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[仏語:貪着(とんじゃく)]執着で生活を壊すべからず

いつもお読みいただき、ありがとうございます🙏✨
タカミチです。

睡魔と闘いながら宿題をしている娘の隣で書いています。
娘がここに「頑張れ」と打ってくれました笑

サムネはぬいぐるみを咥えて持ってきて一緒に寝ているざいざいです笑
かわいすぎやろ。。。

夜勤の仕事を3時に終えて4時頃に就寝、8時頃に起きて、10時半頃に娘と一緒に出かけました。

娘は11月頭からマイコプラズマ肺炎にかかってしまい、11月下旬からようやく学校に行け始めたと思ったら、3日くらいで風邪を貰ってしまい今週まで休む羽目に。。。

楽しみにしていたお祭りやエレクトーン発表会にも参加できず、1か月以上ほぼ引きこもり生活となってしまいました😅

必然的に娘と一緒に居る時間が増えますので、ヒマを持て余す娘と遊んだり、出かけたりしているわけですね。

郵便局で荷物を受け取った後、地元で有名なパン屋のテラスで昼食を食べて、化粧品用ポーチが欲しいというのでダイソーに寄って帰りました。

12時頃に帰って来て、休み期間中に溜まった膨大な宿題を片付けている娘の隣で書いています。

僕が子供の頃に比べたら宿題の量が多いにも関わらず、娘は「あと3時間くらいかかる」と、ぶーぶー言いながらもしっかりとやり通すので偉いです。

タブレットPCで宿題リストを見せてくれましたが、ヤバい量です。僕が子供の頃だったら確実に匙を投げています笑

娘は長期で休んでいてもテストは基本高得点で、100点取ってくることも珍しくないので感心してしまいます。

これが貪着の話に繋がるわけですが、昨日まで、僕は漫画原稿に追われて、生活の他の雑事を後回しにしたり、外出を控えて引きこもりがちになっていました。

来年1月20日締め切りの漫画賞の原稿に追われているわけですが、昨日、描いていて「あぁ、これはいけない」と思ったわけですね。

そのきっかけは、『進撃の巨人』の作者・諫山創先生のインタビューでした。

「何かを捨てなければ、何も得られない」という旨の話で、これは作中でアルミンが言った「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人はきっと大事なものを捨てることができる人だ。」という名言に通じると感じました。

これは真理だと感じます。

しかし、捉え方を間違えると人生を誤りかねない難しい真理です。

漫画家を含むクリエイターに共通して、秀でる人がたまに口にする言葉に「人間性を捨てる必要がある」という価値観があります。

創作活動で世に変革をもたらすためには、それほど没頭し、ある程度人間性を捨てる交換条件が必要だというわけですね。

諫山創先生はそれを体現されているため、アルミンの名言や、インタビューに説得力が生まれるのでしょう。

このインタビューを読んで、僕は「家族や生活を蔑ろにしてまで、漫画賞に執着する必要があるのか?」と自問が始まりました。
蔑ろにしてきたわけではないですが、執着していないか?と感じたわけですね。

これは諫山創先生の話を否定するものではなく、何が最善かを考えた上での真理の捉え方の話です。

「何かを得るためには、何かを捨てなければならない」、これは紛れもない真実です。

しかし、この考え方は人生の段階や精神性に合わせた、ケースバイケースが重要であると理解しておく必要を感じます。

経験も精神性も浅い若い頃は、がむしゃらにこの考えで突き進めば、一廉の人になれると思いますし、周囲に掛けた迷惑も人生経験の糧となります。

限度はあるでしょうが、周囲も「若いんだし」という免罪符を以て見てくれる傾向があります。

しかし、40代以降から、、、特に家族持ちの場合は白い目で見られる傾向が強くなるでしょう。
晩節を穢す、というニュアンスを帯び始めます。

それでもやるのは人として間違っているという話ではなく、そもそも善悪を言いたいわけではありません。

それでもやらざるを得ない境遇の人も居るでしょうし、その経験が人生に不可欠な因果の人も居るでしょう。

その上で、僕は「もう少し先の漫画賞でもよくない?」と感じたので、「ジャンプ次世代バトル漫画賞」に執着するのをやめて諦めました。

というのも、締切に間に合わせるためには、ある程度やっつけ仕事をする必要があったからです。

それは本末転倒だし、勿体ないと感じます。
まだ14ページですが、明らかに作画能力が上がりましたし、商業レベルにはあると思います。
それでも、諫山創先生のインタビューを読んで、作品に少し触れるだけでその才能の高みに打ちひしがれますけどね笑😓

ネット上で、諫山創先生は絵が下手とか、作画崩壊という話題がよくありますが、絵の上手さは単純に見た目だけではありません。

それこそ唸るほど絵が上手い無名漫画家はたくさん居ますが、諫山創先生は世界観のイメージがしっかりしていて、表現の上手さで有り余るほどラフな絵をカバーしています。

そのラフなのもほんの初期の話で、今は卓越した画力を身につけてられています。

実は僕、『進撃の巨人』は1巻しか読んだことがありませんし、アニメも観たことがありませんでした。。。😅

つまり、全く知らないに等しいわけですね。

にもかかわらず、少し前から脚本の勉強を始めて真っ先に気になった作品が『進撃の巨人』でした。

これは直感でそう感じたわけですが、ビンゴでした。

それも相まって諫山創先生のインタビューを読んで、脚本の勉強や、進撃含めたネーム模写をしたい衝動に駆られたのも、「ジャンプ次世代バトル漫画賞」を諦めた理由に含まれます😅

残念ですが、何ごとにも執着、貪着せずが大事です。

今回の作品で、漫画の基礎を身につけるつもりで仕上げ、その頃に募集している漫画賞に応募するか持ち込みしようと思います。


あなたの心に、常に太陽が在る事を祈りつつ。。。
明日も善い一日となりますように😊

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