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不買運動の理由。

コオロギ食について書いた記事を一旦削除して修正しています。

パスコのコオロギパンが大炎上して、主力商品の『超熟』も大量に売れ残る事態に。パスコ側は「風評被害には法的処置を取る」と宣言しましたが、なぜ消費者が『超熟』を敬遠するのかどうも理解されていないようです。

コオロギパンやコオロギフィナンシェを食べたリポーターの感想はみんな「コオロギの味も臭いもしない」と言うもの。つまり、今後秘密裏にパスコのパンに入れられても気付かない訳です。その恐怖心があるから、みんなパスコのパンを敬遠するようになったと思うんですよね。

パスコの経営陣は「コオロギパンと『超熟』の製造工場が違うと説明すれば大丈夫」と判断したのでしょうが、不買運動は「コオロギパンと『超熟』が同じ工場」とデマが流れたからでは無い訳です。だから「風評被害には法的処置」と言うのはズレていますね。

パスコからすれば『超熟』にコオロギパウダーは混ぜないよと思うでしょうが、人が一度抱いた恐怖心・警戒心は簡単には拭えないものです。

例えば世界的なEV車へのシフトは「環境問題」を理由に掲げているものの、実際にはトヨタに勝てない欧米や中国がルールを無理矢理に変えて、トヨタ潰しを狙っているのがバレバレです。トヨタ潰しは=日本潰しです。

それと同じく、最近突然現れたSDGEs。日本中の企業が一斉に胸バッジを着けて「環境問題」に取り組む姿は正に民衆の洗脳です。
「牛のゲップが温暖化の原因」として欧州の牧場が閉鎖となり、SDGEsが「2050年に食糧危機になる」と言えば、突然河野大臣や芸能人がコオロギを食べ始め、巷にコオロギ食が並ぶようになる。

本当に食糧危機が起こるのか。その解決策が果たしてコオロギなのか。自分達の頭で考えるべきです。それを、他の選択肢をすべて無視して「SDGEsの言う通りに黙って従え」とコオロギ食を押し付けられる事への強烈な拒絶反応が、今回の不買運動に繋がったのでしょう。

不気味で怪しいコオロギ食推進運動に加担する企業に民衆が「NO」を突き付けた訳で、それを風評被害と言うのは違いますよ。

古来からスズムシの音を風流だと親しんで来た日本人ですが、スズムシを食べようとは誰も考えませんでした。それだけ日本人は「食べて良い生き物」「食べては駄目な生き物」をハッキリ分ける民族です。

コオロギは「食べては駄目な生き物」として広く認識されている訳で、コオロギ食で儲けようと企む人達があの手この手で洗脳しようとしても、大失敗に終わるでしょう。




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