欧州の落日。

パリ五輪と東京五輪。東京五輪は電通が開会式をメチャクチャにしてみんな激怒。更にマラソンコースが北海道になったりしましたが、選手村の快適さは選手達から大好評。特に冷凍餃子が絶賛されていました。

パリ五輪の方は、正直フランスの評価が落ちる報道ばかり。開会式ではIOCが謝罪する事態になり、選手村では「バスの中がサウナみたい」「部屋にクーラーが無い」「料理に肉が足りない」「料理が出て来ない」と大ブーイングの嵐。英国は自前でシェフを呼びました。

競技では誤審続き。柔道のルールも改悪されて基準もバラバラ。バスケでは触っていないのにファールを取り、日本が敗戦。公平にジャッジしない審判に批判が殺到しています。
更にトライアスロンはセーヌ川が汚すぎて一日延期に。そんな一日で基準をクリアする訳無いのに、選手達も命懸けです。

何だろう、衰退する西洋文明の末期症状を目撃している感じがします。

欧州で牧場が閉鎖されている事は日本では報道されませんか、既に知っていました。理由は「牛のゲップが地球温暖化の原因になるから」。本気でそれが閉鎖する理由なら、欧州の人達かなりヤバいです。選手村で肉類が不足しているのも、環境への配慮だそうで。

開会式の最後の晩餐はLGBTの影響らしいです。学園祭の悪ノリを国家の祭典に持ち込んだ様な感じ。「自由」を表現したそうですが、企画案が出た時に誰も止めなかったんですかね。セーヌ川でトライアスロンも、道頓堀川より遥かに汚い訳で、何故誰も止めなかったんだろう？

結局、実行委員会の人達の価値観を周りに押し付けた結果、悲惨な状況になっているんですよね。
選手達はタンパク質を必要とするのに、肉類を用意しない。泳げないセーヌ川で無理矢理に競技をやる。選手よりも「自分達の考え」を優先させている時点で、独り善がりでホスト国として失格だと思います。

残念ながら日本も人の事を言えないのが、来年に迫った大阪万博。普通に溶接作業をしていたらメタンガスに引火して爆発事故に。ゴミ処理場ですから当然です。早速子供達を招待しない様に要請されていましたけど、来場客の安全が保証されないイベントって一体何なんだろう。すべて会場を決めた維新の会のせいです。

維新の会と言えば、兵庫県知事も維新の会の関係者でしたね。正直我々には理解出来ない人達です。