ロジカルシンキングとは?
感情やその場の雰囲気に流されない、論理的な判断力がトレードの成功には必要不可欠。論理的思考(ロジカルシンキング)は持って生まれた才能ではなく、筋肉のように鍛えられるものなのです。日常生活でも役立つロジカルシンキングを一緒に練習してみませんか?
1,帰納法(きのうほう)
実際のケース(事柄)から結論を導く方法です。
情報と知識が少ないと的外れな結論になる恐れがあるため注意が必要です。
【例】先月の雇用統計結果発表後、ドル円のレートが大きく動いた。(実際の事柄1)
2か月前の雇用統計結果発表後も、ドル円のレートが大きく動いた。(実際の事柄2)
つまり、雇用統計結果発表後は、ドルに関するレートが大きく動く可能性が高い。(一般化された結論)
2,演繹法(えんえきほう)
高校で習ったけど「字が難しいこと」くらいしか覚えてないなー…というのがZenTrader社員Aの感想(笑)。
演繹法とは、一般論や事実を組み合わせて結論を導くものです。
【例】
通常、大きな政治イベント前後は価格が大きく動く。(一般論)
アメリカ大統領選は政治イベント。(観察事項)
つまり、アメリカ大統領選の前後はレートが大きく動くと考えられる(結論)
どちらもデータが少ない場合、論理が飛躍してしまうことがあるので要注意。大事なのはデータ・事実を見極めることですね。
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