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ちゃんと書いてと怒られた。

「笑える学術論文」を先週提出したら、主宰者さんから「ちゃんと書いて下さい」と修正指示が飛んできました。先行研究の記載が無い、参考文献が相応しく無いらしい。せめて卒業論文くらいのレベルで書いてくれと。

いや、ガチの論文で投稿しなきゃならんかったのかと驚いて、面倒臭いな~と。本文のレベルが高けりゃ良いじゃんといつも思うのでね。誰かのブログ記事が参考文献じゃダメなのか?

その昔、「本文以上に参考文献が大切なのだ」と査読で言われて「んなハズあるかい!」と猛反発して以来、学会とは距離を置いてたのですよ。
歴史好きか集まってマニアックなネタでワイワイやるんだと思ってたら、まさかのガチ論文が必要とは。しかもクスッと笑わせろって、無理ゲーじゃん。

「やっぱりアマチュアの研究者には無理か」と思われるのも癪だし、やってやろうじゃねーかと、今朝から一気に執筆して先程完成。史料探しに図書館まで行っちゃったよ。

漫画原作のコンテストにも落選して、「3000点の応募作品から1点選ばれる確率」なんて、宝くじで1億円当てるくらい難易度高いよなと思いまして。

日本史の学術論文の査読をパスする方がずーっと楽だぞと。
何しろ専門家の先生達が10年掛かって解らない超難解な事を、こっちは1日でスルスル解ける。その人間離れなギフテッドを有効活用すりゃ良いんだな。新発見した論文テーマなんて無限にあるしね。

図書館と言えば、受験勉強で夏休みに連日通い、視聴覚室でアニメを見続けて「何しに来たのか解ってる?」と友達に怒られて、「これは受験勉強より大事なんだ」と返して呆れられた場所。結局立教大学に現役合格したのですが、大学四年の就職活動で面接官から「キミ、世の中舐めてるね」と言われて「はい、有難う御座います!」と満面の笑みで返して落とされた。

そんな僕が、ガチな学術論文をパッパと書けるようになるとはな~。努力した訳でも何でも無くて、いつの間にか書けるようになってました、ハイ。

あの時の面接官にまた会ったら、「相変わらず世の中舐めてるね」と呆れられるでしょう。

超難解な謎なんてさ、ふざけた人生送ってる変人じゃないと解けないのでしょう。生前母親からよく言われた諺を胸に刻んで、これからも飄々と生きて行くつもりです。
「馬鹿と鋏は使いよう」

天国の母さん、今日も順調に馬鹿ですよ。








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