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民衆を騙して来たツケ。

戦前の日本では映画に出演する俳優がスターでした。敗戦後に街頭テレビに群衆が集まり、プロレスに熱狂した話は有名です。

米国は日本人を弱体化させようとして、スポーツやテレビや漫画・アニメなど娯楽を推奨しました。映画が衰退してテレビ番組が学校や職場で話題の中心となりました。人気ドラマの主題歌がミリオンセラーになる時代。

このテレビを利用して「国の借金が深刻だ」「社会保障には消費税が必要だ」と民衆を錯覚させて来たのが財務省。都合の悪い情報は隠し、民衆や国会議員を内心では馬鹿にしてました。

1960年代には「巨人・大鵬・玉子焼き」が子供の好きなモノだと言われました。みんなが同じモノを好きになり、同じ番組を観て話題に付いていくのが友達付き合いには必須でした。

1980年代以降はこの「みんな一緒」に従わない人達が増え始め、彼等はオタクと呼ばれました。

テレビに力があった昭和には、「男は一軒家を買ってこそ一人前」「結婚式と葬式は豪華に」「結婚指輪は月収の三ヶ月分」「車も時計も高級品を買うのがステイタス」と言う考え方が常識でした。

2024年の現在、若い世代にコレを言ったら、失笑されるでしょうが、昔は「家と車のローンは仕方ない」と言うのが一般的だったんです。

「いつかはクラウン」ってテレビCMが流れて、みんな高級車を買う=人生の成功だと思い込んでいた。

そんな風潮でも、僕は「いやいや、借金は借金だから。ステイタスなんてどーでも良いし」と新築も車も一度も買わず。お陰様で、無駄な金利を支払わずに人生過ごしています。

んで、新築も車も結婚式も無縁の若い世代が増えたのは、お金の使い道として「不必要」と判断されたからです。
ステイタスなんて、錯覚なんだよね。

好きなジャンルを趣味にして、好きなアニメを好きな時間に視れるようになった今、テレビの需要は低下するし、財務省の嘘も暴かれる。自民党議員は選挙の度にゴッソリ減って行く。

「死んでも減税は呑めない」と抵抗する財務省に批判が殺到していますが、これまで長い間民衆を騙して来たツケを、払う時が来た訳ですよ。
いや~、日本も素晴らしい時代になったもんだ。


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