【連載】全力少女Rインタビュー vol.3 佐藤絵里香
2020年4月19日より自身らの4周年を記念した東名阪福ツアーを行う全力少女。
今年1月に主要メンバー2人が卒業し、その一週間後に現メンバー5人での新体制へ。
そして同年2月、新体制初のシングル「パンパンパレード」をリリースした彼女達はまもなくはじまる全国ツアーに何を想い何を話すのか。
第三弾では全力少女Rの黄色担当、佐藤絵里香にインタビュー。彼女達の今のリアルな心境に迫る。
「辞めるなら今だよ」「いや辞めれないわ」
ーよろしくおねがいします。
おねがいしまーす!
ーまずはアイドルを始めたきっかけを教えてください。
佐藤 元々お姉ちゃんがアイドルだったので、やっぱりそれがおっきいかなってのが、1番ありますね。
あと、実は私、めっちゃ内気な子だったんですよ、昔。授業とかも、前に出て発表とか絶対にしたくなくて、バレないように当てられないようにって感じの子だったんです。でも今の親友に会って、その子がきっかけで、内じゃなくて、表が好きな子になって。
ーその親友はどんな子ですか?
佐藤 本当に元気で、輪の真ん中にいたり、すごいイケてる子でした。ハーフですごい可愛くて。なんでそんな子が私に?って。その頃は休み時間もずっと本を読んでたんですけど、そういう子だったのに、その子が一緒に遊ぼみたいな感じで昼休みに声かけてくれて。そしたらなんか自分を解放できたんですよ。学校の中でも、閉じこもってたけど解放したら、「そんな明るい子だったの?」みたいな感じになって、そこから結構今の私みたいな感じになりましたね。
ーそうなんですね。
佐藤 はい。で、その小学校くらいの時にお姉ちゃんがアイドルを始めて、Mステとか出てるの見て、うわーめちゃかっこいいって思ったんです!すごいキラキラしてて、アイドルいいな、私もアイドルがしたいって思ったんですけど、でも最初は、「まあ夢だから叶っても叶わなくてもな」みたいな感じだったんですよ。だから普通に就職する予定で、商業高校に入って、このまま普通に就職するんだろうなって思ってたんですけど、でもやっぱやりたい気持ちがあったから、シャイニングのオーディション受けて、これ受からなかったらやめようって思ってたんです。そしたらオーディションに受かって。オーディションはお父さんと行ってたんですけど、お父さんも「良い事務所だね、できるならやったら良いんじゃない」って背中を押してくれて、じゃあまずレッスンだけ受けてみようって。そこから毎週、浜松〜東京の往復が始まったんです。でもやっぱり、ダンスとかやったことなかったし、平日は学校行って、土日東京みたいな感じでやってたら、もう身体的にしんどくて、昔の内気な性格がもどってきちゃったんですよ。しかもそれがダンスにも出ちゃって、下ばっか向いちゃうような感じになってしまって。でもその時にお姉ちゃんが「辞めるなら今だよ」って言ってくれたんです。そしたら「いやなんか辞めれないわ」みたいになっちゃって。そこで、火がついたんですね、やるしかないって。そこからはもう、やっぱり上京してやりますってことになって、高校も自分で探して、レッスンとか仕事に支障がないような時間でやってる高校に転入させてもらったりしてって、もう一気にパンパンパンパンって進めちゃって。でも親は全然文句とかもなくて、やりたいことあるんだったらいいよみたいな感じで勧めてくれたので、すごいありがたかったです。
ーそのようにはじまったアイドル生活の中で印象に残ってることはありますか?
佐藤 なんだろう?やっぱでも一番でかいのは怪我したことかな。全力の始まる最初の方にレッスン期間が2週間くらいあって、私は元々運動とかも一切してなかったから、筋肉もなかったんだろうけど、疲労骨折しちゃったんです。最初はシンスプリントっていう筋肉の使いすぎくらいだったんですけど、ちょうどデビューの時だったから、1ヶ月とかは我慢しちゃってて。やっぱデビューしたてだから出たいじゃないですか、ライブに。だから痛さを我慢してライブしてたんです、そしたら折れちゃって、結局2ヶ月くらい休ませてもらいました。踊らない期間みたいなのをもらって。その2ヶ月間は踊れないんですけど、でもレッスンはあるんですよ、新曲の振りとか曲の構成の直しとかあって。でも参加ができないから、もうずっと座ってみてなきゃいけない、それがもうすごいもどかしくて。ライブとかも、その頃は路上ライブとかをやってた期間だったから、行っても踊れないから、ビラ配りみたいな感じで、それが一番しんどかったですね。お客さんにも、なんで出ないの?って聞かれて、あ、怪我しちゃっててーって感じで、、、でもそのあとの1周年ワンマンで復活したんですよ。会場が渋谷の「WWW」だったかな?その時が一番最高でした。ファンの人も待ってたよ〜みたいな感じでいてくれてたのが本当にあたたかくて、いいグループだなってのを改めて思いました。
2人が辞めるってなって思ったのは、「衝撃」
ーこのインタビューが新体制の全力少女Rがテーマになっていまして、そのきっかけになったところが岡崎さん、成瀬さんの卒業だと思うんですが、この2人も含め、メンバーの卒業についてはどうおもいますか?
佐藤 2人が辞めるってなって思ったのは、「衝撃」ですかね。つらいのもあったけど、ずっと7人でやっていくんだろうなって思ってたから、だから二人がいなくなるっていうのがびっくりで。なんか想像もしてないことが起きちゃったから、今後のことも多分あの時はそんなに考えれてなかったと思います。目の前の事しか考えれてなくて、だから二人がいなくなるってことに対しての悲しみの方が、私は正直多かったかなと思います。前にはるひちゃん、もっと前のメンバーが辞める時は、すごい怒ってて、そっちは怒りの思いが強かったんですよ。なんでこんなに頑張ってきたのにそんなこと言うんだっていう怒りのほうが多かったけど、二人の時は寂しいとか悲しさのほうが多かった。せっかくここまでやってきたのに、なんで抜けちゃうんだろうみたいな気持ちが多かったです。でもその分周りのメンバーがすごい支えてくれたから。うん、支えてくれたから5人になっても大丈夫だろうなってのはおもいました。
ーでは、そんな5人になりましたが新体制として活動してきてどんな感じですか?
佐藤 バランスめっちゃいいなって思います、5人。7人が悪かった訳じゃないんだけど、なんだろう、すごいリズムが取れてるし、あと一人一人の主張がしやすい。みんながあって、自分があって、前よりも活発に意見が言い合えてる気がします。
あとなんか5人だからやらなきゃ、みたいな。やらなきゃいけない精神がすごい増えました、前より。5人だから、誰かのためにやらなきゃとか、あのメンバーのためにやらなきゃとかそういう気持ちが増えたかなっておもいます。
「ちっちゃなことを助けたいっておもう。」
ー全力の中で自分の役割ってなんだと思う?
佐藤 うーーーーん、、、自分の役割?なんかできてるか出来てないかもわかんないけど、救い、、引っ張り出したい、引き上げたいなって思います。
ー救いの存在ってこと?
佐藤 うん、いや、なんだろうな、私も引き上げてもらってる側だから、みんなに。舞花もかにょんもももはるさんもえむろんにもひきあげてもらってるんだけど、なんかほんとちょっとでいい。ちょっとだけでも心の荷が降りるくらいの、、
例えばなんか江室の例だったらみんなで話してるときに、江室が話してて、でも他の話がきちゃって江室の話を遮っちゃったから、江室の話を聞いてあげたいみたいな。その言いたかったことを聞きたいから、そういうちっちゃいことを大事に思ってて。めっちゃおっきい役割じゃないけど、なんかそういうちっちゃいことをやっていきたいです。だから逆にメンバーがやりたくないこともやりたいなと思うかも。うん。なんか別にメンバーがやりたくないっておもったことがあったとして、でも私は別にそんなに嫌じゃないって思う方だから、そういうちっちゃなことを助けたいって思いますね。
おっきなことできないのわかってるから、自分で、今はまだ。今はまだできないのが自分でわかってるから、ちっちゃいことでも気づいて、メンバーのそういうとこを支えたり、元気づけたりする存在でいたいなっておもいます。
ー全力少女Rの好きなところは?
佐藤 仲良いところ!あと何事にも全力なところ!
あとは、二人が辞める話をしてて、落ち込んでる時に、ももはるさんとかえむろんが声をかけてくれて、大丈夫?みたいな感じで、この後話す?って一緒にご飯に行ったりとか、かにょんとか舞花が、えり茶が最近落ち込んでますってスタッフさんとかに言ってくれたりして、すごい気にかけてくれてて、いいメンバーだなって思いました。一人だけのために4人が動けるんですよ、それが自分に帰ってくる訳じゃないのに。やっぱいいメンバーだなって思うし、やっぱ大好きだなって思いました。その、他の子も大変なときだったのに違う子に気にかけれるのは好きだからなんだろうなって。自分も多分、もしそういうことになったときはそうするとおもうし、すごい、五人が五人を好きだから、気にしたりそういうことをできるんだろうなっておもいます。
あとはなんだろうな、なんかじゃんけんするんですよね、すぐ食べ物とかジャンケンで決める。私は別になんでもいいタイプだから、選ぶ時とかなんでもいいよっていうと、いやそれはジャンケンで決めよ!みたいな、なんかみんな平等にするところが好き。笑
あと、みんな寂しがりやなところ。意外と寂しがりやなとこ、なんか可愛いなって思います。笑 自分もなんだけど、なんか見てたりすると、あーなんか、一緒にいようかなーみたいな。
ーみんな寂しがりやなんですか。笑
佐藤 うんだと思う絶対!笑 絶対そうだと思う。まあ、寂しがりやっていうかその、「人といたい」みたいな、人といるのが好きだと思う、あとそれを出さないの、みんな、そんなに。なんかさりげなく出してくる、この後なにしてるの?みたいな。笑 さりげなく出してくるとこも、好き。かわいい。笑
「O-EAST埋めたら、きっとスタートラインに立てるんじゃないかな」
ーあと1ヶ月でワンマンツアーが始まるんですが、ツアーに対してどんな気持ちですか?
佐藤 やっぱり、5人での初のワンマンツアーだから、成功させたいっていう気持ちはありますね。まあなにが成功かってのはわかんないから、そこのくくりは自分で決めるもんだと思うんだけど。7人でやったワンマンよりも、5人でやったワンマンで いけるじゃん私たちとか、、なんて言ったらいいんだろうな。5人しかできないワンマンをしたい!具体的になにができるか、まだわかんないけど5人ならもっと大きなステージ立てるなとかそういうことを思わせれるワンマンにしたいっておもいます。
ーグループや個人でのやりたいことは?
佐藤 全力少女Rでやりたいことは、なんでもいいから、もっとテレビに出たい!やっぱ地上波って強いからいろんな人に見てもらえるチャンスがあるし、そこで、あ可愛いって思ってもらえるのもあるし、だからこそ5人でいろんなテレビでもいいし、ネットの配信とかでもいいし、そういうライブ以外のところでも活躍したいなって思います。ライブもだけどライブ以外でも見てもらえるところとか、他の一般のアイドル好きじゃない人とかが触れるところでも、名を広げて行きたいなって思います。
ー個人では?
佐藤 やっぱ喋ることが好きだから、ラジオとか!まだ本当に引き出しもなにもないし、足りない部分がたくさんあるけど、急に喋るとか本当にできないし。でもそういうのを身に付けたいなって思ってて、ラジオもだけど、やっぱりソロの仕事を増やしていきたいなとは思います。5人で活躍してるのもすごい良いけど5人いる中で一人一人が活動していけるグループは強いなって思うから、
前もラジオでMCに挑戦させてもらったりして、すごい緊張したんですけど、すごいまわすの楽しかったから、MCとかもやりたいなって。テレビとかラジオとかみて勉強して余裕のあるまわしがしたいなっておもいます。
ー目標は?
佐藤 目標はやっぱり最初から言ってる、東京ドームなのかなって思います。けどもっと近いところで、すごい近いところでいうと、ドームとかとはかけ離れてるけどO-EASTを埋めたいとかが近い目標かなって思う。正直、現実的に東京ドームを目指せる舞台に今は立ててないかなって思うから、だから、まずO-EASTを埋めたら、きっとスタートラインに立てるんじゃないかなっておもって。まずはO−EAST埋めたいです。5人で。遠いけど身近な目標。
ーグループの中で私はこれを磨きたいっていうものはありますか?
佐藤 トークもなんだけど、見た目かな。ビジュアル最高だなって思われたい!アイドルやってるけどそのアイドルらしさだけでなく、なんていうんだろ、綺麗系?綺麗系代表で行きたいです!ももはるさんとかまいかのんがかわいい系だから、だったら、もう22歳だし、もう、誰もが振り向くような綺麗代表になりたいです!えむろと競い合いかなー!
ーこのインタビューを読んでる方にどうぞ!
佐藤 まず、最後まで見てくれて、ありがとうございます。5人になって初のワンマンもあるし、5人になって始めて発売したCDもあって、5人になってやらせてもらえることが多くなって、だからこそ、もっと私たちに期待をしてほしいなって思います。期待以上のことを5人で絶対にやっていきたい!
だから、自分の家族や、友達、会社の人、全員に全力少女Rを勧めてほしい!
そして、一度会いにきてほしいって私は思ってます。
なので、ぜひワンマンライブは、きてほしいなと思っているので、
よろしくおねがいします!
佐藤絵里香 プロフィール
1998年3月8日生まれ。うお座。O型。静岡県出身。
Twitter→@satoerika0308
全力少女R 4周年記念ワンマンツアー開催決定!
4/19(日)「全力2020 4year ~咲き誇れ五輪~ inTOKYO」
会場:SHIBUYA club asia
時間:15:00open/16:00start
料金:ADV¥3000/DOOR¥3500 (+1D)
4/29(水・祝)「全力2020 4year ~咲き誇れ五輪~ inNAGOYA」
会場:今池3STAR
時間:15:00open/15:40start
料金:ADV¥3000/DOOR¥3500 (+1D)
5/2(土)「全力2020 4year ~咲き誇れ五輪~ inOSAKA」
会場:amHALL
時間:15:00open/15:40start
料金:ADV¥3000/DOOR¥3500 (+1D)
5/4(月・祝)「全力2020 4year ~咲き誇れ五輪~ inFUKUOKA」
会場:福岡Drum Be-1
時間:16:30opem/17:10start
料金:ADV¥3000/DOOR¥3500 (+1D)