泥船は沈むもの。

自民党総裁選が佳境になりました。マスコミも当初は「小泉政権誕生」で間違い無しだと報道していましたが、総裁選の大ドンデン返しは昔から良くある話です。

小泉人気で衆議院選挙を乗り越えようと御輿を担いだ菅元首相。ところが、想像以上にポンコツで、メッキがすぐに剥げてしまった。

これまで河野議員を推していた麻生元首相が高市議員支持に転じたそうで、状況判断として的確です。

元々小泉議員を選ぼうとしていた議員さん達は、本人の資質では無く「勝馬に乗って大臣の椅子」の為に打算で支持していただけなので、勝ち目が薄い泥船と判れば、今後は雪崩式に高市議員支持が増えるでしょう。

マスコミや小泉陣営が流れを変えようにも、肝心の本人がトンチンカンな発言をポンポン連発するので、最終的には4位以下に沈むのでは？

「国民を守るのは政府の役割」「経済を良くする切っ掛けを作るのは政府の責任」と、高市議員だけが国民の方を見ています。残念ながら他の候補者の言葉は、高市議員ほどは心に響かないです。

まして小泉議員は、自分の頭の中が整理出来ていないのに「改革する」と繰り返しています。正直ハナシにならないです。

それにしても、岸田首相がどの候補者を支持するのか、誰もまったく気にしませんね。自業自得とは言え、どれだけ嫌われているんでしょうねぇ。