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迂回ルートについて。
10月に南房総で『八犬伝』の映画上映会とシンポジウムが開催されるのですが、シンポジウムには房総の政治家の方々が招待されます。
シンポジウムのテーマは八犬伝ですが、せっかく関係者が一同に集まるなら、ある重要なテーマについて話したら良いですよと、幹事役の市議さんにご提案しました。それは、「シーレーンの迂回ルート」について。
皆さんご存知の通り、日本のシーレーンは台湾の海を通ります。将来台湾有事が発生すると、そのルートが封鎖される為、原油や資源が届かなくなって日本経済は崩壊します。文字通り死活問題となります。
当然「迂回ルート」を探す事になりますが、今の所フィリピンのアッカサル海峡を通る所までは決まっていますが、そこから日本までどのルートを通れば良いかが誰も判らない状態です。
んで、その難問の答えは太平洋戦争後のGHQが教えてくれます。
GHQの先遣部隊は千葉県館山に上陸して、直接統治を行いました。館山に上陸した理由は、硫黄島から日本に向かった場合に、館山湾が最短距離だったからでしょう。
つまり、フィリピンから日本を目指す場合には、硫黄島を経由して館山湾に向かうルートが最適だと判ります。
米国のシンクタンクは台湾有事を5年以内と想定していますが、今の日本がするべき国防の準備として、千葉県と日本政府が連携して、艦船を使った館山迂回ルートの検証及び硫黄島の補給施設整備を行っておくべきです。
よく映画で「世界の運命は◯◯に託された」って言いますが、本当にその市議さんが日本の命運を握っている状況です。日本の未来を視た時に、すべてのパターンで台湾有事が発生するので、恐らく回避不可能な「確定イベント」なのでしょう。
5年以上前から迂回ルートを議論する為に「房総サミット」を提唱して来たのですが、耳を傾ける人は誰もいませんでした。最近になって『八犬伝』の映画化が唐突に決まり、シンポジウムが実現したのですが、見かねた神様が手助けしてくれたのでしょう。
とまあ、館山湾と南房総の価値が一気に急上昇する話なので提言はしましたが、多分僕の真意は伝わらずに、八犬伝と里見氏の話題だけで終わるんだろうな~。