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拝啓 貴乃花様

いつもお読み頂きありがとうございます。
全力教室 古川でございます。
ゆっくりと過疎化が進み活気を失う美しい龍間へ、子育て世代のご夫婦が喫茶店を営むような、商業施設の誘致が地域復興となる。
その為にnoteを用い反響を取り、大阪府大東市龍間に移転して成功したモデルケースとなる。
これが私の使命だと考えております。
どうか皆さま、一度体験にお越し下さい。


本日は、敬愛して止まないお方へのポエムを書いてみようと思います。
日本中どなたでもご存じ、貴乃花さんです。

相撲に対してそこまで熱い思い入れはなく、人並み程度には知るほどですが、貴乃花さんだけは別格でした。
常に意識の中にあり、頭の中では大袈裟でなく神格化されていたように思えます。

様々な噂や憶測が飛び交う中でも、やり方が不器用なだけで、貴乃花さんは常に正しい道を歩いていると感じていました。

そのような折り、衝撃的なインタビュー動画を拝見しました。

一万回以上も再生されていますし、有名な動画でしょう。
メディアでの活動はあまり存じ上げておりませんが、常に自分らしく行動されているのだろうと思っておりました。
それが動画を拝見すればどうでしょう。
言葉の節々に、今にも終わりそうな、人生の終焉を感じさせる言葉が滲み出ているではありませんか。


なんてことだ…。
色々な事があっても幸せに暮らされているのだろうと考えておりましたが、社会的には幸せでも、圧倒的に孤独を感じさせる言葉の節々。
これ程に日本国へ貢献された方が、これ程に孤独を感じさせられ、胸が痛みました。


実際に何があったのか。
心無い冷やかしではなく、ちゃんと知りたいと思いました。

一先ず貴乃花さんの名勝負動画を改めて見直しました。
有名どころはこの辺りでしょうか。

貴花田VS千代の富士

貴乃花VS朝青龍

どちらも歴史の節目になるような一番です。
千代の富士さんはこの一番で引退を決めました。
朝青龍さんも賛否両論ありますが、実力だけは間違いなく本物です。

横綱の品格とは良く言われましたが、そもそも外国人ですから、文化の継承までは難しいと思われます。
私が逆の立場なら、それなりになじむ事は出来ても、外国の文化までは浸透できる自信なし。


どの相撲を拝見しても、全てがガチンコ。
奮えます。
貴乃花さん引退後の八百長問題時、アホな記者が「親方は現役時八百長をされたことはありますか?」と、貴乃花さんへ真面目に聞いていましたね。
アホだから失礼な質問をするのか元が失礼だからアホな質問をするのか知りませんが、時代が時代なら問答無用で切り捨てごめんですよ。

誰がどう見てもガチンコのみの相撲しかないでしょう。
貴乃花さんの一番を一度も見たことがなく、質問したのでしょうね。
記者としても人間としても、万死に値します。


私は仕事上、スポーツ(相撲は神事)は機能解剖学や人体生理学の面で見る傾向があります。
何故このような動きが出来るのか、出来ない動作は何なのか、何故出来ないのか。
このような思考ですね。
その点で見ても、貴乃花さんの動きは痺れるものがありました。


曙さんとの名勝負一覧は、徐々にお互いの成長が見れ、見応え抜群です。

初期は体格差と曙さんの圧倒的な鉄砲であっさりとやられるシーンが多いのですが、そこから創意工夫と稽古を重ね、懐に入る術を得ていきます。
何て努力の見える成長なのでしょうか。
圧倒的な稽古量が伝わります。

動画やインターネット情報を見れば見るほど、貴乃花さんのことが知りたくなりました。


書籍にも何かあるだろうと探したところ、これ程の大横綱、簡単に見つかりました。

あくまで今日日の下品な暴露本ではなく、ご本人が真実を残す必要があると考えた自伝書です。


熟読致しました。

おっしゃる通り、ご自身の幼少期から今までの生きた軌跡を、包み隠すことなく話されています。
先ず読んでいて感じた事は、言葉遣いが抜群に素晴らしい。
意味が伝われば言葉なんて何でも良いと思っている方には、是非とも読んで頂きたいです。

相撲は神事なので、相撲の取り組みだけではなく、生き方考え方、言葉遣いや所作も指導されます。
私たち日本人が当然知っておかねばならない行動原理や習慣も、相撲を知る事によって学べたりするのですよ。
その上貴乃花さんは相撲のエリート一家。
相撲道なるものを叩き込まれて成長を重ねたのは、言うまでもありません。


ゆっくりと、言葉には魂が籠るかのように、慎重に話されています。
本の内容は、過去の記憶に基づき事実を中心に話されていると思っていましたが、人間形成に関わる心の在り方を、沢山お話しされているように感じました。

非常に勉強になります。
これ程の偉人になるような考え方を全て真似出来るとは思えませんが、少しでも良き人間になれるような学びが溢れています。


私は本を紹介する際、実際に読んで欲しいと思った作品だけを紹介しますので、ネタバレは書きません。
ただ、その私でも、一目次だけでも読んで欲しいと思った項目が、第十九章の「日馬富士暴行事件の内幕」です。
貴乃花さんの一方的なお話しで、日馬富士さんの意見は一切聞いておりません。
基本的には双方の意見を聞いて、初めて判断ができると考えています。

ただ、それでも物事の辻褄というものがありますから、余程難解でなければ、何となく想像は出来るものです。
事件自体は非常に未熟な内容なので、それ程外れた予想にもならないでしょう。

本の巻頭にもありますが、「誰が殴って、誰が殴られたのか、重要な点が置き去りになっていく感覚がありました」
番付や母国の社会的地位で、殴られた方に罪があったような結末となっています。

殴った方が悪いに決まっているじゃないか


怒り心頭です。
何故立場を利用され、一方的に頭蓋骨を骨折するほど殴られた方が引退(引退自体は本人の責任もある本読んで!)を余儀なくされ、母国で隠れるように暮らさねばならぬのか。
おかしいでしょう。
モンゴル人にはモンゴル人の考え方があるのかも知れません。
お国柄の文化はこちらにも分かりません。
だからこそ、おかしいでしょう。
頭を叩き割った後、そのまま深夜2時頃、横綱たちはラーメン屋に立ち寄ったそうです。
おぞましい。

当時のモンゴル人三横綱、相撲協会、全ての悪しき面が出た事件だと感じています。
この項目だけでも、読んで欲しいと感じています。
前後関係を知り目を通せば、どちらが嘘を(というか当人たちは全面的に認めています反省していないだけ)付いているのか分かります。
当時のメディアからは、貴乃花さんや被害者の貴ノ岩さんに非があるように報道されました。
違いますよ。
どうか、ご一読下さい。


少し脱線しますが、貴乃花さんの盟友、貴闘力さんをご紹介します。
貴乃花さんとは別の視点で、相撲協会に訴えかけておられます。

決して大袈裟ではなく、命懸けで相撲協会に訴えかけておられる、貴闘力さんの貴闘力チャンネル。
特にこの回は凄いです。

相撲協会が、絶対に知られたくないような内情が語り尽くされています。
私は最初から熟視しております。

彼は博打で解雇となりましたが、解雇までの経緯、正しく嵌められたとも言える場面を、赤裸々に語っています。
彼はこのYouTubeにより、相撲協会から嫌われ切っております。
というか、本人はいつか〇されると覚悟しています。
そのトバッチリから我が子にも被害が及んでいるにも関わらず、歩みを止めぬマンパワー。
彼自身、自分は博打が好きで隙の多い人間だと言っています。
だからこそ、彼の発言からは血の通った言葉を聞く事が出来るように感じています。
聖人君主のご立派な方では、この切り口で話せません。

貴闘力さんも仰っていますが、いつかこのチャンネルに貴乃花さんが出て欲しいと、私も同じ思いです。
貴闘力さんはもういけるところまでいっちゃっていますので、何を話しても大丈夫です。
メディアの規制は掛かりません。

理不尽に踏みつぶされた正義を語って欲しいです。
貴乃花さんの口から出る言葉は、愚痴不平不満でないこと、重々承知しております。
正しい人間に痛みがあらぬよう、相撲協会に属する未来の若者の為に、今一度貴闘力さんと肩を組み、善行を期待しております。

貴闘力さん、私はとっても好きな方です。
皆さまへもチャンネル登録されますこと、推奨いたします。


貴乃花さんの真摯なインタビューを熟読し、少しばかりではありますが、ご本人を知れたように感じました。
貴乃花さんの洗練された考え方、私はアスリートではありませんが、運動を用い勝負事を行う人間の心持ちを知り、人生の後学になったことが一番の収穫です。

その上で申し上げますと、貴乃花さんには大変なことがあり過ぎた…。
何て大変な人生なのでしょうか。
生まれから始まり、中学生での弟子入りにより、親子の縁を切る。
相撲だけなら神の領域に居られるようなお方でしたから、充実されていたと思われます。
ただ、相撲以外で、大変過ぎる…。

そこまで長くは書かれておりませんでしたが、父親の危篤時、本人を前にしての遺産騒動。
死を目前にした本人の前で、お金お金と罵詈雑言の応酬。
貴乃花さんはグロテスクだと表現されておりましたが、醜悪の極みです。

相撲協会との軋轢、いわれのない誹謗中傷。
普通の人間ならば、心が死んでいるでしょう。
私ならば耐えられない。

本人の曲げれない信念を通した不器用さもあるとは思われますが、それにしても、何て大変な人生なのでしょうか。
そんな折、目にしたレッドチェアのインタビュー動画。

何がどうであっても、これ程までに日本へ貢献した日本人横綱はおらんでしょう。

日本人の考え方、文化、風習を体現し、現代に生きる偉人です。


本物の侍ですよ。

なぜ…幸せでないのか…。
誰にも見られず死にたいなんて、仰らないでください。
貴方様にそんな言葉を言わせるのは誰なのですか。
心が痛みます。


勝手ながら、赤の他人が心を痛め過ごしておりましたが、まさかの吉報を目にしました。


マジかよ!


再会の仕方も、何て運命的なんだ!
それもレッドチェアの動画を見たのがキッカケ。
現ご夫人は、その動画を見て涙したそうです。
勝手ながら分かります涙
信じられないような、奇跡と呼べる再会と再婚です。

Instagramも始めたそうで、拝見しましたが、ふっくらされている!

幸せ太りとはこの事だ!
膝の古傷がありますので、太り過ぎは宜しくありませんが、幸せ太り、最高じゃないですか!
顔のケンが取れ、穏やかに見えます。
すぐさまフォローしました。
皆さまもフォローしよう!


ふっくらとされ、穏やかな投稿が挙げられています。
嬉しいです、とても嬉しい。
どうか、以後も変わらず、最愛の方と、温かい日々を過ごされて下さい。
貴方ほどの英雄、誰にも看取られず一人で死ぬなんてこと、ないようにして下さい。
最後の最後で、もう一度信じ切ってください。
絶対に大丈夫です、貴方様は報われないと。


それでもスーパースターの貴方様を、世間や周りが放っておきはしませんものね。
一般社団法人「貴乃花道場」を設立されたようです。

道場を通じ、未来を作る子供たちへ、相撲を通じ日本人の心を伝えていく。
素晴らしい試みだと思われます。
参議院選挙に出ないかと狂ったように打診は続くと思われますが、私はどちらの道に進もうとも、応援し続けます。
何か関われないかな~。


最後に、今回の記事は2週間ほど前に書き上げましたが、思い直しました。
私が目標にする記事を書かれている方々は、記事から事前の下調べが垣間見えます。
下調べもなくしての一筆書きは、読んでいて分かるものです。
私は、私がnoteの中で好きになった方々に、一筆書きで手軽に書いてんだなとは、思われたくないなぁと思いました。

毎度読むたび、クタクタに疲れてしまうような重厚な記事を目指すわけではありませんが、説得力のある記事を書きたいと考えました。

テーマに関わりのある本を読む、現地に向かう。
今年からは、何かしらの下調べを挟んだ記事を書きたいと考えています。
ネットで手軽に検索は、下調べじゃない。
今回の記事は2回全添削する事となりましたが、記事を置き読み直すなど、色々と勉強になりました。

滾る情熱を抑え、今まで以上に丁寧な記事を心掛けます。
お気軽な(特にストーリー!)な投稿は、是非Instagramをご覧下さい。

飽食だから、何食べたとかストーリーに下らない投稿してる…ヤダッ(//ω照♥


全力教室概要ページ


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古川真行 #全力教室
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