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日本人の秘密。

1882年にアメリカで『オアスペ』と言う本が出版されました。筆者はジョン=ニューブローと言う医者で、7万8千年の人類史が、200万字もの膨大な量で記されています。ニューブローはスピリチュアルに秀でた人物で、この本はタイプライターの自動書記(本人の意思とは無関係に指が動いて書く)で記されました。1970年代にFBIが徹底研究を行い、その報告書は長い間機密文書として扱われて来ました。

本の内容ですが、最初にアスが神によって作られます。このアスは旧約聖書の「アダムとイブ」です。更に7万2千年前にイヒンを誕生させます。その後ドルーク、ヤク、イファン、オングウィーと様々な種族が誕生しました。神様は人類の行動を観察しながら、社会が破綻すると大洪水によってリセットを繰り返して来たと記されています。

んで、太平洋上にパン大陸と言う巨大な大陸があったのですが、争いが絶えない事に失望した神様が2万5千年前に大陸を水没させます。かろうじて水没を免れた北部の島は「ザパン」と呼ばれ、霊感に優れた穏和なイヒンの生き残りが移住したと本は語っています。

その島が今の「ジャパン」であり、日本人はイヒンの子孫となります。
ポリネシアに「日本人は龍の子孫である」「世界の人々に共存を教えるリーダーだ」と伝承されて来た事実とも一致します。

日本語が他の言語と違い、八百万の神々と言う独特な思想を持つのも、沖縄の海底に古代遺跡が沈んでいるのも、日本人が古代人の末裔である事を示唆しています。

かつてルーズベルト大統領は「日本人の脳は我々より2千年遅れている」と本気で信じていました。真珠湾攻撃の一報を聞いた時にも、「日本人に戦闘機が操縦出来る訳が無い。ドイツ兵が協力したのだろう」と言いました。

実際には、日本人は7万2千年以上も先輩な訳です。イエスズ会の宣教師ザビエルは「野蛮人に神の教えを広めてやろう」と日本に来たものの、庶民に簡単に論破されて「日本人は他の国とは違う」と撤退しました。

明治時代に欧州視察に行った岩倉具視は「欧州ではウェストファリア条約と言う画期的な条約を作った。これで思想の違う敵を根絶やしにはしない」と自慢されて、「日本には古来から八百万と言う共存共栄の思想がある」と返しました。

日本に旅行に来た人々が「日本の街はどこもゴミ一つ落ちていない清潔だ」「日本の鉄道は1分も違わずに到着する」「日本の王将や鳥貴族はなんて美味しいんだ!」と絶賛しますが、我々からすると「当たり前だけど?」となります。

『オアスペ』に記されている歴史は、恐らく本当の人類史でしょう。アメリカ政府が機密文書として封印し、GHQが漢字の簡略化や思想的な介入を積極的に行ったのも当然です。自分達が世界の覇者として君臨するのに、日本人の秘密は不都合だからです。

縄文時代は野蛮だった。遣隋使や遣唐使で中国大陸から文明を学び、明治維新で西洋文明に学ぶ事で、国家として成長した……そんな歴史観を日本人が持ち続けて欲しかった訳です。

「みんな神様」と言う独特な思想を持ち、異国文化も柔軟に取り込んで、どんどん魔改造してしまう日本人。欧米の人達には「なんなんだ、この連中は?」と謎でしょう。

日本の史学界が『オアスペ』に記された歴史を認める事は決してありません(そりゃそうだ)。沖縄の海底遺跡も「自然に出来たもの」と言う姿勢を変える事はありません。
ガリレオが「地球は動く」とどれだけ主張しても、教会が「天動説」を正しいとして来たのと同じです。

少なくとも、歴史の教科書には日本人の本当のルーツは記されない。だから、自分達で調べて行く必要がある訳です。
『オアスペ』とFBIの報告書、ぜひ一度読んでみたいものです。












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