支配者失格の烙印。
「コゴスマ」の石井アナが今回の知事選に言及。「テレビは穏やかな場所であって欲しい」「選挙を巡って県民の中で分断があったが、悲しいし嫌な世の中だな」とコメントしたそうで。
百条委員会が斎藤知事の尋問再開を決定した記事も出ています。
あのですね、今回の騒動が悪質なのは、真面目に仕事をしている知事を陥れようとした人達がいて、百条委員会の制度を悪用した。議会が斎藤知事の不信任を全会一致で議決して、選挙になった。
だけど途中でマスコミの報道がおかしい事を知った県民が立ち上がって、まだ洗脳されている家族を説得した結果、斎藤氏が逆転勝利した訳ですよ。
みんなが行動した理由は「無実の人を落選させてはいけない」と、人としての良識に従ったからです。
テレビ局が「誤った情報を流布させて申し訳ありませんでした」と謝罪すべき話です。アンダードッグ効果(負けている側を応援する心理)とかトンチンカンな理由を挙げている場合じゃないです。
また、百条委員会を悪用した事について、それこそ百条委員会側が調査を受けるべき話です。
「夫婦で喧嘩になるのは悲しい」だって?その喧嘩の原因を作った側の人が、何を寝ぼけた事を言ってるんですか?
ひょっとして、石井アナは今回の本質を全然理解されていないんですかね。
日本人には「支配者に従う」性質があります。江戸幕府、明治政府、大日本帝国軍、GHQ……支配者が誰だろうと、自分達の生活をちゃんと守ってくれるなら素直に従う。「和をもって尊しとなす」と古代の言葉を大切に守り続けている、非常に賢い人達です。
自民党政治にも、テレビの報道にも、疑問を持つ人は少なかった訳ですよ。「老後に2千万円が必要」「国の借金が破綻寸前」と財務省の話にも「それは大変だ!」となって、消費増税にも反対しなかった。
それが、SNSの発達によって崩れた。
個人が発信力を持ち、YouTubeで「◯◯チャンネル」がバーッと誕生した。Twitter(X)で発信する人が増えた。それによって、今まで盲信して来た自民党や財務省、マスコミの発表が嘘だらけだと、みんな気付き始めた。
気付いた人達が、自らの良識・判断に従って行動するようになった。
その象徴的な“事件”が、今回の兵庫県知事選挙だった訳です。
消費税は社会保障とは違う用途に使われている。大手の輸出企業に還付される仕組みになっている。税収は過去最高額で、民衆は貧困へと向かっている。国の借金が破綻寸前と言う話は大嘘で、逆に世界で最も安定した財政の国だった。
洗脳が解けてしまったから、騙されていた怒りの矛先が、財務省のサイトや偏向報道をするテレビ局に向かっているのですよ。自分で情報を集めて、自分で判断する。それの何が「嫌な世の中」なんですか?
無許可で新居を取材されて住めなくなってしまった大谷選手がフジテレビと日本テレビに激怒している様に、民衆が支配者に対して「NO!」と拒否をしている。
自分達さえ良ければ人の迷惑お構い無しだから、拒否されるんですよ。どうして官僚の天下り先確保の為に、民衆が貧乏生活を送らないとならないんですか?
元アイドルを政務官にすればみんな政府を支持するって、民衆をバカにしてませんか?
自民党・財務省・大手マスコミ……貴方達は、「支配者として失格」の烙印を押された状態なんですよ。烙印を押された支配者は淘汰されて行く。それが歴史の必然です。普段大人しい民衆を怒らせたら、怖いですよ~。