の期間中、応募している漫画『MANATAMA-マナタマ 動物界編-』の告知を記事の冒頭でさせていただきます。
がちでメジャー誌での連載獲得を目指しています！
応援よろしくお願いいたします🙏✨
いつもお読みいただき、ありがとうございます🙏✨
タカミチです。
『「量子モナド理論」は完全調和への道』をようやく読み終えたので、書評最終回を書きたいと思います。
昨日たまたま読んだ、インドの仏教僧である龍樹（ナーガールジュナ）による"空"の概念を知ったことで、より量子モナド理論の理解が深まりました。
2回目までは、大宇宙の大枠の仕組みである完全調和と予定調和、そしてテレパシーの概念について書きました。
今回はそれを受けて、全体の所感と「大宇宙が目指しているところと、僕たちの存在理由」について、総括するつもりで書きたいと思います。
すみません、本書を読まれた方でなければ、チンプンカンプンかも知れません汗
『「量子モナド理論」は完全調和への道』の所感
残り3分の1を読んでいて、保江邦夫さんとはせくらみゆきさんの考えていることと、方向性がまったく同じであることに気づきました。
お二方は数十年研究されてきていますが、僕は4年足らずなので、知識量に雲泥の差がありますので、あくまで方向性、です。
保江さんとはせくらさんが本書を通して伝えたいことは、「人類はこれから弥勒の世という別次元に移行するにあたり、ひとりでも多くの人に覚醒して欲しい」ということだと感じました。
保江さんは特に、『エイリアンインタビュー』の宇宙人・エアルが語った、地球の輪廻転生システムに囚われてしまった元宇宙由来の3000人の魂を解放したいと語っています。
この点については、保江さんという魂の持つ因縁ですので、僕たちは特別気にする必要はないと感じます。
宇宙由来の3000人に含まれようが、そうでなかろうが、そこが重要ではないのです。
その他80億人のうち、どれだけの人が弥勒の世が到来する2039年までに意識の転換（覚醒）ができるか、という点が最重要事項だと感じます。
また、エアルの言う"宇宙由来の魂"と、僕が知るそれとは少し意味合いが異なる気がします。
僕も地球創生以前から存在する宇宙由来の魂だと感じていますが、3000人には含まれていないと感じています。
エアル側（ドメイン文明）の方々と、僕のようなそうでないところから来ている魂が同居する地球。面白いですね。
二ビルの監獄と言われようが僕は地球が大好きなので、外宇宙の方々よりも、悠久の時をかけて人類を見守られてきた赤尾一族の方々や、シャンバラの方々といつかは交流が出来たら嬉しいですね。
そのつもりで、彼らに恥じないように精神を磨いている面もあります。
それに、地球もまた自分（モナド）であることを忘れてはいけません。
魂の由来については、「is be」の解釈の仕方の違いだろうと思うわけですが、本書で定義する「モナド＝完全調和＝神＝is be」という点については、僕は意見が少し違います。
意見が違うというか、定義的にはそうなるだろうと感じますが、「神＝is be（僕たちモナド）」という括りが乱暴だと感じたわけですね。
まず、「is be」とは本書で言う「根源的なもの」、つまり11次元の根源神（アメノミナカヌシノカミと定義されるエネルギー）を指すことになります。
すべての「is be」は根源神のエネルギーが各次元に降った結果、それぞれの周波数が表す個性の違いしかないということです。
僕たちモナドはどれだけ無限の数が存在しても、結局はひとつでしかないということです。
これがいわゆる"ワンネス"の考え方でしょう。
無限のモナドはネットワークで繋がりつつも、本質は単子、つまりひとつだということです。
この観点で言えば、神様と僕たちは同一の存在であり、「モナド＝完全調和＝神＝is be」は成り立ちます。
「神＝is be」は確かに"根源的・普遍的なもの"という意味においてはその通りです。
しかし、「神＝モナド（僕たち）」としてしまうと、どうしても次元の隔たりを感じてしまって、説明不足感を否めないのです。
3次元の僕たち（is be）は、7次元以上の神様（is be）と同一であると同時に同一ではないのです。
根源神に端を発している点では同一ですが、次元の定義を持ち込むと「同一視すべきではない」と感じます。
それに、モナドの内奥に神様は含まれますが、だからと言って神様がモナドであるかどうかは、今はまだ確信できない話です。
世界的な物理学者である『量子モナド理論』提唱者の中込照明さんの理論に間違いはないはずです。
今回敢えて一部否定してでも伝えたいことは、神様を単なる量子エネルギーと科学的に捉えすぎてしまうと、それこそ未知なる科学への架け橋が途絶えてしまうと感じます。
現代量子物理学は極地に達しつつあるような勢いがありますが、まだまだ科学しきれない領域の方が遥かに広いと感じています。
少なくとも、僕たちが物理的次元に居る限り、神様が何たるかを理解することは永遠に出来ないでしょう。
その上で、僕が感じる大宇宙の定義は「［神＝完全調和・予定調和＝is beα］⇔（モナド＝is beβ）」です。α＝上位、β＝下位です。
神（is beα）の中に（モナド＝is beβ）が内包されると同時に、逆もまた然りの状態だと考えます。
「is beα＝is beβ」でもあり、前述の通り「根源は同一でも次元が違う」ということを表したつもりです。
おそらく、現代人が覚醒に向かうための重要なツールのひとつに、量子論の存在があると本書を読んで感じます。
覚醒の縁がある魂は量子論への縁が生まれることを感じました。なぜなら、それは現代人は自我が強いためです。
昔の人は科学的知識がなくても、純粋性により覚醒をしましたが、唯物が極まり自我が膨張してしまった現代人においては、理論により外堀を固めて行く方法が時代にマッチしていると感じます。
知識により大宇宙や次元の構造の外殻を知り、それにより生き方を是正して精神性の向上につなげていくということです。
そうでなければ、この豊かな物質に溢れた唯物的な現代社会において、ラマナ・マハルシのように純粋性の一点で自己を追求するのは至難の業でしょう。
それこそ、雑多な周波数を断つために山に籠る必要がありますが、それすらも現代の周波数には合致しません。
はせくらさんもおっしゃるように、「現代社会で当たり前の日常を送る中でこそ、覚醒する糸口がある」のです。
そうしたストレス社会で揉まれながらも、正しい生き方をすることこそが現代版修行だと感じます。
昨日もお客さんに「分かってんのかよ、ボケが！」と暴言を吐かれましたが笑
しかし、こうした身勝手な人こそ「お金を出してでも一緒に仕事をするべきだ」と言ったのが、稀代の神秘家・グルジェフです。
なので、クレーマーもありがたい存在なんですよね。彼らがいるからご飯が食べられているわけですし。（無礼はいけませんが）
気をつけなければならないのは、「知識⇔精神性」をバランスよく循環・両立させなければ、道を誤る可能性があるでしょう。
現代人においては、どちらか一方に偏り過ぎると、全体像が観えなく成りがちだと感じます。
大宇宙が目指しているところと、僕たちの存在理由
はせくらさんが『ワンネスの扉 ― 心に魂のスペースを開くと、宇宙がやってくる』の著者であるジュリアン・シャムルワと面会した時に、「私たちは大いなるものの一部であり、大宇宙の計画のひとつとして生きている」ということを語っています。
そして、お釈迦様が説いた「華厳経」も取り上げて、「この世界は唯心であり、在ると感じているすべてのものは心が創り出しているに過ぎない」という唯心論を説明しています。
つまり僕たちの存在理由は
この物理的だと感じる世界において、欲望や虚像に騙されることなく、心がすべてなのだということを理解し、正しく生きて行く中で真理を悟っていく
ということだろうと感じます。
それがひいては、それぞれの磨かれたモナドの発する量子力学により、モナドネットワークを通じて全宇宙が瞬時に発展していくということです。
このことから、僕たち一人ひとりの意識が、如何に重要な役割を担っているかがわかりますね。
「どうせ見られてないんだし、私ひとりが不真面目に生きてもいいだろう」という理屈は、実はモナド的に全体に迷惑をかけてしまっているわけです笑
いやいや、そうした生き方を否定はしませんよ。個人の自由ですし、万事塞翁が馬でこの世界は何が善いのかは分かりません。元々、善悪は存在しませんから。
たまたま昨日、龍樹菩薩の空の概念に触れる機会があり、丁度「量子モナド理論」そのものだと感じたので最後にご紹介したいと思います。
龍樹は、すべての出来事や物、対人関係などあらゆることは、因縁によって存在しているだけであり、その本質はすべてが空である、ということを説いています。
前述のように、善も悪もないわけですね。
お釈迦様の「色即是空」に感銘を受けて、龍樹はそれを掘り下げて独自の解釈により人々を救っていたようです。
そして、空の概念を極めた龍樹は、人々の病気を空に戻す（治す）奇跡も起こしていたようです。
これを量子モナド理論に絡めると、因縁を減らせば減らすほど、この世界は空に戻る、、、つまり完全調和に戻って行くということでしょう。
正しく生き、善行を以て完全調和に寄与していると、すべての悪縁は消えていき、空の境地に向かっていきます。
それを龍樹ほど極めると、量子に働きかけることで物理的にも空（完全調和）に戻す力を発揮していたのだと感じます。
霊能力とは、言い換えれば「量子に働きかける能力」なのかもしれません。
まぁ、こうしたスーパーマンは置いておいて、僕たちも粛々と出来る範囲で正しく生きていれば、少しでも世界を完全調和へ向けて動かせるような、量子力学を生み出せるようになるのではないでしょうか。
長くなりましたが、参考になれば嬉しいです😄
あなたの心に、常に太陽が在る事を祈りつつ。。。
明日も善い一日となりますように😊